日経SYSTEMS購読者が読める有料記事の一覧
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2020年のクラウドを占う
2020年のクラウドを占う
最先端の技術、人材、戦略
クラウド活用の適用範囲が企業の中核システムへ広がってきた。従来のコスト削減に加え、DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する場として、クラウドにかかる期待は大きい。
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忙しいSEのための時短勉強法
成果は指数関数的に表れる 学びを継続させる思考法
新しいことを学びたいけれど、仕事やプライベートの予定などで既にスケジュールはいっぱい。「まとまった時間を取れないから無理」と諦めている人は多いかもしれません。また、一念発起して新しいことを学び始めたのに、忙しくて気がついたら挫折していた人も多いのではないでしょうか。
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Q&Aで早わかり 企業ユーザーのためのコンテナ活用法
自動化で開発が楽に 一般企業にもメリットあり
[第3回]コンテナの利用メリット
CIパイプラインの整備により、開発プロセスの「手戻り」を防げる。コンテナを使って実行環境の再現性を高めれば、CIパイプラインの自動化はより有効に機能する。利点の多いコンテナ技術は、一般企業にも導入する価値がある。
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読み手が納得する 勝負ドキュメント作成術
MECEの悩みを解消する「分類再現性」の概念
前回はロジカルシンキングの根拠付けの概念として「アブダクション」に触れた。今回はその点を踏まえた上で、ロジカルシンキングを代表する概念の1つ「MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)」の活用のコツを解説する。筆者が考案した「合目的性」…
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クラウドで実践!データ基盤の設計パターン
分析システムと人をつなぐ データカタログで資産を整理
[第3回]成長するデータ基盤
データ量の増加や活用が進むことでデータ基盤は成長する。成長する基盤では、データの在りかを把握できないといった問題が発生しがちだ。データ資産を整理し、アクセス効率を高めるのが「データカタログ」である。
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IT職場のトラブルQ&A
喫煙室を撤去したソフト会社 「個人の自由」に勝ち目は
ソフト開発会社に勤務しています。先日、会社から一方的に「たばこ休憩禁止」「喫煙室の撤去」を通知されました。業務中は我慢しますが、昼休みも外に行かないとたばこを吸えません。たばこは違法ではないので販売されています。個人の自由を会社が制限してよいのでしょうか。
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今すぐできる、現場で使える ITエンジニアのためのデザイン
組織でUXに取り組もう プロセスと方法論を整備する
[第2回]実践のための仕組み
現場でUXデザインに取り組むために欠かせないのがプロセスやメソッドだ。現場の実態に合うようにカスタマイズして利用することがポイントとなる。UXデザインを担う人材の育成について事例を基に解説していく。
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プログラミング言語 人気ランキング
プログラミング言語 人気ランキング
システム開発に利用するプログラミング言語に変化は生じているのだろうか。最近ではDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが進み、AI(人工知能)やIoT(インターネット・オブ・シングズ)機器を活用したシステム開発も増えている。デジタル化に取り組む企業ではデータ分析システムも欠かせない。
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DXプロジェクト 成功の勘所
構想フェーズで決める4項目 根幹はユーザー課題の想定
[第3回]サービス企画
DXプロジェクトの構想フェーズでは、基幹系システム開発プロジェクトと作業内容が異なる。「どう作るか」の前に「何をするか」を決める必要があるからだ。構想フェーズで決めるべき4項目と、このフェーズの根幹になる「サービス企画」の進め方を解説する。
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日経SYSTEMS TREND
大規模変革に取り組む国内企業は23% ほか
経済産業省所管の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が国産の新しいRDB(リレーショナルデータベース)を開発している。RDBの世界で近年、DBエンジンの作り直しが必須となる目覚ましい技術進化が起こっていることから、新規参入にも勝算があると判断した。
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カンタンIoT
API経由で自由に操作 アプリも作れる赤外線リモコン
現時点において部屋をスマート化するには、赤外線スマートリモコンを使う方法が最も現実的だろう。オンライン化されたテレビやシーリングライトを利用すればいい、と思うかもしれない。確かに通信プロトコルが公開されていれば、洗練されたスマートホームを実現できる。
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日経SYSTEMS TREND
AIでバグ修正時間を3割減 富士通と三井住友銀が実証実験
テクノロジー
富士通と三井住友銀行が共同で「潜在バグ」の修正案を提示するAIツールの実証実験を始めた。バグの修正時間を手作業に比べて3割減にできるという。
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2025年の崖を越える
ユーザーを「お客様」にしない 企業風土の変革も手がける
事業とITの両輪で取り組む推進体制
2025年の崖を回避するために必要なのはシステム対策だけではない。事業とITの視点を取り込んだ、DXに向く開発体制の構築が重要になる。開発者とユーザーに求められる新たな役割とは。
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2025年の崖を越える
難関はCASEとミドルウエア ブラックボックスを解く
技術的負債を解消せよ
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に向けてレガシーシステムのモダナイゼーションは待ったなし。しかしミドルウエアやCASEツールなどでレガシーはブラックボックス化している。どう解きほぐしDXにつなげられるのか。脱レガシーの現実解を探った。
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2025年の崖を越える
一枚岩のシステムを解体 徐々にマイクロサービスへ
ZOZOが挑む最新アーキテクチャー
ITが競争力に直結するネットサービス企業にも、2025年の崖の脅威は迫っている。15年前に基幹系システムを構築したZOZOはITアーキテクチャーの刷新を急ぐ。事業拡大や柔軟なサービス追加をしやすいシステムへ変える。
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プロマネ事件簿 邪魔モノを消せ!
