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日経エレクトロニクス購読者が読める有料記事の一覧

  • Teardown

    中国勢が席巻するインドスマホ市場で、生き残りをかけた地元メーカーのコスト対策

    インドのスマートフォン(スマホ)メーカーであるIntex Technologies社は、MWC 2014でFirefox OSを搭載した33米ドルの激安スマホを発表したことで有名である。今回紹介する「Aqua Lions 4G」は名前の通り4GのLTEを利用でき、価格を100米ドル以下に抑えた同社の…

  • Perspective

    焼結Cuでパワーデバイスを実装、信頼性10倍、熱抵抗60%減

    SiC MOSFETに迫る低損失モジュールの開発(後編)

    日立製作所が開発した、電力損失が小さい新しいパワーモジュール「DuSH」の特徴や実現技術などを2回に分けて紹介する後編。前編では、「デュアルサイドゲート構造」と呼ぶ新しいゲート構造を備えた次世代のIGBTや、同IGBTを搭載したDuSHモジュールについて説明した。

  • Emerging Tech

    モビリティー事業でどう稼ぐ、日米欧の大手が競い、組む

    「CES 2018」に見る製造業の模索

    ここ数年、自動車ショーと見間違うかのような展示でにぎわう「CES」。2018年も話題の中心は自動車だ。その自動車を含むモビリティーの電動化・自動化が、メーカーの事業モデルを揺さぶっている。AIスピーカーは今回も話題をさらった。ただし主役は中国だ。テレビではマイクロLEDディスプレーが注目を集めた。

  • Emerging Tech

    電力効率化に負性容量FET、ReRAMは大容量化に道

    7nmプロセス明かした「2017 IEDM」に見る最新トレンド

    電子機器やモビリティー機器、これらを使ったサービスを左右する半導体の進化。そのトレンドをいち早く押さえられるのが、電子デバイス技術の旗艦学会「IEDM (International Electron Devices Meeting)」だ。2017年12月の発表から、Technical Program…

  • Emerging Tech

    セコムと手を組んだRapyuta Robotics社、ROSベースのドローン向けクラウド基盤投入

    日経Roboticsから今月の1本

     ROSベースのロボット向けクラウド基盤を開発していたドローンベンチャーのRapyuta Robotics社1)が、ついに製品を投入する。2018年に同社のクラウド基盤「rapyuta.io」を用いた月額制のドローンサービス「c.drone」の販売を開始する。独自開発したドローンの機体(図1)、ドロ…

  • 車載センサー三国志 第1部:大競争時代の幕開け

    統合センサーの開発が続々、多種使い分けは少数寡占へ

    カメラ(CMOSイメージセンサー)、LiDAR、ミリ波レーダーの3つは、現在、自動運転車の外界認識に欠かせないセンサーとみられている。それぞれの長所を組み合わせて信頼性を高める。多種センサーの使い分けと言える。こうした状況が急変しつつある。革新的なセンサーが登場し、3大センサーの勢力図を乱す可能性が…

  • 車載センサー三国志 第2部:無線技術の革新

    ミリ波レーダーに認識力、新原理で一気に超高解像に

     ミリ波レーダーが「LiDARキラー」になりつつある。分解能が急激に高まり、物体の認識能力を備えるようになった。これまで認識にはLiDARとカメラが必要で、レーダーは補佐役だった。既存のレーダーにほとんど使わなかった検知技術やアンテナ技術、アルゴリズムを総動員して、分解能はまだ上がりそうだ。

  • 車載センサー三国志 第3部:脱・赤外光、脱・ToF

    検知原理一新の“超LiDAR”、レーダーやカメラの技を注入

     LiDARが多様な進化を始めた。「メカレス化」に加え、検知原理を刷新する開発が活発化している。例えば既存のLiDARで一般的な赤外光とToF(Time of Flight)を使わず、レーダーやカメラの検知技術を取り込む。メカレスLiDARの開発は着実に進む一方、低コスト化の手法にも幅が出てきた。

  • 新型aibo、犬型ロボットにあらず 第1部:なぜ人が集まるのか

    さまざまな「顔」を持つ、コンテンツやAIスピーカーに

     ソニーが2018年1月11日に発売した「aibo(アイボ)」。先代AIBOに比べて、賢い「AI」を備え、細かな動きを実現できるようになり、格段に生き物らしくなった。その存在は、単なる「リアルな犬型ロボット」という枠を超えて、さまざまな可能性を秘めている。

  • 新型aibo、犬型ロボットにあらず 第2部:ハードウエア技術

    頭から尻までセンサーの塊、アクチュエーターは独自開発

     まさに最新センサーの見本市─。そう言えるほど、新型aiboには、実にさまざまなセンサーが搭載されている。中には、aiboのために新たに開発したものもある。さらに、生き物らしい動きを実現するために、新型アクチュエーターも開発した。aiboに導入されたハードウエア技術はいかなるものか。

  • 新型aibo、犬型ロボットにあらず Interview

    「犬の気持ち」で作ったaibo、生き物らしさを新技術で実現

    先代AIBOの生産終了から約12年ぶりの「復活」となった新型aibo。チームの全員が高い志で開発に挑んだという。その舞台裏や随所に盛り込まれた独自技術などについて、主に商品企画を担当した松井直哉氏(ソニー 事業開発プラットフォーム AIロボティクスビジネスグループ 商品企画部 統括部長)、ハードウエ…

  • 触覚技術を製品開発に活用する

    多彩な触覚センサー、適材適所で使いこなす

    (第3回)

    触覚の情報を検出する触覚センサーには、さまざまな方式がある。触覚センサーの活用では、用途に適した方式を選択することが重要だ。万能な触覚センサーの開発は極めて難しく、合理的な取り組みとは言えない。ヒトが「何をどう捉えているか」を理解し、多種多様な方式を適材適所で使いこなすことが求められる。(本誌)

