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日経コンストラクション購読者が読める有料記事の一覧

  • ズームアップ

    地場会社が凍害に強い床版に挑む

    青ぶな山地区道路改良工事(青森県)

     寒冷で凍結抑制剤の散布も多い東北地方では、どのコンクリート構造物にも凍害の危険性がある。国土交通省東北地方整備局は独自の凍害対策を作成。最も厳しい対策でコンクリート床版を初めて打設したのは、地元の建設会社だった。

  • 土木のチカラ

    繊細なトラスに合うシンプルなアーチ

    天城橋(熊本県上天草市~宇城市)

     2つの橋の共演──。九州本土から天草諸島へ向かう際、初めにまたぐ海峡にこの5月、アーチ形式の「天城橋」が新たに開通した。熊本天草幹線道路整備の一環で県が建設した「鋼PC(プレストレスト・コンクリート)複合中路式アーチ橋」だ。箱状の鋼部材をつなげたソリッドリブ形式のアーチ橋としては、国内最大の支間長…

  • NEWS 時事・プロジェクト

    技術提案の不履行を隠蔽

    堤防の変位計測でミス、奥村組土木を指名停止

     国土交通省の港湾工事を受注した建設会社が、総合評価落札方式の入札で示した技術提案の内容を履行せず、さらにその事実を隠蔽して指名停止になる異例の事態があった。

  • 技術士一直線2018

    想定問答を最低100個準備する

    第8回 口頭試験対策(建設部門)

     いよいよ、10月末に筆記試験の合格発表を迎える。合格者は11月下旬~1月中旬に実施される口答試験に挑むことになる。各試問事項に対して60%以上の得点を得るために、想定問答は最低でも100個は準備して臨むことが重要だ。

  • クイズ 維持・補修に強くなる

    Q.築50年近い道路橋 不要な対策はどれ?

    第27回 橋梁

     ある小規模な自治体が管理する道路橋について出題する。

  • 成績80点の取り方

    設計を検証し地盤調査を進言

    工区初弾工事として「露払い」もこなす

     沖洲高架橋下部工事(徳島県) 発注者:国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所 受注者:姫野組

  • 関空水没

     「複合被災の想定甘かった」

    運営会社、反省の弁

     台風襲来の9月4日以降、機能不全に陥った第1ターミナルビル。ようやく全面復旧した9月21日、関西国際空港を運営する関西エアポートの山谷(やまや)佳之社長とエマヌエル・ムノント副社長が記者会見に臨んだ。語られた内容を談話として紹介する。

  • NEWS 技術

    液状化しても沈まない護岸で波を防ぐ

    くし形鋼矢板で改良コストを45%減

     国土交通省九州地方整備局は、護岸のかさ上げと液状化対策を一体で実施できる「くし形鋼矢板工法」を国内で初めて適用する。地盤を改良してから別途かさ上げする従来の工法に比べて、コストと工期を45%削減できると見込む。今年度に試験施工を実施後、大分市内で大分港の護岸改良工事に活用する計画だ。

  • 新製品・新サービス

    本体は特殊樹脂製 踏み倒しても大丈夫

    自発光ソフトライジングボラード

     アークノハラは、地面下に収納した車止め(ボラード)が自動昇降して地上に現れ、無人で車両の通行を制御できる「自発光ソフトライジングボラード」を発売した。

  • ねっとわーく

    催し物案内

     鉄構塗装技術の開発や展望について発表する。特別講演では「あべのハルカスの設計・施工」、「本四連絡橋の防食」を予定。申し込み締め切りは10月25日■一般1万3000円、会員1万円(予稿集代、懇親会費を含む)

  • 関空水没

    停電で万事休すも半月でほぼ再開

    空港島の復旧

     台風によって海水が護岸を乗り越え、1994年に供用開始した1期島のほぼ全域が最大50cmの深さまで浸水。さらに、海水は地下に流れ込み、電源設備などをストップさせた。不幸中の幸いだったのは、2期島が冠水を免れたことだ。