突発的に舞い込む雑事 先送りせず片付けておく
[第3回]雑事
プロジェクトと直接関係のない事務作業を先延ばしにして、後から締め切りに慌ててしまう。プロジェクトの関係者が善意で招集した打ち合わせが、必要のない時間潰しになることがある。こうした雑事は先送りせず片付けておくか、無駄な仕事にならないようにすることが大事だ。
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日経SYSTEMS TREND
米グーグルが量子超越性を実証 量子コンピューターの実用化に弾み
テクノロジー
米グーグル(Google)は2019年10月23日(米国時間)、量子コンピューターが既存方式のコンピューターでは到達し得ない能力を持つことを示す「量子超越性」を実証したと発表した。54量子ビットを搭載する新量子プロセッサー「Sycamore(シカモア)」が、世界最高のスーパーコンピューターで1万年…
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すごいIT現場
会社の生き残り戦略 独立、出戻り大歓迎
このコラムでも何度か触れてきたが、少子高齢化による人手不足は深刻である。近い将来、AI(人工知能)やロボットに置き換わる仕事も多いと言われるが、現実問題として今、目の前にある仕事をこなせるのは「人」である。新卒の争奪戦はますます激化しているが、中途採用市場も勝るとも劣らない激戦区である。
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日経SYSTEMS TREND
日立がデータ洗浄の新サービス 分析の前処理時間をAIで短縮
テクノロジー
日立製作所は2019年10月2日、AIでデータをクレンジング(洗浄)するサービス「Data Preparation Service」を開始した。分析の前処理にかかる時間を短縮できるという。
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サイバー攻撃最前線
「サイバー衛生」重視のサプライチェーン攻撃対策
2020年はオリンピックイヤーというだけでなく諸外国の社会情勢の変化も予想され、サイバーセキュリティー領域への影響が懸念される。中でも、各分野でのセキュリティー強化の障壁となっているのはサプライチェーンを通じたサイバー攻撃だ。
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日経SYSTEMS TREND
DB管理者の不足を補う 専業ベンダーが協業で新サービス
ビジネス
Oracle Database(DB)の専門知識を持ったDB管理者(DBA)が減っていて、ユーザー企業からの依頼に対応しきれない―。こうした危機感からOracle DBの保守運用を専門とするITベンダー2社が新サービスを開始した
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Visual Basic一掃 待ったなし
落とし穴4:実行段階で不具合が判明
最後の落とし穴はプログラムを実行するまで可視化できないエラーへの対応だ。2つめの落とし穴でVB6.0からVB.NETへの移行にマイクロソフトのアップグレードツールを使ったとしても、手作業の変換が必要になると解説した。これはあくまでエラーがリポートされた箇所の話である。
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Visual Basic一掃 待ったなし
落とし穴3:ツール連携は作り直しも
同じく手作業が必要になるポイントがある。サードパーティー製品と接続するためのプログラムだ。アップグレードウィザードでは変換できずに手作業での対応が必要になる。これが3つめの落とし穴だ。
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Visual Basic一掃 待ったなし
落とし穴2:変換できないと手修正
では2段階のアップグレードをすればそのまま動作可能なVB.NETのソースコードに変換できるかというと、そう簡単にはいかない。自動変換できないプログラムが存在するからだ。
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忙しいSEのための時短勉強法
研修効果を高める方法 受講中にまとめノートを作る
皆さんには研修を受ける機会があると思います。新入社員研修、技術研修、管理職研修など企業が準備する研修や、自ら選んで参加する外部のセミナーや研修などです。短いもので数時間から終日、長いものでは数日間など所要時間も様々でしょう。
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Visual Basic一掃 待ったなし
落とし穴1:2段階マイグレーションが必要
Visual Basicの最後のバージョンであるVisual Basic 6.0(VB6.0)もすでにマイクロソフトは正式にサポートしていない。開発言語としてのVB6.0のマイクロソフトによるサポートは2008年4月8日に終了している。VB6.0の開発環境がインストールできるのも2017年4月11…
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Q&Aで早わかり 企業ユーザーのためのコンテナ活用法
一元管理と自動適用でコンテナ運用の負荷軽減
[第2回]Kubernetesの利用メリット
Kuberenetesを活用すれば、テストや本番など異なる環境で稼働させるコンテナの設定情報を一元管理できる。「一元的に管理し自動的に適用」という仕組みにより、Kuberenetesはネットワーク接続やボリューム管理などの課題も解決している。
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読み手が納得する 勝負ドキュメント作成術
論理に納得感を生み出す 「アブダクション」の仮説