  • 技術者が押えておくべき勘所

    人を動かすには何が重要か、社内外・顧客・競合に人脈を

    (第6回)

    技術者は様々な人たちと仕事をすることが求められる。同じ職場の同僚・先輩・後輩・上司・部下や、他部署の人たち、顧客、調達先などが含まれる。加えて、日本人だけでなく、海外の人たちと一緒に働くことも当たり前になってきた。今回は様々な人たちと働くときに大切なことは何かを考えてみる。

  • Emerging Biz

    暗黙の高品質を見える化して、高付加価値ビジネスへと昇華

    【テクノ大喜利まとめ】「高品質立国ニッポン」は幻想か

    神戸製鋼の品質検査データの改ざん、日産自動車や富士重工業などでの完成車の無資格者検査など、日本企業による品質管理での不正が次々と明るみになった。日本の製造業の品質に対する信頼が大きく揺らいでいる。

  • Teardown

    印象に残ったiPhone Xの電源周り、無線充電の機能強化に期待

    世界の注目を集めた米Apple社のiPhone発売10周年記念モデル「iPhone X」。メイン基板は2階建てとなり、部品の実装面積を確保しながら基板面積をiPhone 7の3分の2程度とした。基板面積の削減で余ったスペースにはL字形のバッテリーを搭載するなど、電源周りに大規模な改修が加えられた。

  • Hot News

    止まらないSamsungの半導体、Intel抜きさらに巨額投資

    もたつく東芝連合などの引き離しが狙いか

    韓国Samsung Electronics社の半導体事業が絶好調だ。しかも2017年の設備投資額は例年の2倍超となる約2兆9000万円。これが半導体業界にショックを与えている。「もはや誰も追いつけない」「競合、特に東芝と中国の後発メーカーをつぶす狙いだ」といった推測がネットに飛び交う。

  • Hot News

    コンタクトレンズをIoT端末に、ARやオートフォーカスが実現へ

    部品内蔵基板技術で「目」に装着可能に

    「スマートコンタクトレンズ」の実現性が増してきた。(1)コンタクトレンズにカメラを実装し、まばたきを検知してシャッターを切る、(2)AR(Augmented Reality)で視野に映像を重畳する、(3)オートフォーカス機能で遠近両用化や度数調整不要を実現する、(4)制御可能な“絞り”でまぶしさを調…

  • Hot News

    IBMが光回路を使うAIチップ、超高速で超省電力に

    認識率にはやや課題も

    米IBM社は、光回路を使うAIチップを開発中だ。まだ研究段階だが、学習時間やその際の消費電力が少なく、動作は超高速で超低消費電力になる見通しだという。

  • Hot News

    CESの主役が交代、AIスピーカー、移動型ロボットへ

    トヨタ、ソニー、Intelがプレスカンファレンス開催

    AI(人工知能)スピーカーの次はロボット─。「CES 2018」開催前に開かれた、CESを主催する米CTA(Consumer Technology Association:全米民生技術協会)のプレスカンファレンスからは、家電の主役が音声対話機能を搭載するAIスピーカー(スマートスピーカー)を足掛かり…

  • Innovator

    ハードを一緒に考えないとAIの行く先は分からない

    ギリア 代表取締役社長 清水 亮氏、取締役会長 北野 宏明氏

    UEIとソニーコンピュータサイエンス研究所(CSL)、米WiL社が共同で設立した新会社ギリア(GHELIA)は、「ヒトと人工知能(AI)の共生社会」を実現し、「人類を進化させる」と豪語する異色の企業である。社長はUEIの清水氏、会長はソニーCSLの北野氏。清水氏の型破りな構想を、北野氏がさらに鍛える…

  • Emerging Tech

    「Yelp」が採用するオフィス警備ロボのCobalt、人との協業に相応しいデザインを模索

    日経Roboticsから今月の1本

    米国の口コミ情報サイト「Yelp」を運営する米Yelp社のサンフランシスコ本社オフィスでは、午後8時を過ぎると紺色(コバルトブルー)の外装をした自律走行型のロボットが姿を現す。パロアルトに拠点を置くスタートアップ、米Cobalt Robotics社が開発した警備ロボット「Cobalt」だ(図1)。翌…

  • Emerging Tech

    車載Ethernetが再加速、制御にセンサー、バックボーンへ

    次世代の車載ネットワーク規格の「本命」として、関心が高まる車載Ethernet。2013年に初めて市販車に採用され、普及が進むと期待されたものの、実際はなかなか広まらなかった。この「踊り場」を脱し、車載Ethernetを採用する機運が再び高まっている。

  • Challenger

    クルマとITが混ざって、新しい産業が生まれる

    White Motion 最高経営責任者(CEO) 蔵本 雄一氏

    2017年5月設立のWhite Motionは、日本の自動車部品メーカー(カルソニックカンセイ)と、フランスのセキュリティーベンダー(Quarkslab社)を親会社に持つ、自動車のセキュリティーに特化したベンチャー企業である。日本マイクロソフトから同社の最高経営責任者(CEO)に転身した蔵本雄一氏に…

  • 触覚技術を製品開発に活用する

    触覚生成に重要な知覚特性と錯触

    (第2回)

    受け手にとって触感すなわち感覚として十分なリアリティーを得られる情報(刺激)を提供し、特定の感覚を生成・増強するためには、まず、触知覚特性を理解することが重要である。今回は、皮膚感覚を発生させる機械受容器†の特性と、感覚をデザインする際に極めて大きな意味を持つ錯覚について俯瞰する。

  • 人工知能 、「超人」へ

    深層学習で超人ロボット

    人型ロボットがさらに人に近づいた。2017年11月末、「2017国際ロボット展」の会場。トヨタ自動車のブースを取り巻く幾重もの人垣は、登壇したロボット「T-HR3」のデモに感嘆した。片足を上げてバランスを保ち、振りかぶったかと思えばサッカーボールを蹴る仕草、「かめはめ波」からウサイン・ボルトのポーズ…

