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日経ものづくり購読者が読める有料記事の一覧

  • 独フラウンホーファーの研究力

    学際領域もカバーする独フラウンホーファー研、経済や労働環境も研究テーマ

    Part5 境界領域

     フラウンホーファーの労働経済・組織研究所(IAO)は人間に関するテーマの研究に力を入れる研究所だ。シュトゥッツガルト大学の職業科学技術管理研究所(IAT)と協力関係にあり、「人と作業環境」「人と組織」「人とイノベーション」といった境界領域の研究テーマを取り扱う。

  • 独フラウンホーファーの研究力

    中小企業こそインダストリー4.0、独フラウンホーファー研の導入戦略

    Part4 地域振興

     フラウンホーファーのオプトエレクトロニクス・システム技術・画像処理研究所(IOSB)は複数個所に拠点がある。工業オートメーションを担当するのが、レムゴーに拠点を置くIOSB-INAだ。レムゴーはドイツ西部のノルトライン=ヴェストファーレン州(NRW)のデトモルト行政管区、通称「OWL(オストヴェス…

  • 独フラウンホーファーの研究力

    世界が頼る独フラウンホーファー研、唯一無二の技術が牽引

    Part3 先端技術

     フラウンホーファーに世界中から共同研究や委託研究の依頼が舞い込むのは、各研究所が最先端の技術力を有しているからだ。さまざまな研究機関を探して、フラウンホーファーにたどり着いたという声も聞く。以下、特徴的な技術のいくつかを紹介しよう。

  • 独フラウンホーファーの研究力

    人材交流のハブとなる独フラウンホーファー研、産学連携のギャップを埋める

    Part2 産学連携

     ドイツのアーヘン市で2018年5月初旬、レーザー技術に関する国際会議「AKL’18」が開催された。ドイツを中心に世界各国から661人の参加者が、最先端のレーザー技術とその市場動向に関する研究発表を目当てに集まった。この国際会議を主催したのがフラウンホーファーのレーザー技術研究所(ILT)だ。

  • 独フラウンホーファーの研究力

    「産業ニーズ主導」で全てが動く、独フラウンホーファー研の基本ルール

    Part1 総論

     欧州最大の応用研究機関とされるドイツのフラウンホーファー研究機構。年間予算23億ユーロ、約2万5000人のスタッフを抱える巨大な組織だ。その最大の特徴は、産業界の具体的なニーズに応えられる研究力にある。民間企業からの委託研究、産業ニーズ主導の研究に力を入れる。

  • 独フラウンホーファーの研究力

    図解!フラウンホーファー研究機構の全貌

     23億ユーロの予算と2万5000人以上のスタッフを抱える巨大研究組織フラウンホーファー。ドイツ各地でエネルギーや通信・情報、生活・サービスまで多岐にわたる分野の研究を推進している。

  • EDITORS' ROOM:おすすめの一冊

    技術者としての基礎力を高める

     設計者、生産技術者向けに、機械のトラブルの解決策を解説した一冊。「回転軸受けの軸方向のガタの除去」「ヒートサイクルが加わる部品の固定ネジの緩み」といった具体的な55のトラブルを取り上げ、その機械や部品の構造、基本的な技術を解説した上で、トラブルの原因と対策を示している。

  • 特集2

    自動運転のその先へ、「心地良さ」高める技術が続々~人とくるまのテクノロジー展報告

     自動車関連技術の展示会「人とくるまのテクノロジー展2018 横浜」が2018年5月23~25日に開催された。自動運転技術の開発が“既定路線”となる中、目立ったのは部品メーカーによる「次の一手」だ。すなわち、自動運転車が当たり前になる時代を見越し、新たな価値を提供する製品の開発に力を入れている。中で…

  • 挑戦者

    フラウンホーファーILT所長にして教授、故に産学連携の核に

    ラインハート・ポプラーヴェ(フラウンホーファー研究機構 ILT所長/アーヘン工科大学 教授)

     欧州最大の応用研究機関であるフラウンホーファー研究機構。同機構レーザー技術研究所所長のラインハート・ポプラーヴェ氏は同時にアーヘン工科大学の教授として学生を教える立場でもある。研究所でレーザー研究の最先端に居続けながら、民間企業の視点を理解し、産学連携を推進する核となっている。独特の産学連携手法と…

  • ニュースの深層

    品質不正、原因は「品質保証業務の軽視」、SUBARUと三菱マテで新たな不正発覚

     品質不正問題が収束を見せない。SUBARUと三菱マテリアルでは新たな不正が発覚。SUBARU代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)の吉永泰之氏と、三菱マテリアル代表取締役社長の竹内章氏の両トップが引責辞任し、共に代表権のない会長に退く。この他、宇部興産は品質データ偽装問題に関する最終調査報告書(…

  • レポート

    マツダが技能継承、カシオは官能検査、AI/IoT応用が見えたFACTORY名古屋

     2018年6月13〜14日に名古屋市中小企業振興会館で開催された「FACTORY 2018 名古屋」(図1)。このイベントにおけるマツダとカシオ計算機などの講演内容を紹介する。

  • ものづくりQUIZ

    杜仲茶が新素材に、出来た製品とは?