前回に引き続き、ロジカルシンキングに基づく「論理構造」を持つ資料になぜ説得力が生まれるのかについて説明を進めていく。論理構造とは、結論を根拠によって支える構造を作ることである。今回は、論理構造においてどういう根拠付けになっていれば納得感を持ってもらえるのかについて解説する。
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クラウドで実践!データ基盤の設計パターン
拡張性と保守性を備える設計 ラムダアーキテクチャーを理解
[第2回]大企業のデータ分析基盤
分析用のデータ基盤には大容量データを素早く処理することが求められる。それにはラムダアーキテクチャーの設計概念が有効だ。AWSとAzureそれぞれで分析用データ基盤を構築する方法を解説する。
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IT職場のトラブルQ&A
支給日前の退職でボーナスなし 「もらえて当然」と訴えるSE
希望するIT企業への転職が決まり、6月末で会社を退職します。しかし、翌7月に在籍していないことを理由に賞与をもらえません。支給対象となる業績評価期間(前期)には在籍していましたし、面談も受けました。賞与をもらうのは社員として当然の権利だと思うのですが。
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イノベーションを起こす 開発チームの作り方
オフィス環境
生産性を最大化させる設備
イノベーションを起こすチーム作りには、オフィス環境も重要な要素です。Pivotalは生産性を最大化するようにオフィスをデザインしています。オフィススペースでは、メンバーが近くに座ることで席を立たずにいつでも質問をしたり、会話ができるように机を配置します。机と机の間の距離も理想的になるように計算して…
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イノベーションを起こす 開発チームの作り方
1週間の仕事の流れ
100パーセント集中して残業なし
ソフト開発工程での仕事の流れを紹介しましょう。開発チームが最も生産的に働けるように作業の枠組みを決めています。イテレーションと呼ばれる期間を定め、その枠組みの中で短期の目標を立てて活動します。イテレーションは1週間で、1日の活動時間は9~18時です。
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今すぐできる、現場で使える ITエンジニアのためのデザイン
計画的に「良いUX」を実現 開発時から仕組みを準備
[第1回]大規模システム開発
ウオーターフォール型の大規模システム開発でも良いUIの開発は実践できる。開発プロセス全体を通じてUIデザインの品質をアップする仕組みを作ろう。10年後も使いやすいシステムを維持できる準備に開発時から取り組もう。
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イノベーションを起こす 開発チームの作り方
基本になる3つの方法論
リーン、XP、UCDでメンバー編成
DXへの関心は、ITベンダーはもとよりユーザー企業でも高まっています。当社も多くの企業から問い合わせを受けています。内容は「イノベーション推進部門を発足したが、具体的に何をすればよいかわからない」「役員から言われてPoC(概念実証)を実施したが、次のステップが不明確である」「アジャイル開発による内…
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DXプロジェクト 成功の勘所
「DXはアジャイル」は間違い 開発プロセスを柔軟に選択
[第2回]開発プロセス
一般に、DXプロジェクトではアジャイル開発が適していると思われがちだ。しかし実際はそうとも限らず、ウオーターフォール型が向くケースが多々ある。プロジェクトの特性に応じて、開発プロセスを柔軟に採用しよう。
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日経SYSTEMS TREND
増税初日にシステム障害相次ぐ ほか
「2つのアベイラビリティーゾーン(独立性の高いデータセンター群、AZ)にまたがった冗長構成では不十分だった。これからは3つのAZによる冗長構成に変える」(大手ユーザーの技術者)
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カンタンIoT
リモコン使わずTVを遠隔操作 電源オン/オフをNode.jsで
どの家庭でも居間にある「家電の王様」といえばテレビだろう。しかしスマートホームの文脈でテレビを操作する場合、メーカー製のスマートフォンアプリか、赤外線信号を学習して複数の機器のリモコンを1台で操作可能にするスマート赤外線リモコン(赤外線学習リモコン)を使うしかない。
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日経SYSTEMS TREND
中国アリババクラウドがAIで攻勢 新AIチップでDXを加速
テクノロジー
中国アリババクラウドがAI(人工知能)活用で攻勢を強めている。AI専用の新チップセットを発表。自社のAIサービスの活用を深め、DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速したい考えだ。
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止まらないシステムの設計術
イベントから障害を想定 本番環境でテストを実施
障害発生ポイントを洗い出す
障害発生時の対応をあらかじめ準備しておくことが大切だ。それにはイベントストーミングが活用できる。TISと楽天の事例を見てみよう。
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止まらないシステムの設計術
APIを親子に分ける サーキットブレーカーは慎重に