  • 人工知能 、「超人」へ 第1部:次の段階へ

    行動制御もニューラルネット、日本は実用化、研究は欧米

    各種のロボットをはじめ、さまざまな機械が自律的に動作する時代が迫っている。ディープニューラルネットワーク(DNN)を用いて機械の行動を制御する技術がそれを可能にする。最適に制御できるDNNを、試行錯誤を通じて開発できる「深層強化学習」が実用になる。2018年には、実製品での採用が始まりそうだ。

  • 人工知能 、「超人」へ 第2部:現実解

    人を見習って、人を超える、事業化で先陣争う日本企業

    深層学習を利用した制御技術が、自動車や各種のロボット、化学プラントなどに広がり始めた。来るべき大市場をにらんで、いくつもの日本企業が2018年以降に相次いで実用化する。使いこなしの「正解」が不明な未踏の領域だけに、各社はそれぞれ独自の工夫を凝らす。先行企業の取り組みを紹介する。

  • 人工知能 、「超人」へ 第3部:理想像

    究極のゴールは汎用知性、脳の模倣やメタ学習に期待

    欧米の企業や研究機関が、新たな深層学習アルゴリズムを猛烈な勢いで開発している。より幅広い問題に適用できる方式の実現を狙い、脳の仕組みの模倣や「メタ学習」と呼ばれる手法の利用が活発だ。研究開発の最前線に位置する英DeepMind社と米OpenAIの研究例を紹介する。

  • “量子コンピューター”続々、役に立つのはどれか 第2部:実用化競争

    商用化始まる“アナログ量子”、材料探索や最適化で威力

    デジタル、つまり論理演算が可能な本物の量子コンピューターの実現ははるか先。一方で、アナログ計算限定の“量子コンピューター”の商用化は既に始まっている。競合するのは本物につながる技術を用いた量子ゲート型と、物理学の模型に基づくイジングマシン型の2つに大別できる。当初はイジングマシン型が商用化で一歩リー…

  • “量子コンピューター”続々、役に立つのはどれか 第3部:本物実現への道

    量子版ムーアの法則登場、完成は早くて20年後か

    アナログ量子ゲート型マシンは、目指すべき本物の量子コンピューターの代わりにはなりえない。一方で、本物のマシンを開発するためには、演算中に誤り訂正を導入する必要があり、開発の難易度が大幅に上がってしまう。それでも、「量子版ムーアの法則」が提唱され、従来の見通しが立たない状況から、「早ければ20年後に完…

  • “量子コンピューター”続々、役に立つのはどれか 第1部:量子コンピューターの定義

    真贋論争にメリットなし、当面は類似品同士の競争に

    最近になってさまざまな種類の“量子コンピューター”が発表された。しかし、これらには、あたかも“白猫”は正しいが、“黒猫”は偽物だといった真贋論争が巻き起こっている。「白い猫でも黒い猫でも役に立つ猫(“量子コンピューター”)はどれか、あるいはどれぐらい役に立つのか」を軸に考えれば、選択すべき“量子コン…

  • Emerging Tech

    電池開発はクルマがけん引、トヨタがフル電動化に本腰

    トヨタ自動車が、車載電池事業でパナソニックと協業を検討し始めるなど、電気自動車(EV)をはじめとする電動車両への取り組みに積極的な姿勢を見せ始めた。同社が2017年11〜12月に立て続けに実施した3回の報道発表から、次世代電池、パワーコントロールユニット、モーターといった電動車両向けの技術と事業の戦…

  • 技術者が押えておくべき勘所

    オンリーワンの存在になり、組織にとって不可欠な人材へ

    (第5回)

    技術者がやりがいを持って業務に取り組むためには何が大切か。その人にしかできない仕事があって、それが価値あるものであれば、会社はその人が働ける環境を準備するだろう。著者が自らの社会人生活においてターニングポイントとなった出来事を振り返りながら、技術者が組織・社会の中で活躍するための勘所を探る。 (本誌…

  • Emerging Tech

    ソニーのAIロボティクス、aiboの先に見る夢

    ソニーが人工知能(AI)やロボットの技術を応用した製品を立て続けに発表した。犬型ロボット「aibo」を旗頭に、AIスピーカーと似て非なる「Xperia Hello!」や、新設の関連会社が手掛けるAI 開発環境「GHELIA Studio」などだ。いずれも個人に寄り添い、他では得難いデータを集めて事業…

  • Emerging Tech

    iPhone X徹底分析、判明した4つの「予想外」

    生誕10周年を記念して2017年11月に発売された米Apple社の「iPhone X」。同社が「スマートフォンの未来形」と語る製品はいかなるものか。日経エレクトロニクスは研究者・技術者の協力を仰ぎながら、実機を分解・分析。その結果を解説する。

  • Emerging Tech

    ロボットの操縦で時速200km超達成、ヤマハ「MOTOBOT」、共同開発の裏側

    日経Roboticsから今月の1本

    ヤマハ発動機は2017年10月、同社の人型ロボット「MOTOBOT」が、米国の1周3マイル(約4.8km)のコースで、時速200kmを超える自律走行を実現したと発表した(図1)。最短のラップタイムは117.5秒。目標としていた世界的なレーサーValentino Rossi選手が同一オートバイで記録し…

  • Emerging Biz

    TSMC、30年目の岐路、新経営陣の前に難題

    微細加工技術の進展とそれによる設備投資額の高騰。こうしたトレンドを追い風に台湾TSMC(台積電)社は、半導体業界の中核企業となった。しかし同社といえども盤石ではない。会社の寿命は30年とも言う。環境変化に応じて事業を変えなければならない。大口顧客や各国政府の動きなどから事業リスクを見ていく。