     脂肪分とカロリー、塩分がゼロの健康茶として知られる杜仲茶。杜仲茶は「トチュウ(杜仲)」という木の葉を煎じたものだが、一見すると枯れ葉のような写真は杜仲の木になる「種」を乾燥させたものである。この種が、飲料でも食料でも漢方薬でもなく工業材料として利用され、近く製品化を目指して開発中である。さて、この…

  • レポート

    三菱電機、ファナックが牽引する工場IoT基盤、両陣営に問われる競争と協調

     「2017年11月の発足から5カ月で会員企業は140社以上に増えた」。工場IoT(Internet of Things)のオープンプラットフォームを推進する一般社団法人Edgecrossコンソーシアムの金井正一代表理事は、活動の手応えをこう話す。

  • 世界が驚く日本の微細加工技術

    ドイツ人も驚くΦ0.01mmのエンドミル

    第7回

     今回から、微細加工技術の基本を考えていきます。普段は私たちの目に触れませんが、微細加工には工具と加工設備が不可欠です。そして、工具の中でも代表的な存在が切削工具であり、加工設備の中で代表的な存在が切削工具を使用する工作機械です。

  • トヨタ流人づくり

    品質の緩みを防ぐには

    第49回

     一連の品質不正問題の影響を受けて、我が社でも品質保証体制の再点検を行っています。幸い、改ざんなどの不正は起きていないのですが、再点検の過程で分かったのは品質水準の低下です。

  • レポート

    複数要求を満たす「セットベース設計」、電通大の理論をフォトロンが製品化

     フォトロン(本社東京)は2018年6月29日、「強くて、軽い」といった複数項目から成る要求仕様を同時に満たす設計案を半自動的に導出する設計支援ツール「PSD(Preference Set-Based Design)ソルバー」を発売した。設計対象の製品に対する強度、質量などの要求仕様と、寸法や材料特…

  • 山根一眞と写真が語るアルマ電波望遠鏡

    温度差40℃で熱変形させない設計

     南米チリ、アンデス山脈のアタカマ砂漠にある海抜5000mの高地に建設されたスーパー電波望遠鏡「アルマ(ALMA)」は全66台のパラボラアンテナで構成される世界最高の巨大電波望遠鏡(干渉計)である。天体からの微弱な電波を受信するアンテナの設計では熱対策がポイントになる。これを担当した三菱電機の技術者…

  • 事故は語る

    整備不良でエレベーターが異常挙動、摩耗粉がブレーキの動作の障害に

     停止するはずのエレベーターのかごが上昇。扉が開いた状態でかごの床と建物の床に30cm以上の段差が生じた。けが人はなかったが、国土交通省は「重大事故につながる可能性もあった」とみて事故原因を調査。2018年3月に公表された報告書は、整備不良で生じた金属の摩耗粉が障害の原因となり、ブレーキが正常に動作…

  • 技術者塾 INTERVIEW

    AIの理解なくして産業の進歩なし

    スタージェン会長 鎌谷直之氏

     企業が人工知能(Artificial Intelligence:AI)を取り入れる動きが高まっている。一方で、事業にどのようにAIを活用し、結びつけていけばよいのか頭を悩ませている日本企業も多い。「技術者塾特別編:技術の宝探し」で「AIを上手に活用して成功を勝ち取る事業戦略の立て方」の講座を持つ、…

  • 設計者を目指す若手のための國井設計塾予備校

    プレゼンはいきなり作成するな

    第4回

     設計コンサルタントとして多くの日本企業を指導する國井良昌氏が、若手技術者を対象に、将来設計マネージャーとして世界で戦うために必要な心得をQ&A形式で指南する。

  • 数字で見る現場

    製造業技術者にオープンイノベーションの意識を調査~意欲は高いが権利の帰属が心配

    調査テーマ「オープンイノベーション─研究開発のオープン化」

     「世の中の技術革新のスピードは速い」「自社の技術だけではニーズに対応しきれない」─“自前主義”と一線を画す回答が多数派になった。オープンイノベーションに向けた意欲は高い。しかし、実際に取り組んでいる企業の数は多くはない。課題として「知的資産に関する権利の帰属があいまいになる」点を不安視する回答者が…

  • ニュースの深層

    Mg製の鉄道車両実現に一歩前進、新幹線を想定して部分構体を試作

     マグネシウム(Mg)合金の材料開発が進み、用途が広がっている1)。例えば、東邦金属と熊本大学先進マグネシウム国際研究センターは、福田金属箔粉工業(本社京都市)と共同で、直径30μmという極細のMg合金ワイヤーを開発した。生体吸収性を持つ極細線のMg合金は、埋め込み型医療機器の材料として期待されてい…

  • 技術を引き継ぐ技術

    ピンチかチャンスか、若手への技術移転に本気

    part1 総論

     岡野工業(本社東京)が廃業する。「痛くない注射針」をはじめ、高い技術力で世の中にない製品を次々と生み出してきた超優良中小企業とその技術が、後継者不在のため2年後に消滅する。右に出るものがないと言ってよいほど、技術力だけでなく社会的評価も知名度も高い企業であっても、技術を次世代に伝える困難さに勝てな…

  • 技術を引き継ぐ技術

    設計手順を細かく分析し標準化、計算書に検討根拠を明示

    Part2 事例〔スチールプランテック〕

     スチールプランテック(本社横浜市)は、同社が設計・製造・据え付け・サービスを手掛ける製鉄設備用機械について、設計手順を細かく分析し標準化する取り組みを実施している。一定の手順に沿って、各工程での意思決定の根拠や妥当性を1つひとつ確かめながら設計を進められるようにした。