APIのボトルネックを解消する
分散システムでは様々な原因によって処理が遅延する。止まらないシステムに欠かせないのがAPIのボトルネックの解消だ。サーキットブレーカーは復旧まで処理を肩代わりできるが、注意点もある。
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止まらないシステムの設計術
エラーの種類で対策を分ける 「半死に」ノードは自動削除
システムの復元力を高める
サービスを止めないためには素早い復旧作業が大切だ。分散システムでは冗長構成により完全停止を回避できる。システムの復元力を高める方法を学ぼう。
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止まらないシステムの設計術
キーを付与してデータを追跡 結果整合性を保証する
分散データの整合性を保つ
マイクロサービスでは分散したデータの整合性を保つのが難しい。回避法にはキーの付与や処理後のデータ突き合わせがある。NTTデータやTISの工夫を見よう。
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止まらないシステムの設計術
障害に強い分散システム 押さえたい4つのポイント
可用性向上策の常識が変わる
高可用性システムの作り方が変わってきている。クラウドでは多くのサーバーを並べる手法が有効だ。複数サーバーを分散配置し高可用性を実現する4つのポイントを押さえよう。
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プロマネ事件簿 邪魔モノを消せ!
受注前の作業を止められる 抜け道を探す対策は厳禁
[第2回]コンプライアンス
法律やガイドラインなど、必ず守らなければいけないルールが「コンプライアンス」である。コンプライアンス対応によって、作業が滞ったり、業務の遂行が不便になったりすることがある。対策は抜け道を探すことではなく、ルールを前提に効率化や問題の回避策を考えることだ。
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日経SYSTEMS TREND
住友生命がDX人材発掘に新手法 3種類のテストで適性を数値化
マネジメント
住友生命はグループ内のエンジニアからDXプロジェクトに向く人材を発掘する取り組みを始めた。DXへの適性を数値で見極め、適性が高い人材を積極的に起用する。
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すごいIT現場
イヤミに爆発寸前 最悪の引き継ぎ
Aさんは外資系企業の日本ブランチのITマネジャーのアウトソーサーとして経験豊富である。ワールドワイドではとても大きな企業なのだが、日本ブランチは数十人~百人以下くらいの規模で事業展開している会社を数社担当した経験があり、その分野では自信を持っていた。
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日経SYSTEMS TREND
システム開発に新会計基準 JISAが実務の「虎の巻」公表
マネジメント
企業の売上高に関する新たな会計基準である「収益認識基準」が、2021年4月以降に始まる事業年度から適用になる。現在の工事進行基準に代わりシステム開発の売上高の計上にも適用になることから、JISA(情報サービス産業協会)がITベンダー向けの実務指針を公表した。
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サイバー攻撃最前線
SIMの脆弱性を狙う攻撃 スマホが乗っ取られる恐れ
英AdaptiveMobile Securityは2019年9月、スマートフォンなどモバイル端末内のSIMカードの脆弱性を悪用する攻撃手法を発見したと発表した。携帯通信サービスのSMS(Short Message Service)メッセージを利用するもので、「Simjacker」と呼ばれる。
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日経SYSTEMS TREND
ふくおかFGがGoogleクラウド アプリはマイクロサービスで実装
ケーススタディー
ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は、新たに開業する銀行の勘定系システムを「Google Cloud Platform(GCP)」を使って構築する。ふくおかFGのシステム開発子会社のゼロバンク・デザインファクトリー(ZDF)、グーグル・クラウド・ジャパン、アクセンチュアが共同でシステムを開発し…
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IT資格実態調査2019
IT資格実態調査2019
いる資格、いらない資格
「今、どの資格を取るべきか」。IT関連資格の取得動向は、ITエンジニアに求められるスキルやノウハウの変化を映す。デジタルトランスフォーメション(DX)の台頭で、クラウドやAI(人工知能)関連資格に注目が集まる。日経 xTECH会員へのアンケート調査から、「いる資格」「いらない資格」を探った。
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忙しいSEのための時短勉強法
学んだ内容を図解しよう 周囲に発信して理解を深める
書籍やセミナー、研修、日々の仕事などで学んだら、その学びを次の仕事に生かせる状態にする必要があります。単純に「覚えた」「理解した」という状態では不十分です。学んだことを異なる状況でも頭の中から引き出して活用できるようにしておきます。いわばスキルや知識に再現性を持たせるのです。
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Q&Aで早わかり 企業ユーザーのためのコンテナ活用法
真価は開発効率アップ インフラ主導では危うい
[第1回]なぜ、コンテナが必要なのか?