  • Emerging Biz

    ネット革命のサードインパクト、ブロックチェーンに備えろ

    【テクノ大喜利まとめ】ブロックチェーンが電子産業にもたらすもの

    仮想通貨の基礎技術であるブロックチェーン(分散型台帳技術)の応用拡大に注目が集まっている。仮想通貨は多くの懸念がありながらも、大手金融機関にも活用が広がり、買い物に使える店も登場している。ブロックチェーンには、資産価値や取引の正当性を中央管理者不要で担保できるなどの特徴がある。これを生かして、知的財…

  • Teardown

    iPhone X対抗で充実の装備、推定原価347ドルのGalaxy Note8

    日本で2017年10月に発売されたGalaxy Note8は、その汚名を返上しつつ、同時期に発売されたiPhone Xと真正面から競合する「iPhoneキラー」となるべく、スタイラスペンなどの装備を充実させた。

  • Perspective

    新型IGBTとSiCダイオードで、「フルSiC」並みの低損失

    SiC MOSFETに迫る低損失モジュールの開発(前編)

    本稿では、デュアルサイドゲート構造のIGBTや同IGBTを搭載したDuSHモジュール、さらにDuSHモジュールに採用予定の新しい実装技術について、開発を主導した森氏が2回にわたって解説する。今回は、日立グループのIGBTの開発を振り返りつつ、デュアルサイドゲート構造を備えたIGBTやDuSHモジュー…

  • トヨタ、村田、TDKが実用化目前、全固体電池、いざEV/IoTへ 第1部:実用化のインパクト

    ゲームチェンジャー登場、EVの死角を解消へ

    電解液を固体化したLiイオン2次電池「全固体電池」でEV向けに実用化が見込まれる時期が「2022年ごろ」と急速に具体化してきた。スマートフォンやIoT端末向けはさらに早く1~3年内に量産される。当初のメリットは充電の速さや安全性の高さで普及すれば電池やEV市場の勢力図を塗り替えそうだ。エネルギー密度…

  • トヨタ、村田、TDKが実用化目前、全固体電池、いざEV/IoTへ 第2部:実用化シナリオ

    開発の焦点はセル製作へ、材料は用途ごとに適材適所

    全固体電池の研究開発の主軸は、それまでの高い性能の電解質材料の探索から、セルの試作や製造プロセスの開拓、あるいは充放電サイクル寿命の短さなどの課題の解決へと移り始めた。EVへの搭載を目前に実用化が意識され始めたわけだ。既存の材料をメニュー化して、“料理のレシピ”のように各種全固体電池を提案する例も出…

  • トヨタ、村田、TDKが実用化目前、全固体電池、いざEV/IoTへ 第3部:競合技術

    電解液でも超急速充電、全固体電池のお株奪う

    新技術が台頭すると、既存の技術も大きく改善するのはよくあることだ。充電時間のさらなる短縮には不向きとされている液系Liイオン2次電池で、入出力密度が急速に向上してきた。その他の諸特性も改善しており、将来、全固体電池と市場で競合する可能性がある。ただし単なる競合技術では終わらず、将来の全固体電池に性能…

  • トヨタ、村田、TDKが実用化目前、全固体電池、いざEV/IoTへ 第4部:知財・事業戦略

    特許出願でトヨタが他を圧倒、量産対応の技術力にも厚み

    特許情報から自動車関連企業による2次電池の開発動向を探った。ハイテク分野の特許調査に強みのあるスマートワークスが、分析し寄稿した。見えてきたのは、全固体電池の特許出願でトヨタ自動車が圧倒的に先行していることだ。トヨタの2次電池・電気自動車に対する開発・事業の考え方も同社への取材から本誌がまとめた(別…

  • 触覚技術を製品開発に活用する

    触覚活用のポイント、メカニズムを理解し効果を明確化

    (第1回)

    VRやロボティクスの分野で触覚技術が大きな注目を集めている。エンターテインメントや教育分野だけでなく、遠隔操作やシミュレーション、3Dモデリングのインターフェースなど、製造や医療においても新しい価値を生み、従来は実現できなかった産業の創出も期待される。現在の触覚技術を俯瞰しつつ、今後の可能性について…

  • Hot News

    日本電産がPSAと合弁、クルマの駆動モーター事業に弾み

    PSAは2023年に80%の車種を電動化

    日本電産の子会社であるフランスNidec Leroy-Somer Holding(日本電産ルロア・ソマーホールディング)社は、フランスPSAグループと電動車両向け駆動用モーターの合弁会社を2018年3~4月に設立する。2017年12月4日開催の取締役会で決議した。日本電産は、電動車両向け駆動用モータ…

  • Hot News

    シネマ級動画の撮影やAI推論、Qualcommの新チップ

    各回路ブロックの性能や機能を向上

    米Qualcomm社が発表したモバイル機器向けプロセッサーSoCのハイエンド製品「Qualcomm Snapdragon 845 Mobile Platform」はこれまでのハイエンド製品「Qualcomm Snapdragon 835」の後継に当たる。韓国Samsung Electronics社の…

  • Hot News

    近赤外Si撮像センサー、ソニーが周期構造で効率2倍

    虹彩認証用で量産、モーションセンサーにも向ける

    ソニーは、同社従来製品に比べて量子効率を約2倍に高めた、Si製の近赤外線イメージセンサー(撮像素子)を開発した注1)。850nmにおける量子効率は、条件により異なるが35%前後と高い。従来製品では同18%ほどだった。開発品は、虹彩認証用途に向けて2017年7月から量産している。

  • Hot News

    “常温量子コンピューター”NTTなどがオンラインで公開

    量子力学的現象の利用は一部にとどまる

    NTTは、光ファイバーなどを用いた非ノイマン型計算システム「Quantum Neural Network(QNN)」を24時間稼働させ、2017年11月27日から無償でオンラインで利用可能にした注1)。内閣府の革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の下、国立情報学研究所(NII)や理化学研究所…