  • 技術を引き継ぐ技術

    ベテラン頼りの生産計画、ノウハウをAIが引き継ぐ

    Part2 事例〔新日鉄住金〕

     製鉄の生産計画の立案には、ベテランの知見による職人技が必要といわれてきた。製品に仕上げる下流の工程は受注情報を基に生産を進めるが、上流の製鋼工程は高炉を含めて連続操業が前提になるからだ。このため、生産計画は上流側と下流側のバランスを取りつつ最適なものにする必要がある。「上流工程と下流工程の境界とな…

  • 技術を引き継ぐ技術

    創業者が発明した建設機械、原理原則に戻って設計を見直す

    Part2 事例〔技研製作所〕

     若手が一人前になるのに10年かかってしまう─。技研製作所常務取締役の前田みか氏は、技術部門の担当になったときに感じていた。設計をどう進めるかがベテランの頭の中にしかなく、若手は指導役のベテランのやり方をそのまま踏襲するしかない。しかも、ベテランによって設計の進め方はまちまちであり「機種によって担当…

  • 技術を引き継ぐ技術

    属人的作業をデータで表現、カメラの記録で失敗動作を振り返る

    Part2 事例〔日本電鍍工業〕

     日本電鍍工業(本社さいたま市)は電気めっきを手掛ける従業員66人の企業。新しい生産管理システムの導入を現在進めている。属人的な作業をやめて情報とノウハウを共有しよう、との考え方でシステム構築を進めており、業務効率化だけが目的ではない。

  • 技術を引き継ぐ技術

    家業の技術だけを引き継ぎ、高精度加工を生かして新会社

    Part2 事例〔DG TAKANO〕

     2代続いた家業の工場を引き継がずに、技術だけを引き継いだ企業がある。DG TAKANO(本社東京)。代表取締役の高野雅彰氏が2008年に創業したベンチャー企業だ。精度2μmの切削加工ができる技術と設備を父親の工場から引き継ぎ、製品開発に生かしている。

  • 世界が驚く日本の微細加工技術

    目に見えないドリルで究極の穴開け加工

    第6回

     我々の生活に欠くことのできない必需品となったスマートフォンを製造する際にも、微細加工技術が重要な役割を果たしています。スマートフォンの部品点数は約1000点といわれます。その多くは電子部品および電子部品で構成される複雑な電子回路です。こうした電子部品や電子回路は、必ず出荷前に正常に作動するかどうか…

  • 挑戦者

    廃業まで2年、今からでも教えたい

    岡野雅行(岡野工業 代表社員)

     「痛くない注射針」「1枚板から電池ケースを深絞り」など世の中にない製品を高いプレス加工技術で生み出してきた岡野工業。代表社員の岡野雅行氏が85歳になったのを機に、廃業を決めた。跡を継ぐ人はいない。やりたいことをやって仕事には全く悔いはない。しかし、技術を伝えられないのは心残りという。

  • ものづくりQUIZ

    ”コーヒーかす”のキャパシター。そのメリットは?

    背後にある、山のように積み上げられた物体。一見すると土のように見えるが、実はこれは “コーヒーかす”。コーヒー豆を焙煎して粉末状にし、コーヒー飲料として成分を抽出した後の成れの果てである。写真は、飲料工場の敷地内に蓄積されたものだ。このコーヒーかすから、「電気2重層キャパシター(EDLC)」の電極を…

  • ニュースの深層

    BMWが3Dプリンター製部品を量産車に、樹脂から金属に置き換えて4割軽く

     ドイツ・ビーエムダブリュー(BMW)グループは、2018年4月に日本で発売したオープンカーの新型「BMW i8 ロードスター」に3Dプリンターで造った部品を採用した。樹脂の射出成形品をアルミニウム(Al)合金の3Dプリンター製部品に置き換えることで、強度向上と軽量化を実現した。2018年5月にドイ…

  • ニュースの深層

    三菱電機、ファイバーレーザーで無火花溶接、パナは半導体レーザー溶接をワンストップで

     日本メーカーによる新しいレーザー溶接技術の開発が相次いでいる。三菱電機によると、レーザー溶接機の市場は年々伸びており、2017年はグローバルで2500億円規模を超えたとみられている。ガス溶接やアーク溶接に比べて、位置精度が高く、ロボットによる自動化に対応しやすいためだ。

  • レポート

    3Dプリントの不良発生をAIで未然に防止、材料粉末の変化を画像から稼働中に検出

     SOLIZE(本社東京)とSOLIZE Products(本社神奈川県大和市)は、人工知能(AI)技術を活用して3Dプリンターによる造形品質の向上を実現するプロジェクトを進めている。造形状態をカメラで撮影した画像から、不具合につながりかねない症状の種類と程度をAIで判断し、造形条件の変更など適切な…

  • レポート

    中国で発信、欧州と日本のEV戦略、「北京モーターショー2018」報告

     北京EVショー─。中国・北京で2018年4月27日~5月4日に開催された「Auto China 2018(北京モーターショー2018)」は、さながらそう呼べるイベントとなった。欧州と日本の自動車メーカーがこぞって電気自動車(EV)戦略を世界に発信したからだ。

  • レポート

    クルマの外装にUV硬化塗装樹脂、大手自動車メーカーが世界初採用

     日本ペイント・オートモーティブコーティングス(本社大阪府枚方市)は、紫外線(UV)硬化型着色クリヤー塗料(以下、UV硬化塗料)が自動車の外装用樹脂部品に採用されたと明らかにした。大手自動車メーカーが量産車などのセンターピラーで実用化した(図1)。UV硬化塗装の樹脂部品が自動車の外装に使われるのは「…