コンテナが登場してきた背景には、システム開発・運用の効率化を支える仮想化技術の進化がある。仮想マシンの置き換えだけでなく、アプリのポータビリティー向上がコンテナのメリットだ。Dockerが実現する機能や、Kubernetesの必要性など、コンテナ活用の基本を押さえよう。
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読み手が納得する 勝負ドキュメント作成術
意外と間違いやすい 論理の「根拠」と「結論」
本連載で紹介している「ストラテジックライティング」の手法は、ロジカルシンキングをベースとした資料作成の方法である。目標とするところは、「読み手を納得させる」資料を作ることにある。
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クラウドで実践!データ基盤の設計パターン
ストレージの違いを押さえる 使い分けでコストを削減
[第1回]中小企業のデータ分析基盤
データの利活用が企業のデジタル化に重要な役割を果たす。データ基盤の構成次第でデジタル化の成否が決まると言っても過言ではない。代表的なクラウドサービスを利用した設計パターンを紹介する。
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IT職場のトラブルQ&A
誰も電話を取らない職場 腹を立てる若手社員
うちの職場は昼休みでも電話が鳴ります。しかし自分以外の人は誰も電話を取りません。席にいても知らんぷり。部門長が注意しても、「電話を取るのは若手の役目だ」と先輩社員は言います。若手は自分しかいません。とても腹が立つこの会社は問題にならないのでしょうか。
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開発現場のSlack活用術
Slack導入・運用の勘所 チャット疲れに要注意
ビジネス向けのチャットツールは多く存在するが、Slackはひときわ人気が高く採用企業も増えている。開発者としてSlackの運用に携わった経験を基に有用な機能と導入・運用のポイントを解説する。
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開発現場のSlack活用術
導入企業に学ぶSlack活用 プロマネの代わりがボットに
Slack導入を進める企業は、Slackアプリで社内外のサービスと連携したり、自作したボットを使ったりして開発生産性を向上している。ここでは、先進ユーザーの事例を見ていこう。
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ITエンジニアのためのデザインの基本
ユーザーの目線に立つ利用現場を観察しよう
[最終回]より良いデザインのために
より良いUX(ユーザーエクスペリエンス)に欠かせないのが、ユーザーの目線に立つことだ。観察や調査、チェックツールを使った自己診断など、ユーザーの立場に立てる方法は様々ある。個人での資格取得や組織としての人材育成など、UXの向上に向けて取り組みを続けよう。
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開発現場のSlack活用術
手軽に連携 開発ツールのハブになる
開発現場にビジネスチャットツール「Slack」の導入が広がっている。メールに代わる新たなコミュニケーションツールとして活用する事例が増えているのだ。Slack Japanの佐々木聖治カントリーマネジャーは「Slackを使い業務を進めているデイリーアクティブユーザー(DAU)は、世界中で1000万人…
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DXプロジェクト 成功の勘所
3つの点で基幹系開発と異なる 要件をユーザーに求めるな
[第1回]基幹系プロジェクトとの違い
デジタルトランスフォーメーション(DX)のプロジェクトには相応の進め方がある。特に「プロジェクトの内容」「採用技術」「体制」は基幹系システムの開発とは大きく異なる。プロジェクトマネジャーは違いに留意する必要がある。
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日経SYSTEMS TREND
内定辞退予測を廃止したリクナビ 判断誤らせたドル箱データの誘惑 ほか
2019年8月2日までに、国内IT大手4社について、2019年4~6月期の連結決算が出そろった。日立と富士通は減収減益。富士通は営業利益が前年同期比95.7%減と大きく後退した。NECとNTTデータは増収増益。NECが4~6月期で営業黒字となるのは11年ぶり。
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カンタンIoT
電光掲示板のようなスマート時計 ひらがな、漢字も自在に表示
IoT(Internet of Things)ブームによって、さまざまな「スマートなんちゃら」が登場し続けている。そんな中「スマートクロック」と聞いて、どのような時計を想像するだろうか。もちろん「スマートウォッチ(腕時計)」ではない。今回はそんな変わり種のデバイスを紹介しよう。名前の通りスマートな…
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日経SYSTEMS TREND
i2創業者の新会社が日本上陸 SCM市場に再参入へ
ビジネス