  • Hot News

    パワーデバイス事業を1.5倍に、三菱が低価格IGBTで攻勢

    22年度に売上高2000億円

    パワーデバイス大手の三菱電機が攻めに出る。同社は2017年11月、報道機関向けにパワーデバイス事業の説明会を開催し、今後5年で同事業の売上高を約1.5倍に成長させるとぶち上げた。

  • Hot News

    工場IoTで6社がタッグ、オープンプラットフォーム構築

    FIELD systemとの協調も視野に

    「FAとITを協調させる日本発のオープンなプラットフォームを目指す」─。アドバンテック、オムロン、NEC、日本IBM、日本オラクル、三菱電機の6社は、産業向けエッジコンピューティングを推進する「Edgecrossコンソーシアム」を設立した。工場のIoT(IIoT:Industrial Interne…

  • Challenger

    LiDARでレーダー超え、ロボット・車に“人の眼”の力

    SteraVision CEO 上塚 尚登氏

    距離画像を取得できるLiDAR(Light Detection and Ranging)。自動運転車やドローン、ロボットに不可欠になりつつある。産業技術総合研究所発のベンチャー企業のSteraVisionは、新しい原理を使ってメカレス化を実現した。新原理に基づくLiDARで、産業ロボットや自動運転の…

  • Emerging Tech

    クルマから始まるモーター革新、磁束や極数を可変に

    世界の消費電力のおよそ半分を占めるとされるモーター。誕生から100年以上が経過した現在も、進化を続ける。現在のけん引役は、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)といった電動車両である。モーター構造の工夫や磁性材料の改善、新しい制御法の導入で高効率化や小型化、コスト削減が急ピッチで進む。

  • ディープラーニング活用術

    話題の最新技術を現場で活用するために

    最終回

    非常に強い関心を集めている機械学習や深層学習(ディープラーニング)について、本連載ではその基本原理と活用の可能性について述べてきた。今回はまとめとして、これらを現実の課題に適用する際の心構えと考え方のポイントについて、事例を交えながら解説する。(本誌)

  • 技術者が押えておくべき勘所

    プロジェクト遂行能力を磨く、全体像をつかみリスク回避

    (第4回)

    技術者がステップアップしていく上で避けて通れないのが、周りを巻き込んで進めていくプロジェクト遂行能力を身に付けることである。まずは全体像をつかみ、その後に各担当者が管理できるレベルまで仕事を落とし込んでいく。その次に、全体計画を眺めながら、リスクがありそうなところを洗い出し、リスク軽減・回避の方法を…

  • Emerging Tech

    いきなり実用、AIチップ、iPhoneはじめ怒涛の採用

    スマホや自動車など、インターネットのエッジ側の機器を狙ったAI処理の高速化回路が続々と登場した。深層学習(ディープラーニング)技術で学習させたDNN(ディープニューラルネットワーク)の推論処理の高速実行を主眼に置く。電力当たりの性能向上と、各種のアルゴリズムに対応できる柔軟性の両立を目指し、複数の方…

  • Emerging Tech

    無線のメッシュ化が急展開、Wi-Fi、Bluetooth、920MHz帯も

    研究開発の歴史だけは約20年と長い無線のメッシュネットワークだが、なかなか満足に動作せず、利用例は少なかった。それが最近になってさまざまな無線通信技術に“動作する実装”が進み、急速に普及し始めた。「端末間通信ネットワーク」といったまったく新しい無線通信の用途も登場しつつある。

  • Emerging Tech

    4足歩行の配送ロボや犬のフン回収ロボも、ハードウエアスタートアップを育む米HAX

    日経Roboticsから今月の1本

    シリコンバレーでは新しいロボットを世に問うスタートアップが次々と生まれている。2017年9月にサンフランシスコで開催された「HAX Demo Day」でも、2社がデビューした。4足歩行の配送ロボットを開発する米Unsupervised AI社と、犬のフンを自動回収する掃除ロボットを開発する米Beet…

  • Emerging Biz

    中小組織で活躍する技術者、顧客課題から事業も設計

    技術者の働き方を考える連続解説の第3回。最終回に当たる今回は、電子技術者を抱える新興家電メーカーを中心に、小規模企業が電子技術者に求める役割を探る。大手メーカーに入社したものの自ら社外で開発プロジェクトを立ち上げた技術者の事例や、技術者を社会に送り出す役割を担う大学の取り組みも紹介する。

  • Emerging Biz

    大ヒットBluetoothイヤホン、中国・東莞工場に見る勝因

    世界最大のオーディオ機器産業集積地となった中国で、BluetoothイヤホンのEMS(受託製造サービス)/ODM(受託設計製造)を手掛けて急成長している中国企業を紹介する。この企業は、内製と外注を巧みに使い分け高性能品を安く提供している。中国における製造業の勝ちパターンの一つを示しているかもしれない…

  • Emerging Biz

    指標なく迷える半導体業界、虚を突くアイデア席巻の好機か

    【テクノ大喜利まとめ】ブラックボックス化する半導体産業の動き

    半導体市場は史上空前の好景気にある。ただし、好不況の波が激しいのは半導体市場の常。確かな実測データから変調の兆しをいち早く察知したいものだ。ところが、業界団体の統計値では市場の動きを正確に計れなくなってきた。世界半導体市場統計(WSTS)は、2017年6月に前年比11.5%増とした2017年半導体市…

  • Teardown

    7000mAhで26時間通話、世界最大級バッテリーの中華スマホ

    今やスマートフォン(スマホ)売り場以上に盛り上がっている周辺機器売り場。特に盛況なのがモバイルバッテリーのコーナーだ。ならば、巨大バッテリーを積んだスマホを出せばヒット間違いなしなのでは。恐らくそう考えて作られたのが、中国深センに本社を置くGionee Communication Equipment…