  • レポート

    アイリスオーヤマのLED照明新工場、生産自動化で首都圏の需要急増に対応

     アイリスオーヤマは、LED照明の生産と関東圏における物流供給機能を担う新工場「つくば工場」(茨城県稲敷市)の稼働を開始した。同社にとって9番目の国内工場となる。

  • レポート

    過去最高が相次ぐ2018年3月期決算、不祥事の影響は自動車関連で大

     2017年度(2018年3月期)の決算が2018年5月中旬に出揃った。製造業はおおむね好調で、円安や原価低減の取り組みなどで増益を確保した企業が多い。

  • レポート

    スバルの燃費・排出ガス測定値書き換え、現場の不正を許した仕組みと動機

     SUBARU(スバル)は2018年4月27日、2017年12月に発覚した完成検査時の燃費・排出ガス測定の不正行為についての調査結果を公表した。少なくとも2012年12月から2017年11月までデータの書き換えが行われていた。その台数は903台に上る。対象車種は同社群馬製作所の本工場と矢島工場で生産…

  • 特集2

    LIXIL深谷工場の挑戦

    自律ロボットで面取り加工、完全無人で荷さばき

     自律制御型ロボットによるセラミックトップの面取り加工、荷さばきの完全無人化—。システムキッチンを生産するLIXIL深谷工場が、さまざまな工場改革に取り組んでいる。部品加工から組み立て、出荷までの全自動化を進めるための布石だ。目標は2022年。高品質の製品を、効率良く生産する工場の構築を目指す。

  • 特別レポート

    Hannover Messe 2018報告、協働ロボットをより身近に、5Gも活用

     「Industrie 4.0」を推進するドイツで世界最大級の産業技術の展示会「Hannover Messe 2018」(ドイツ・ハノーバー)が4月23〜27日に開催された。出展社数は約5800社で、2016年の日本国際工作機械見本市(JIMTOF)の約6倍である。来場者数は21万人。工場のスマート…

  • 事故は語る

    NEDOの実証試験設備で水素爆発、配管凍結で想定外の酸素混入

     2017年11月30日、北海道・苫前町にある新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の設備で爆発事故が発生した。爆発したのは風力発電の余剰電力を利用した水素製造の実証設備の一部。ちょうど試験を始めたばかりだった。発端は、北海道の厳しい寒さによる酸素ガス配管内の凍結だった。

  • 山根一眞と写真が語るアルマ電波望遠鏡

    縞円盤を見た学者が涙した理由

    第3回

     スーパー電波望遠鏡「アルマ(ALMA=Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)」。南米チリ、アンデス山脈のアタカマ砂漠。海抜5000mの高地に設置された、全66台のアンテナで構成される世界最高の巨大電波望遠鏡である。アルマはなぜ、最初の観測対象とし…

  • 設計者を目指す若手のための國井設計塾予備校

    「間」をつかみ「同意」を得る

    第3回

     設計コンサルタントとして多くの日本企業を指導する國井良昌氏が、若手技術者を対象に、将来設計マネージャーとして世界で戦うために必要な心得をQ&A形式で指南する。第3回は、コミュニケーションに重要な「間合い」と「同意(コンセンサス)」について解説する。

  • トヨタ流人づくり

    品質偽装を防ぐには

    第48回

     昨年(2017年)来、日本の製造業で品質データを改ざんしたり、捏造したりする問題が続きました。名の通った大手企業やその子会社などの工場が問題を起こしたことが発覚し、私の会社でも徹底した調査が行われ、品質第一の再教育を実施することになりました。ただ、厳しい競争下で利益を上げることを要求される中で、高…

  • 技術者塾 INTERVIEW 人気講師に聞く!

    製品分解から優勝劣敗を客観的に知る

    清水洋治 氏(テカナリエ 代表取締役 CEO)

     「自分たちは負けていない」という間違った現状認識によって、日本の電機産業は衰退した─。こう語るのは、元ルネサス エレクトロニクス主管技師長の清水洋治氏だ。「技術者塾」において講座「半導体チップ分析から見通す未来展望シリーズ」の講師を務める同氏に、日本の電機産業が復活するために必要なことを聞いた。

  • 新材料で勝つ

    これからの競争、新材料抜きで勝ち抜けますか?

     CFRPやセルロースナノファイバーなど、主な新材料の概要を説明する。

  • 新材料で勝つ

    業界を越え需要広がる新材料、積極的な採用が顧客価値を高める

    Part1 設計の新指針

     「ブーム」という言葉を越えて、新材料の活発な開発が続いている。1つの要因は新材料の「普及法則」が変化しつつあること。新しい材料が業界をまたいで実用化する展開のスピードが増し、試用から実用に至る時間が短くなっている。

  • 新材料で勝つ

    世界に衝撃を与えたトヨタの木のクルマ

    〔インタビュー〕隈 研吾 氏:建築家

    今、私はウッドデザイン賞の審査員を務めています。選考対象となっている製品を見ると、すごくバラエティーに富んできたなと感じます。木には年配の方が好むというイメージがあるかもしれません。でも、若い人も強い関心を持っているのです。これは印象的でした。