新たなSCM(サプライチェーン管理)ベンダーが本格的に日本でビジネスを開始する。20年前にSCMのトップベンダーだった米アイツーテクノロジーズ(i2 Technologies、i2)の創業者が再び作ったという点で注目を集めている企業だ。
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失敗しないPoCの進め方
ANAに学ぶPoC実践法
半数以上のサービス化に成功 潜在的な業務課題を見つける
経済産業省が選ぶ初代「DXグランプリ」に輝いたANAホールディングス。同社は年間20件を超えるPoCを実践し、その半数以上を実サービス化している。その秘訣をANAのデジタル化キーパーソンが伝授する。
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失敗しないPoCの進め方
プロジェクト停滞の原因と対策
サービスや検証内容を明確に成功に導く3つの視点
PoCを実サービスにつなげられるかどうかが問われている。リーダーやメンバーはPoCを成功させるために何をすべきか。取材を基にプロジェクトが停滞する原因とその対策を探った。
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日経SYSTEMS TREND
やる気の可視化で生産性向上 NTTデータがアジャイル新施策
ビジネス
NTTデータがEmotion Techと組んで、エンジニアのモチベーション(やる気)を可視化するサービス「SI-Tech」を開始した。アジャイル開発チームの生産性向上を狙う。
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プロマネ事件簿 邪魔モノを消せ!
業務終了放送で会議中断 突発作業は極力減らす
[第1回]働き方改革
働き方改革法案が2019年4月から順次施行され、その影響がプロジェクトの阻害要因となっている。かといって、法律や会社の制度は無視できないし、だらだらと長時間働くのも本意ではないはずだ。法律や制度を前提として、プロジェクトのリソースやタスクをコントロールする仕組みが必要だ。
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すごいIT現場
カネでは動かない? 企業が欲しがる精鋭
最近、IT関連のニュースで頻繁に見かけるのが「若手社員でも市場価値が高ければ、高額報酬で採用する制度を導入する」といった記事だ。NECは若手研究者を対象に新しい報酬制度を取り入れ、新卒でも実績を上げれば年収1000万円以上を支払うという。
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日経SYSTEMS TREND
AI活用を成功させる方法論 三菱ケミカルHDが無償公開
エンジニアリング
化学大手の三菱ケミカルホールディングス(HD)は機械学習を使った業務改革プロジェクトで定義すべき12項目をまとめた「機械学習プロジェクトキャンバス」を考案した。一定の条件下で使用を許可するクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで2019年7月から無償公開している。
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、「3度目」の大障害はもう起こらないのか
「人が育った」。みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長はシステム完全統合プロジェクトの成果についてこう述べた。取材に応じたみずほ幹部、現場のシステム担当者、プロジェクトを支えたITベンダーの幹部も同じ話をしていたのが印象的だ。
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほFG坂井社長独占インタビュー、進退賭け臨んだシステム統合のすべて
自身の進退を賭けて指揮を執り、みずほ最大の経営課題を解決した。経営トップとしてプロジェクトにどう関与し、開発現場をどう支えたのか。苦節20年、みずほの社長が初めて日経コンピュータの単独取材に応じた。
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サイバー攻撃最前線
終わりなきサイバー攻撃 「認知攻撃ループ」で対策
サイバー攻撃の一連の流れとその防御策を示した「サイバーキルチェーンフレームワーク」がサイバーセキュリティー対策に与えた影響は非常に大きい。しかし2009年に提唱されたこのフレームワークでは、技術進歩が速い現在のサイバー攻撃の実態にそぐわないとの指摘もある。
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日経SYSTEMS TREND
ヴイエムウェアがコンテナ新戦略 vSphereにKubernetesを実装
テクノロジー
米ヴイエムウェアが新たなKubernetes戦略「VMware Tanzu(タンズ)」を発表した。2019年8月に米国サンフランシスコで開催した「VMworld 2019」で、VMwarevSphereにKubernetesを組み込む計画を明かした。巨大なインストールベースを背景に、Kuberne…
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、経費率「万年メガ3位」の汚名返上なるか
みずほフィナンシャルグループ(FG)の経費率は2019年3月期で79%と、三井住友フィナンシャルグループの60%、三菱UFJフィナンシャル・グループの71%と比べて高い。今後は新システム「MINORI」を活用することでIT・事務コストの削減を目指す。2023年度までの5カ年計画で経費率を現在よりも…