  • Challenger

    意識あるロボットをつくり、意識の発生を証明する

    アラヤ 代表取締役 CEO 金井 良太氏

    意識を人工的に再現する。野心的な開発目標を掲げるのがベンチャー企業のアラヤである。神経科学分野出身のCEO(最高経営責任者)が一線級の研究者を率いる姿は、人工知能(AI)研究で世界のトップを走る米Google社傘下の英DeepMind社さながらだ。アラヤを支える意識の理論と実用化への道筋を、CEOの…

  • クルマの電動化「軽薄短小」モーターが急加速 第1部:市場動向

    いざ「4兆円市場」へ、駆動部の“領空侵犯”が激化

    2020年ごろを境にして、急速に進むとされる自動車の電動化。それに伴い、電動車両の「走る」「曲がる」「止まる」といった足回りの性能やコストを左右する駆動システムも急成長する見込みだ。メガサプライヤーからデバイスメーカーまで、さまざまな立場の企業が、激しい主導権争いを始めた。

  • クルマの電動化「軽薄短小」モーターが急加速

    電動車時代を見据えたホンダのモーター、小型化とコスト削減で水平展開を容易に

    「(電動化に向けた)大きな武器を手に入れた」―本田技術研究所 四輪R&Dセンター 第4技術開発室 第2ブロック マネージャー 主任研究員の貝塚正明氏はこう胸を張る。大きな武器とは、2016年以降、ホンダのハイブリッド車(HEV)に採用されている新構造の駆動用モーターを指す。

  • Hot News

    効率倍増、放射線にも強い、NECが独自FPGA事業化

    原子スイッチ方式のチップをサンプル出荷

    「SoCなどに使うFPGAコアで、英Arm社のような存在を目指したい」(NEC)。NECは独自方式のFPGA「NanoBridge(NB)-FPGA」を事業化する。40nmプロセスで製造した100Kゲート規模のチップのサンプル出荷を2017年度内に開始(表1)。2018年度にサンプル品を使った実証実…

  • Hot News

    汎用量子コンピューター、IBMが2020年過ぎに商用へ

    量子ビット50超なら「量子超越性」という定説は自ら否定

    米IBM社は、汎用量子コンピューティング(QC)・システム「IBM Q」を2020~2021年ごろに商用化する計画を明らかにした。IBM Qは、量子ゲート型QCの1種で、任意のアルゴリズムを実行できることが特徴の1つである注1)。

  • Hot News

    2025年に40Tバイトに、HDDの容量向上が再加速

    米WD社がMAMR方式を2019年に製品化

    HDDの将来展望が一気に開けた。2017年10月、米Western Digital(WD)社はHDDの記録密度を大幅に高めるマイクロ波アシスト磁気記録(MAMR:Microwave Assisted Magnetic Recording)方式の実用化にめどをつけたと発表。この技術を適用した製品を20…

  • Hot News

    ソニーがMobileyeとタッグ、「業界初」だらけの撮像素子

    画像改ざんの検知機能も搭載

    ソニーは、ADASや自動ブレーキ、自動運転などで用いるセンシングカメラシステムに向けて、新しいイメージセンサー製品「IMX324」を開発した。サイズは1/1.7型。画素数は約742万画素(水平3849×垂直1929画素)で、車載向けとして「業界最高の画素数」(同社)である。同画素で撮影できるフレーム…

  • Hot News

    iPhone Xの基板は2階建て、「予想外」の方法で接続

    iPhone Xを分解

    米Apple社が2017年11月3日に発売した「iPhone X」。iPhoneシリーズで初採用となる有機ELディスプレーや、顔認証機能「Face ID」など、約1カ月前に発売したばかりのiPhone 8と比較しても多くの新機能が追加され、iPhoneの新たなフラッグシップモデルと言える。編集部は同…

  • Emerging Tech

    マイクロLEDがディスプレー革新、「モノリシック化」で課題解消

    小さな発光素子がディスプレーを一変させる。その名は「マイクロLED」。映像を手軽に身の回りの壁や机に表示したり、目の前の空間に浮かべたりできる。「ディスプレー=映像を表示するパネル」という“常識”は過去のものになる。このような一大革新が、マイクロLEDの普及によって2020年代に起こる。

  • クルマの電動化「軽薄短小」モーターが急加速

    「機電一体」で小型軽量、インホイールモーター実現へ

     電動車両の駆動システムでは、モーターやインバーター、減速機の3つを一体にすることで、高効率化と小型・軽量化、コスト削減などをシステム全体で実現する取り組みが活発である。さらに小型・軽量化を進めることで駆動システムを車輪に収める「インホイールモーター」を実現しやすくなる。

  • Emerging Tech

    感情くすぐるロボットや医療用8K、要素技術も先進性より応用第一

    CEATEC JAPAN 2017 詳報(下)

    CEATEC詳報の後編では前回に引き続き、要素技術に焦点を当てる。IoTの出力先となるロボットやディスプレー、IoTシステム全体を支える受動部品や通信の分野で特徴的な展示を解説していく。

  • Emerging Tech

    IoTの要素技術にも新機軸、センサーは心を測り、AIは実用へ

    CEATEC JAPAN 2017 詳報(中)

    「CEATEC JAPAN 2017」の会場では、IoTシステムを構成する要素技術でも新たな提案が随所にあった。CEATEC詳報の中編は、システムの入力を司るセンサー、データを処理する人工知能(AI)のそれぞれで、目立った展示や新たな潮流を紹介する。

  • Emerging Tech

    異業界の期待膨らむIoT、「CEATEC」で見えた実用化の気運

    CEATEC JAPAN 2017 詳報(上)