  • 新材料で勝つ

    軽量化材料の“本命”、CFRP、軽い上に「クール」な印象も付与

    Part2 材料編〔CFRP〕

    軽くて強い、理想的な軽量化材料の筆頭とも言える炭素繊維強化樹脂(CFRP)。その優位性は、工業製品でも建設資材でも主力の材料である鋼と比べると分かりやすい。

  • 新材料で勝つ

    新機能で応用範囲を広げる樹脂、塗装レス、耐熱性、環境性で魅力

    Part2 材料編〔新機能樹脂〕

     新材料の中でも樹脂の開発は多様性に富んでいる。開発の方向性だけを見ても、耐熱性の向上や塗装レス化、脱化石燃料化、電気特性の向上、放熱性の向上、既存材料の置換といった具合で幅広い。

  • 新材料で勝つ

    持続可能性に応えて成長するCNF、植物由来の究極の「グリーン材料」

    Part2 材料編〔セルロースナノファイバー(CNF)〕

     2030年に国内だけで1兆円市場への成長が期待されている新材料、それがセルロースナノファイバー(CNF)だ。日本発の「夢の新素材」とも呼ばれる、今、最も注目度の高い究極の「グリーン材料」だ。植物由来の材料のため枯渇の心配がない上に、環境負荷が低い。

  • 新材料で勝つ

    軽さに加え医療にも需要あり、1kg減で600円なら勝機

    Part2 材料編〔Mg合金〕

     Mg合金の需要が急増している。オーストラリアのコンサルティング企業CMグループの予測では、2016年に約85万tだった世界のMgの需要量は、今後10年の間、年率6%の成長を続け、2026年には157万tと2倍近くに達する。

  • 新材料で勝つ

    亀裂が10分で修復するセラミックス

     物質・材料研究機構(NIMS)と横浜国立大学は、人の骨の治癒過程をヒントに、航空機エンジンのタービン静動翼の部材に使える「自己治癒セラミックス」を共同開発した。飛行中にタービン翼に亀裂が入っても、10分程度で“完治”する。

  • 新材料で勝つ

    割れても20秒でくっつく有機ガラス

     眼鏡のフレームやハードコンタクトレンズ、CDのケースなどの原料である有機ガラス。一度割れてしまえば、どれだけ力を加えて破断面を合わせても、元の形には戻らない。ところが、その常識を覆す新たな技術が登場した。東京大学大学院工学系研究科教授の相田卓三氏と、同研究科学術支援専門職員の柳沢佑氏らの研究グルー…

  • 世界が驚く日本の微細加工技術

    振れ精度わずか2μm、医療ロボットを支える精密加工技術

    第5回

     近年社会的にも注目を集め、市場の急拡大が期待されている分野として医療ロボットがあります。医療ロボットの世界市場は2015年時点で42億米ドル(約4200億円)といわれますが、年平均22.2%の急拡大が続き、2020年には114億米ドル(約1兆1400億円)に達すると見込まれています。

  • 挑戦者

    ななつ星のデザイナーが語る、ヒットを呼ぶ新旧アンサンブル

    水戸岡鋭治(ドーンデザイン研究所代表取締役/デザイナー)

    JR九州の超豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」や「或る列車」などの鉄道デザインで著名な水戸岡鋭治氏。近年は電車やバスにとどまらず、JR大分駅の駅舎や長野県・小布施町の街並みのデザインも手掛けるなど活躍の幅を広げている。同氏は稀代のヒットメーカーとしても有名だ。ヒットにつながるデザインや材料選択の考…

  • ものづくりQUIZ

    サスペンション付きボート。開発目的は?

     ヤンマーが開発を進めている「サスペンションボート」。水面に浮かぶ左右2つの細長い「デミハル」の上に、油圧シリンダーを介して10人乗りのキャビンを載せている。2018年3月に試作艇を初公開、航走試験を今後実施する予定だ。このような構造にした目的は何だろうか。

  • ニュースの深層

    ウーバーの死亡事故は自動運転を殺す?企業間に実力差、今後は基準づくりへ

     米ウーバーテクノロジーズ(Uber Technologies、以下Uber)の自動運転車が2018年3月18日に起こした死亡事故。夜間の公道での実証実験中に一般人をはねた。

  • レポート

    ずっとむなしいと思っていた

    マツダの天才エンジン技術者、大逆転の軌跡

     人見光夫は日本の自動車技術者で、最も有名な1人だろう。マツダ躍進の中核を担う、「スカイアクティブ(SKYACTIV)」エンジンの開発を牽引。“小兵”マツダを、世界のエンジン開発競争の先頭へと押し上げた。

  • レポート

    なぜ新幹線を止められなかったか、JR西の安全文化醸成は道半ば

     2017年12月に発生した西日本旅客鉄道(JR西日本)の新幹線「のぞみ34号」の台車亀裂トラブル。異臭や異音を認めながらも博多駅から名古屋駅まで運行し、最終的には台車枠に大きな亀裂があったことが判明した。

  • レポート

    コネクターのヒロセ、東北に大型試験拠点、クルマやロボットの高堅牢需要に対応

     コネクターメーカーのヒロセ電機は、関係会社の一関ヒロセ電機(本社岩手県一関市)内に「一関試験センター新棟」(以下、新棟)を新設し、振動や熱、有毒ガスなど耐久性に関連する品質試験機能を大幅に強化した(図1)。

  • レポート

    塗装レスでも光沢を演出、素材の質感生かす成形・加工技術

     塗装やメッキなどに頼らず、3色の樹脂を一体成形して文字を表す。研磨によって光沢を出し、模様を描く。加工時の工夫で色むらをなくす─。こうした樹脂や金属の素材の質感を、そのまま生かす成形・加工技術のニーズが、特に自動車で高まっている。