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、「5年で720億円」コスト削減計画の現実味
みずほフィナンシャルグループ(FG)は新システム「MINORI」の導入によって、今後アプリケーションを開発するコストを3割程度削減できると見込んでいる。
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、システム刷新の「成果」は得られるのか
みずほ銀行の新勘定系システム「MINORI」が稼働することで、営業店は大きく姿を変えることになる。利用者が紙の伝票(依頼書)を書く机や、伝票を従業員が受け取るハイカウンター、その後ろで営業店端末を操作する事務系職員が店舗から姿を消していく。営業店は従来の事務拠点から、本当の意味での営業拠点へと変わ…
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、職員1万7000人に4年がかりで操作研修
新システム「MINORI」への移行に伴い営業店の事務手続きは大きく変わった。移行初日から業務をスムーズに回すために、入念な準備が欠かせなかった。みずほフィナンシャルグループ(FG)は約1万7000人の事務担当者などに座学の研修を受けさせたうえで、約400ある全店でそれぞれ6回にわたるリハーサルを展…
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、移行時に活躍した「天眼システム」の正体
システムの品質をいくら高めても移行でミスが出れば、それまでの苦労は水の泡だ。トラブルなく新システム「MINORI」の全面稼働にたどり着けた裏には移行作業の進捗を管理・共有できる仕組みを整えていたことがある。事前の入念な訓練も奏功した。
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、「移行」でATMを9回も止めた事情
新システム「MINORI」へのシステム移行に際して、週末にATMなどを停止させた回数は計9回。移行に要した期間は丸1年に及んだ。何回にも分けて移行することで、万が一トラブルが起こった際の影響範囲を小さく抑える狙いだった。
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、中核の開発拠点を「中目黒」に設けた理由
世界最大級のシステム構築プロジェクトだけに、システム開発の実務を取り仕切ったみずほ情報総研(IR)は開発拠点の確保に苦労した。拠点を集約すれば効率は高まるが、オフィスの広さや賃料などがネックになり、複数に分散せざるを得なかった。
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、開発が特に難航した2つの業務アプリとは
新システム「MINORI」の開発プロジェクトを進めるなかで、みずほフィナンシャルグループ(FG)は開発完了時期を2回延期している。1度目と2度目でそれぞれ事情は異なる。
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、8000人を統制したプロジェクト管理術
ピーク時で約8000人が関わった世界最大級のシステム開発案件だけに、みずほフィナンシャルグループ(FG)はプロジェクト管理に特に気を配った。傘下の銀行やシステム開発会社に横ぐしを刺す横断組織を設け、会社や部門間の利害対立を調整し、全体最適の視点で意思決定を下した。
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、「スパルタ」で挑んだ要件定義
新システムの「MINORI」は完全な新規開発だ。旧みずほ銀行(BK)の旧勘定系である「STEPS」や旧みずほコーポレート銀行(CB)の「C-base」、みずほ信託銀行(TB)の「BEST」からはコードを一切引き継いでいない。
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、参加ベンダー「約1000社」の衝撃
新システム「MINORI」の開発に参加したITベンダーの数は、前代未聞の規模に膨れ上がった。取りまとめ役であるみずほ情報総研(IR)の1次委託先だけで70~80社。2次委託先、3次委託先を合わせると約1000社に上る。総務省の調査によると情報通信業を手掛ける企業数は5474社で、子会社や関連会社を…
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、メインフレームは無くせたのか
みずほフィナンシャルグループ(FG)は新システム「MINORI」の構築に当たって「基本的にオープン技術を採用した」(みずほ銀行の間仁田幹央IT・システム統括第一部次長)。多くの業務アプリケーションがLinux/UNIXサーバーで稼働している。ただし大規模な処理能力と高い信頼性が求められる領域だけは…
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、時代遅れのバッチ処理は「解体」できたのか
みずほ銀行は2002年4月と2011年3月に起こした2度の大規模システム障害で、合計350万件を超える振込遅延と数万件の二重引き落としを発生させた。新システムである「MINORI」への移行後はこうした大トラブルは減る見込みだ。トラブルの原因となった大量バッチ処理を解体したからだ。
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、勘定系の「老朽化」問題は解決したのか