    2017年10月3~6日にかけて開催された「CEATEC JAPAN 2017」。民生機器の展示会から、IoT(Internet of Things)やCPS(Cyber Physical systems)を前面に押し出したBtoBの展示会に方針を大きく変えてから2回目の開催となる今回、大きな存在感…

  • ディープラーニング活用術

    系列から系列への変換と、対応付けの学習

    (第3回)

    前回は、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、再帰型ニューラルネットワーク(RNN)、長・短期記憶(LSTM)について解説した。今回は、系列変換モデルと対応付けの学習について、注意型ネットワークとコネクショニスト時系列分類法を取り上げる。また、ライブラリーの利用について見渡していく。 (本誌)

  • 技術者が押えておくべき勘所

    仕事の効率をいかに高めるか、カギはオンとオフの切り替え

    (第3回)

    技術者が仕事の効率を高めるにはどうすればいいのか。1つのカギは、オンとオフをいかに迅速に切り替えられるかにありそうだ。在宅勤務やテレワークなどをミックスして、会社での滞在時間を短くしたり、通勤の混雑を避けるなどの工夫が技術者や企業に必要になるだろう。

  • AIスピーカー日本上陸、APIが家電を支配する 第1部:全体動向

    本命はホームIoT、AIスピーカーは前座

    日本でも製品化ラッシュを迎えたAIスピーカーは、「ホームIoT」や「コネクテッドホーム」と呼ばれる潜在的には巨大な市場の前座にすぎない。これまで何度も期待されながら離陸しなかったコネクテッドホーム市場は、欧米で急速に拡大しつつある。AIスピーカーとホームIoT機器の今後の位置付けを紹介する。

  • Emerging Tech

    「世界初」7nm半導体が武器に、ビットコイン採掘事業の競争力

    GMOが独自チップでマイニング事業開始

    「世界初の7nmチップになる可能性がある」。GMOインターネットは2017年9月、ビットコインのマイニング(採掘)事業への参入を発表した。計画の鍵を握るのは、最先端の7nmプロセスで製造する半導体である。同社がASICまで開発する理由を、仮想通貨に詳しいITジャーナリストの星暁雄 氏が解説する。(本…

  • Emerging Tech

    無線給電に腐心したiPhone、Watchは「ワンコインスマホ」に

    「iPhone 8 Plus」と「Apple Watch Series 3」を分解

    米Apple社は、スマートフォンの新機種「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」、「iPhone X(テン)」に加えて、腕時計型端末の3代目となる新機種「Apple Watch Series 3」を2017年9月12日に発表した。このうちiPhone 8/8 PlusとApple Wat…

  • Emerging Tech

    ドローン界の雄DJI社、安全性向上へ、ADS-B搭載でヘリとの衝突を回避

    日経Roboticsから今月の1本

    民生用ドローンを次々と世に送り出し、世界シェア7割以上を持つ中国DJI社。ホビー向けのみならず、測量や点検、農業などで利用する産業用ドローンも好調だ。コマツがi-Construction事業で利用している米Skycatch社の3次元測量サービスにも、DJI社のドローンが使われている。2006年に中国…

  • Emerging Biz

    大手メーカーが技術者に望む、作る力より編む力

    電子技術者の役割が変質している。人材会社に焦点を当てた前号の記事に続き、大手電機メーカーへの取材をもとに解説する。開発分野によって異なるが、新たな要素技術を生み出したり、既存品の改良版を効率よく開発したりする力よりも、手持ちの技術を素早く組み上げ顧客ニーズに応える力が重視される傾向にある。

  • Emerging Biz

    なぜGoogleはHTC社員を大人買いしたか

    泥舟になっていた台湾HTC社から社員2000人が米Google社に移籍する。スマートフォン市場の衰退期、そしてAR(拡張現実)市場の勃興期に起きた今回の取引について、両社首脳は詳細な狙いを外部にほとんど話していない。HTC社内に知古を持ち、台湾で動向をウオッチしてきた著者が読み解く。

  • Emerging Biz

    エンジン車廃止は未曾有のプロジェクト、商機もリスクも巨大

    【テクノ大喜利まとめ】エンジン車廃止の潮流に商機を探る

    エンジン車を廃止する動きが世界中で突然活発化してきた。フランスと英国の政府は、2040年以降、ガソリン車とディーゼル車の新車販売を禁止すると発表。インドは2030年までにエンジン車の国内販売を禁止し、巨大市場の中国もエンジン車の生産・販売を禁止する検討に入った。スウェーデンVolvo社は2019年に…

  • Teardown

    予想より複雑な構造、基板4枚のBoseワイヤレススピーカー

    米Bose社の「Bose SoundLink Mini II」はBluetooth経由でスマートフォン(スマホ)などの音源に接続して音楽を再生するワイヤレススピーカーだ。日本語を含む11カ国語の音声ガイド機能があり、スマホとのBluetooth接続を確立するペアリング手順をやさしく教えてくれる。

  • Innovator

    社内他部門との密な連携でFPGA事業をより強くする

    米Intel社 Corporate Vice President, General Manager, Intel PSG Dan McNamara氏

    米Intel社がFPGA大手ベンダーの米Altera社を買収してから1年半以上が経過した。車載、データセンター、5G(第5世代移動通信システム)などの成長市場で採用が加速しているFPGA事業を手に入れたIntel社は、現在どのような戦略を描いているのか。同社のFPGA(プログラマブルデバイス)事業の…

  • Challenger

    個人のアイデアで世界を満たす、大企業はお断り

    米Kickstarter社 CEO/Cofounder Yancey Strickler氏

    かつてない製品を世に送り出す基盤として、賛同する個人から資金を集めるクラウドファンディングが存在感を増している。その元祖の1社といえる米Kickstarter社が、日本市場向けのサービスを2017年9月に開始した。創業者の1人で現在のCEO、Yancey Strickler氏が、Kickstarte…