  • 特集2

    純銅加工も楽々、国産青色半導体レーザー

     青色半導体レーザーを用いたレーザー加工技術の開発が国内の研究機関や企業で進められている。青色は波長が約450nmと短いため、従来のレーザーでは加工が難しかった銅などの金属が加工できる。日本は青色半導体レーザーの高い技術力を武器に、次世代のレーザー加工機でシェア拡大を狙う。国産青色半導体レーザーの開…

  • 事故は語る

    航空機から落ちたパネルがクルマに衝突、日本が先導する落下物対策の枠組み作り

     2017年9月、航空機からの部品落下が相次いで発生した。中でも9月23日にKLMオランダ航空機から落下した部品は、大阪市内を走行中のクルマに衝突。幸い、人的被害はなかったものの人にもぶつかりかねない市街地への部品落下は世間を驚かせた。

  • 山根一眞と写真が語るアルマ電波望遠鏡

    惑星系誕生を見たいから「サブミリ波でいけ!」

    第2回

     スーパー電波望遠鏡「アルマ(ALMA=Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)」。南米チリ、アンデス山脈のアタカマ砂漠。草木が1本もない海抜5000mの高地に設置された、全66台のパラボラアンテナで構成される世界最高の巨大電波望遠鏡である。アルマの…

  • 設計者を目指す若手のための國井設計塾予備校

    「特性要因図」でトラブルの原因を探る

    第2回

    設計コンサルタントとして多くの日本企業を指導する國井良昌氏が、若手技術者を対象に、将来設計マネージャーとして世界で戦うために必要な心得をQ&A形式で指南する。第2回は、トラブルの原因を探る手法「特性要因図」について解説する。

  • トヨタ流人づくり

    年上の部下を味方につけるには

    第47回

    年齢が上の部下に悩まされています。業務を指示しても素直に聞き入れてもらえず、自己流のやり方を押し進めようとします。注意しても改めてはくれません。これまでのところあまり大きな問題にはなっていないのですが、このままでは業務効率が低下して期待した成果が得られなかったり、トラブルが発生したりするのではないか…

  • 技術者塾 INTERVIEW 人気講師に聞く!

    このままでは品質問題の再発は避けられない

    皆川一二 氏(元デンソー、ワールドテック講師、小松開発工業顧問)

     品質問題の頻発に悩む日本企業が増えている─。こう語るのは、デンソーの開発設計者出身で、トヨタグループの品質スペシャリスト「SQCアドバイザ」も務めた皆川一二氏だ。「技術者塾」において講座「品質完璧マスターシリーズ」の講師を務める同氏は、日本企業の品質力の低下が深刻さを増しているという。何が起きてい…

  • 数字で見る現場

    直動系要素部品で深刻な部材不足、産業機器メーカーでの影響大

    調査テーマ「部材不足による納期遅れ」

     部材を思い通りに調達できず、自社製品の納期が遅れてしまうというケースが増えている。特に、工作機械や半導体製造装置で必要となる直動案内(リニアガイド)やボールねじで深刻だ。各社、部材不足への対策を進めるものの、納期遅れを機に新興国メーカーなどに市場を奪われる危機感もある。その実態を探った。

  • ニュースの深層

    独自調査で判明、製造機械で深刻な部品不足、7割超で納期遅れ

     回答者の7割以上が「部材不足による納期遅れが発生」と回答。業種別では産業用機器メーカーの9割以上、一般機械メーカーの7割以上で納期遅れが発生している─。日経ものづくりが2018年3月に実施したアンケート調査でそんな実態が明らかになった。

  • コマツの強さ

    コマツのGEMBA主義

    [プロローグ]顧客、代理店、パートナー、生産の全てのGEMBAをIoTでつなげる

     AHS (無人ダンプトラック運行システム)GPSや無線ネットワークを活用し、超大型ダンプトラックの無人稼働を実現する。2005年から3年間の試験運行を経て、2008年1月に商用導入を開始した。2018年時点で稼働台数は100台を超える。人為的な事故の防止と人件費や燃費といったコストの削減、稼働の長…

  • コマツの強さ

    強さのポイントは顧客価値創造の徹底とオープンイノベーション

    part1 総論

     IoT(Internet of Things)活用の先進企業として名高いコマツ。2017年度(2018年3月期)の連結売上高は2兆3280億円を見込み、その大半を占めるのが建設・土木および鉱山の現場で使われるさまざまな機械・車両と周辺サービスだ。「業界初」の製品やサービスを次々と生み出し、自動化や…

  • コマツの強さ

    施工現場のボトルネックを見つけ全体最適へ、ドローンでの3D測量も活用

    part2 スマートコンストラクション

     建設現場に関わる全てのものの情報をICT、IoTでつないで見える化し、生産性と安全性の向上に活用するコマツの「スマートコンストラクション」。2015年に日本で提供を開始し、2018年3月時点で4400を超える現場に導入済みだ。

  • コマツの強さ

    オープンイノベーション成功のカギは、すぐできるところから攻めること

    [インタビュー]冨樫良一氏:コマツ CTO室 PM

     コマツはもともと自前主義の強い会社でした。だからこそ、オープンイノベーションで外部連携を取り入れないと会社の未来がないという危機感がありました。その切り込み隊長として、コマツにはないピースを世界中で探し回るのが私の仕事です。