みずほ銀行は新勘定系システムである「MINORI」にSOA(サービス指向アーキテクチャー)を採用した。アプリケーションをコンポーネント化(部品化)することでシステム変更の柔軟性を保ち、保守性を高める狙いだ。同行は今後のアプリケーション開発にかかる期間を約3割短くできると見込む。
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、構想から完成まで20年かかったワケ
旧第一勧業銀行、旧富士銀行、旧日本興業銀行の3行が経営統合を発表したのは1999年8月のこと。旧3行は当時から老朽化していた勘定系を早期に全面刷新する計画だった。しかし全面刷新には2度挫折。3度目の正直として2011年に新システム「MINORI」の開発を本格化し、構想から20年後の2019年7月に…
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、本当に「全面再構築」したのか
みずほフィナンシャルグループ(FG)のシステム刷新プロジェクトを、口の悪いIT業界関係者はなかなか完成しないスペイン・バルセロナの教会にちなんで「IT業界のサグラダ・ファミリア」とやゆした。2011年6月に本格化したプロジェクトが、「そもそも何をやっていた?」と疑問が出るほど長引いたのは、銀行シス…
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35万人月、みずほ銀行システム統合の謎
みずほシステム統合の謎、総費用35万人月はスカイツリー何本分か
みずほフィナンシャルグループ(FG)は新勘定系システムである「MINORI」の構築にいくら投じたのか。2011年にプロジェクトを始めてからの投資額をみずほFGは「4000億円台半ば」としている。東京スカイツリーの建設費7本分に相当する。
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3大ECサイト 実態調査
3大ECサイト 実態調査
注目機能の出来栄え評価
商品を手軽に購入できるECサイトは、消費者にとって欠かせない存在だ。ECサイトには、最新のWeb技術が盛り込まれ、UI/UXの改善が繰り返されている。技術者が参考にできる画面設計や機能は多い。では、技術者はECサイトのどんな機能を評価して使っているのだろうか。日経 xTECH読者へのアンケート調査…
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忙しいSEのための時短勉強法
スキルを要素分解して習得 3点セットで効率良く振り返り
プレゼンテーションスキルやプロジェクトマネジメントスキルなどはITエンジニアに必要なビジネススキルです。ただ、これらのスキルは、読書や研修などの座学だけで学ぶことは難しい領域です。座学で学習するだけではなく、日々の業務を通じてそれらのスキルの要点をどれだけ学び取れるかが、効率良くスキルを向上させる…
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実践!マイクロサービス導入法
Kubernetes土台に標準化 IstioやK Nativeも実用へ
[最終回]マイクロサービスの進化
マイクロサービス関連技術は、コンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」を土台に標準化が進んでいる。サービスメッシュの「Istio」、自動運用のための「Kubernetes Operator」、サーバーレスを実現する「K Native」などだ。今後のKubernetesの導入を見据え…
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読み手が納得する 勝負ドキュメント作成術
分析した論理構造を使って ダメ文章を組み立て直す
前回と前々回で、非常に分かりにくい文章を理解するために、文章の構造を分析する方法を説明した。分析に用いたのは、課題解決や業務の流れを表す構造である。構造を分析することで、書き手が伝えたい意図を明らかにした。
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IT職場のトラブルQ&A
裁量労働制に不満ぶつけるSE 残業代が少な過ぎる
SEです。当社は裁量労働制を導入しており、残業手当の代わりに裁量労働手当が支給されています。しかし、毎日残業があり、明らかに手当が少ないと感じています。上司に不満をぶつけても、会社の決まりなので仕方がないとのこと。こんな状態は許されるのでしょうか。
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デジタル化を支える データ基盤の設計パターン
業種・業界ごとにデータ共有 連携しやすい基盤が肝に
[最終回]データ基盤の未来像
複数の企業が保持するデータを共有し、イノベーションを促進する動きが加速しそうだ。国内では業種・業界ごとにデータプラットフォームの構築が官民で進んでいる。データプラットフォームを活用する際に必要な要素を説明する。
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今日から役立つ!テストの小ワザ
テスト計画の小ワザ
手間や準備はそれほどいらないが、知っていると生産性や品質の向上に役立つ―。ソフトウエアテストにまつわる、そんな小ワザを紹介しよう。一般的なテストプロセスで使えるものと、アジャイル開発で役立つもの、合計12個の小ワザを用意した。