  • Hot News

    パナソニックがLiDAR参入、計測範囲や解像度は動的に変更

    実績あるモーターを2軸に使い、まずは産業用途で製品化

    パナソニックは産業用途向けの3次元LiDAR(Light Detection and Ranging)市場に参入する。無人搬送車のような自律移動ロボットや、警備システムなどに向ける。2017年10月の「CEATEC JAPAN 2017」で展示した試作品の検出範囲は水平方向に270度、垂直方向に最大…

  • Hot News

    異業種が引っ張るCEATEC、電機業界とIoTで結びつく

    来場者数は9年ぶりの高水準

    2017年10月3〜6日に国内最大級のエレクトロニクス業界の展示会「CEATEC JAPAN 2017」が開催された。公表された来場者数は15万2066人と、昨年から約7000人増加した。1日当たりの入場者数は約3万8000人で、2008年以来の多さという。

  • Hot News

    パナソニックが新スナバ回路、大きさ1/10、コスト半分以下

    電力変換器向けに開発

    パナソニックと神戸市立工業高等専門学校は、電力変換器のスイッチング時の電圧サージ(瞬間的に発生する高電圧)を抑制する新しいスナバ回路を開発し、2017年8月開催の「平成29年電気学会産業応用部門大会」で発表した。電圧サージを回生する「回生スナバ」の一種である。電圧サージを抵抗で熱として取り除く「RC…

  • Hot News

    新構造のSiC MOSFETで実現、低抵抗と高い短絡耐性を両立

    三菱電機が試作、ソースに新領域を設ける

    Si IGBTに比べて、インバーターといった電力変換器で生じる電力損失を大幅に削減できるSiC MOSFET。だが、SiC MOSFETの潜在力を引き出す上で、「積年の課題」があった。三菱電機はその解決にメドを付けた。低いオン抵抗と長い「短絡許容時間(短絡時に素子が破壊されるまでの時間)」を両立させ…

  • Hot News

    車内に置けるミリ波レーダー、ビーム化で“LiDAR”にも

    日本電産エレシスが低損失導波路で実現、単眼カメラも一体化

    車載電子装置の日本電産エレシスは、自動車の周囲を認識するミリ波レーダーを車室内で使用可能にする技術を開発、2019年秋以降に量産する。一般に76G〜77GHzなどのミリ波はガラスを透過する際に減衰し、室内にレーダーを置くと検知距離が半分ほどに短くなる。このため現在はフロントグリル内に配置することが多…

  • AIスピーカー日本上陸、APIが家電を支配する 第2部:API連携技術

    “IoT機器版Google”が台頭、家電を遠隔制御

    ホームIoT機器はメーカー間のAPIの壁を越えた連携動作ができるかどうかが成否を握る。この数年で、その壁を超越する仕組みを提供する新しいプラットフォームが急速に台頭してきた。その名は「IFTTT(イフト)」。ホームIoT機器の高い利便性を利用者に提供すると同時に、IoT機器の利用履歴というデータをか…

  • ディープラーニング活用術

    畳み込み/再帰型ネットワークと長・短期記憶の特徴

    (第2回)

    開発現場への応用が急速に進んでいる機械学習。その中で注目すべきものの1つが、現在話題のディープラーニング(深層学習)である。前回に引き続き、ディープラーニングの活用のために重要と考えられるポイントについて解説を進める。今回は、畳み込みニューラルネットワーク、再帰型ニューラルネットワーク、長・短期記憶…

  • 技術者が押えておくべき勘所

    激変する環境の中で自らの価値をいかにして高めるか

    (第2回)

    技術者を取り巻く環境が激変する中、自らの価値をどのように高めていくか。新しい技術を学んだり、自らの技術を深めていくこと以外に、自分が関わっている技術が今後どのように進化していくのか見定めることが大切になる。その上で、自分自身と自らの仕事を鳥瞰的に見ることができる視野の広さと、実務を進めていく能力を兼…

  • 欲しい材料は「波」で作る 第1部:総論

    太陽光とマイクロ波で量産、常識を覆す材料製造が続々

    太陽光やマイクロ波といった電磁波を使って材料を量産する。そんな時代がすぐそこまで来ている。従来の製造技術では超えられなかった技術面やコスト面でのハードルを、太陽光を利用する人工光合成技術やマイクロ波技術で超越していく。これまで作れなかった電子材料を低い消費電力で安価に製造できるようになる。

  • 欲しい材料は「波」で作る 第2部:人工光合成

    大規模プラントから住宅まで、2030年前後の稼働を目指す

    温室効果がある二酸化炭素を削減しながらエネルギー源や材料を製造できるとあって、「人工光合成技術」の研究開発が活発である。その結果、同技術は大きく進展。実用化への道を着実に歩み始めた。大規模プラントに向けた研究開発や実証住宅の稼働が始まる。

  • 欲しい材料は「波」で作る

    「霧」を使い非真空でパワーデバイスや金属薄膜を実現

    半導体デバイスの結晶成長や金属薄膜の形成は真空状態が前提─。そんな常識を覆す製造法「ミストCVD法」で、酸化物半導体の製造や金属薄膜の形成に力を入れるのが、京都大学発のベンチャー企業FLOSFIA(フロスフィア、本社・京都市)である。真空プロセスが必要になる、半導体を成膜する「MOCVD法」や金属薄…

  • Emerging Tech

    農業ドローンや雑草除去ロボットなど、米国で次々生まれる農業ロボベンチャー

    米国サンフランシスコ市から車で南に2時間ほどの「サリナスバレー」の一帯は、全米でも有数の農業地帯だ。地元のサリナス市は、シリコンバレーからも近いサリナスバレーを「AgTech(農業テクノロジー)」の拠点にしようと目論んでいる。

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