  • コマツの強さ

    スマート工場基盤「KOM-MICS」、世界の設備をデジタルツインで分析

    part3 つながる工場

     コマツは、工場設備のIoT化を段階的に進めている。グローバルで工作機械やロボットをつなぎ、品質と生産能力・生産効率を高めるコマツ流のスマート工場、それが「KOM-MICS(Komatsu Manufacturing Innovation Cloud System)」である。

  • コマツの強さ

    第1に顧客を意識して選ばれる存在になる、競合他社は第2

    part4 ブランドマネジメント

     「コマツが顧客にとってなくてはならない度合いを高め、パートナーとして選ばれ続ける存在になるための活動」(同社常務執行役員建機マーケティング本部長の水原潔氏)─。それを実現するのが、2007年から全社展開している「ブランドマネジメント(BM)活動」だ。

  • コマツの強さ

    心構え・行動指針を明文化しグローバル展開、品質重視・顧客目線の価値観を共有

    part5 コマツウェイ

     市場から高い信頼を得、強い製品やサービス・ソリューションを生み出しているコマツ。その強さの秘密をひも解く上で欠かせないのが「コマツウェイ」だ。コマツウェイとは、経営層を含むコマツグループの全従業員が身に付けるべきとされる共通の価値観。同社はコマツウェイをこう位置付けている。「(コマツウェイは)当社…

  • 世界が驚く日本の微細加工技術

    「痛くない注射針」はなぜ痛くないのか─社会に役立つ微細加工技術

    第4回

     微細加工技術は、具体的に私たちの身の回りでどのように役に立っているのでしょうか?最も分かりやすい例の1つが“痛くない注射針”です。糖尿病の患者さんが自分でインスリンを注射する際などの、自己注射の負担を減らすために開発されたものです。

  • 挑戦者

    顧客の現場にイノベーションを

    大橋徹二(コマツ代表取締役社長(兼)CEO)

    コマツは、1960年初めから力を入れてきた品質管理活動で生き残ってきました。かつて海外の大手建機メーカーが日本に進出した際に、品質レベルや企業規模から考えて「コマツは潰れるんじゃないか」などと言われました。しかし、TQM(Total Quality Management:総合的品質管理)を導入し、愚…

  • ものづくりQUIZ

    マツダデザインの金型を磨く独自砥石その効果とは?

    写真は、マツダが車体パネルのプレス成形用金型を磨くのに使っている砥石だ。同社が独自開発した。従来の砥石と比較すると、その形は大きく異なる。同社はある効果を得るため、この独特な形状をした砥石を生み出した。その効果とは何だろうか。

  • ニュースの深層

    カシオ、タイ工場の自動化カイゼンに日本の設計部隊も一役

    カシオ計算機は、カシオタイ(ナコンラーチャシーマ―県)第3工場で2017年に立ち上げた関数電卓の自動化ラインを、2018年1月から3本に増やした。1ラインあたりの生産能力は、日産7000個(2直)に高めた。「Class Wiz」シリーズを1本、「ES」シリーズを2本のラインで生産している。

  • ニュースの深層

    神戸製鋼が品質データ偽装で最終報告、「工場一任」から脱却、グループ再編も視野

     品質データ偽装問題に揺れる神戸製鋼所が、起死回生を図る。2018年3月6日には、2017年8月に発覚した品質データ偽装問題に関する最終報告書を公表。併せて同社会長兼社長の川崎博也氏が辞任を表明した。

  • レポート

    「レクサス」ブランドのレジャーボート、トヨタ自動車、クルマの技術を海に応用

    高級車ブランド「レクサス」で海に乗り出す─。トヨタ自動車は、同ブランド名を冠した高級プレジャーボート(以下、レクサスクルーザー)を2019年下期に米国で、2020年春に日本で発売する。2018年3月8日に横浜市で開催された「ジャパンインターナショナルボートショー2018」で同社副社長の友山茂樹氏が発…

  • レポート

    オリンパス、医療用内視鏡の工場を公開、「匠」の技を持つ人の育成に力を注ぐ

    オリンパスは2018年3月15日、医療用内視鏡を生産する会津オリンパス(福島県会津若松市)の生産ラインを報道陣に公開した。会津オリンパスは、生産能力の拡大のために新棟を建設し、2016年5月から稼働を開始。それ以来、初めての報道陣への公開となる。

  • レポート

    CNF強化PPの実用化へ一歩前進、添加量の最適化で曲げ弾性1.6倍

    「これまでセルロースナノファイバー(CNF)の研究は材料開発が中心だったが、製品開発も動き始めた。まさに百花繚乱(ひゃっかりょうらん)の様相を呈している」─。

  • レポート

    IVI西岡理事長が講演、「つながる製造業」に向け決済もできる連携システムを提唱

     インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)の西岡靖之理事長 (法政大学デザイン工学部教授)は「IVI公開シンポジウム2018 -Spring-」(2018年3月8~9日)で、「SECOND GEAR これから3年で製造業が変わる IVRA-Next」と題して講演。

  • レポート

    日本のAlダイカスト材を3Dプリンター造形、白銅が「ADC12」で初のサービスを開始

    白銅は2018年4月、金属3Dプリンターによるアルミニウム合金「ADC12」(Al-Si-Cu系合金)の造形サービスを開始する。ADC12はダイカスト材料として日本で最も使用量が多い材料だが、従来の金属3Dプリンターで正式に対応していなかった。同社は東京理科大学、キヤノンマーケティングジャパン(本社…

  • レポート

    京都企業50社と提携、ものづくりベンチャーの弱点「量産化試作」を支援

    量産化試作でアドバンテージがある今のうちに、国内の中小企業は培ってきたものづくり技術を生かすべきだ─。Darma Tech Labs(本社京都市)が運営するベンチャー企業の支援組織「Makers Boot Camp(MBC)」は2018年2月28日、ベンチャー支援活動に関する説明会を行った。

  • 特集2

    開発者が明かす、aiboの設計

    2018年1月11日に発売されたソニーの犬型ロボット「aibo」。全身に搭載した各種センサーで周囲の状況を把握し、クラウドのAI(人工知能)と連携して自律的に行動する。22個のアクチュエーターを駆使して愛らしく動き、飼い主の家族として成長していく「家庭用ロボット」だ。aiboの魅力を創出するメカニズ…

  • 事故は語る

    新幹線台車亀裂の原因は鋼板の削りすぎか、切削禁止の範囲まで例外規定を拡大解釈

    台車の製造過程で、本来削ってはいけない側バリ底面を削り込み、設計上の寸法より薄くしてしまった。これが側バリの鋼材の疲労破壊を進展させ、亀裂に至った可能性がある─。西日本旅客鉄道(JR西日本)の新幹線のぞみの台車に亀裂が入った問題で、JR西日本と台車を製造した川崎重工業は、亀裂の原因についてこのような…

  • 山根一眞と写真が語る『アルマ』電波望遠鏡

    138億年前の電波を捉える場を見る

    第1回

    スーパー電波望遠鏡「アルマ(ALMA)」。南米チリ、アンデス山脈のアタカマ砂漠。草木が一本もない光景が広がる海抜5000mの高地に設置された、全66台のパラボラアンテナで構成される世界最高の巨大電波望遠鏡である。アルマの開発プロジェクトを1998年から取材し、天文学者、アンテナなどを手掛けたメーカー…

  • 設計者を目指す若手のための國井設計塾予備校

    技術よりまずコミュニケーション能力を

    第1回

    設計コンサルタントとして多くの日本企業を指導する國井良昌氏が、若手技術者を対象に、将来設計マネージャーとして世界で戦うために必要な心得をQ&A形式で指南する。第1回は、技術者に必要なコミュニケーション能力について解説する。

  • トヨタ流人づくり

    部下と信頼関係を築くには

    第46回

    直近の人事異動で課長に就任し、職場のマネジメントを任されることになりました。部下との間で信頼関係を構築したいと考えています。というのも、私が若手社員だった頃、個人主義的な上司がいて、部内がバラバラ。チームワークが機能せず、職場の雰囲気も良くなくて、あまり大きな成果が出なかった覚えがあるからです。心掛…

  • 技術者塾 INTERVIEW 人気講師に聞く!

    図面の品質が落ちるワケ

    中山 聡史 氏(A&Mコンサルト 経営コンサルタント)

    図面の品質を落としている日本企業が多い。このままでは競争力を失う─。そう指摘するのは、トヨタ自動車の設計者出身のA&Mコンサルト 経営コンサルタントの中山聡史氏だ。「技術者塾」において講座「徹底演習で学ぶ トヨタ仕込みの検図手法確立シリーズ」の講師を務める同氏に、何が日本企業の図面の品質を低下させて…

  • コマツの強さ インタビュー

    「コマツウェイ」を海外拠点でもぶれずに説く

    【インタビュー】佐藤真人氏:コマツ コマツウェイ総合研修センタ所長

     「コマツウェイ」は、コマツにおけるものづくりの行動規範や考え方を記したものです。それを各拠点の幹部や管理職と共有し、従業員の方々に理解してもらおうと作られました。それは海外でも同様です。

  • トヨタ流人づくり あなたの悩みに答えます

    報告できない部下をどう指導するか

    第45回

    40歳代後半の課長です。最近、若手社員への対応に手を焼くことが増えています。きちんと報告しない、注意しても反省することがなくて直らないなど、やや期待外れな社員が多くなっています。私が若い頃はベテラン社員が注意してくれましたが、今の職場にはそうした社員はいません。教育担当の社員は多忙を極めていて、手が…

  • 事故は語る

    発車直後に脱線した東武東上線、溶接部の欠陥で台車に破断寸前の亀裂

     2016年5月18日、東武鉄道東上本線(東武東上線)の10両編成の上り列車が中板橋駅(東京都板橋区)を出発した直後、非常ブザーが鳴った。運転士は非常ブレーキを作動させて車両を停止。後ろを見ると床下から白煙が上がっていた。車掌が5両目を確認したところ、後台車がレールの右側に脱線していた。台車枠の大き…

  • レポート

    東急電鉄がケーブルの夜間点検を公開、田園都市線の2回の停電を受けて作業改善

     東京急行電鉄(東急電鉄)は2018年2月7日、田園都市線渋谷駅付近で線路沿いのケーブルに対する夜間点検作業を報道陣に公開した。主な点検対象は、駅設備や信号設備などに送電する高圧配電ケーブル、変電所から車両へと電力を供給する架線(電車線)に送電するき電ケーブルなどである。

  • レポート

    キヤノン、得意の画像技術でFA事業強化、監視カメラやソフトを工場IoTに応用

     キヤノンが、得意のイメージング技術を生かしてFA分野の事業を強化する。具体的には、2018年2月にシーメンス(独社の日本法人、本社東京)と協業を開始。同社が提供する産業用PC(IPC)に、キヤノンのネットワークカメラやソフトウエアを組み合わせ、FA向けのソリューションとして提供すると発表した。IP…

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