  • NEWS 技術

    国内初、ジオポリマーをポンプ打設

    配合設計の工夫と混和剤の開発で圧送に成功

     前田建設工業は竹本油脂(愛知県蒲郡市)の協力の下、セメントを一切使わないジオポリマーを圧送して打ち込むのに成功した。前田建設工業によると、ジオポリマーの現場でのポンプ打設は国内で初だ。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    西日本豪雨の被害1兆円超、年内に対策取りまとめ

     国土交通省は9月28日、西日本豪雨を受けて設置した専門家による委員会の初回会合を開き、同豪雨の被害額が1兆円を超え過去最大になったことを明らかにした。委員会は大規模豪雨への対策を審議し、年内に提言をまとめる予定だ。

  • 新製品・新サービス

    重さわずか60g 胸ポケットに携帯可能

    タジマP15

     TJMデザインは、小型軽量で簡単に持ち運べるレーザー距離計「タジマP15」を発売した。

  • ねっとわーく

    編集部から

     台風の襲来に備えてJRや私鉄が計画運休するケースが増えている。特集で取り上げた関西国際空港を運営する関西エアポートも、台風21号の浸水被害に懲りたのか、9月末の台風24号の接近に備えて滑走路の「計画閉鎖」に踏み切った。利用者の混乱を防ぐ策としてやむを得ないものの、「まだ雨も降っていないのに閉鎖する…

  • 関空水没

    損傷した箱桁を起重機船で一括撤去

    連絡橋の復旧

     暴風で走錨(そうびょう)したタンカーが衝突するという、前代未聞の被害を受けた関西国際空港連絡橋。管理者の西日本高速道路会社などは、事故直後から損傷した桁の撤去に奔走し、並走する鉄道の運転再開を大幅に前倒しすることに成功した。一部始終をお伝えする。

  • NEWS 技術

    橋梁の出来形検測の時間が半減

    3Dレーザースキャナーを張り出し架設の現場に採用

     三井住友建設は、3次元レーザースキャナーを用いた橋梁の出来形検測システムを開発した。従来のメジャーなどによる測定と比べて、検測作業の時間が半減する。

  • ねっとわーく

    読者から

     先日、学会の懇親会で、土木系の大学生と話す機会があった。その学生は建設業のこれからについて、「いずれは全てを人工知能(AI)で操作できるようになる」と語った。彼は意気揚々として、自分は今どきの建設業をよく勉強していると言わんばかりの口ぶりだった。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    重要インフラを緊急点検、「3年で集中対策」

     政府は、西日本豪雨や北海道地震など自然災害が相次いでいることを受け、空港や電力施設などの重要インフラを緊急点検する。災害時に機能を維持できるよう集中的に対策を講じる考えだ。国土強靭化推進室が9月28日に点検内容を発表した。

  • 新製品・新サービス

    i-Conに対応 作業効率45%向上

    Cat 336

     キャタピラージャパンは、国が進めるi-Constructionに対応し、生産性を最大45%向上できる油圧ショベル「Cat 336」を発売した。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    急成長のエム・テックが破綻

    民事再生法申請で連鎖倒産の危機

     東証1部に上場していた勝村建設をはじめ、複数の建設会社を吸収・合併しながら、急激に業容を拡大してきたエム・テック(東京都中央区、登記上はさいたま市)が、10月1日に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約253億円。

  • 関空水没

    余裕ない地盤高に高波・高潮が襲来

    予見されていた弱点

     海に囲まれた海上空港は、津波や高潮のリスクが常に付きまとう。沖合を埋め立てて造成した1期島は地盤沈下にも悩まされ、十分な標高を確保できずにいた。台風21号の襲来によって、かさ上げ工事が遅れていた護岸から海水が浸入した。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    開通わずか半年で大規模な法面崩壊

    唐津伊万里道路、スレーキングの可能性も

     佐賀県伊万里市を通る唐津伊万里道路で10月1日午前6時30分ごろ、切り土法面の大規模な崩壊が発生し、土砂や補強コンクリートの破片が長さ80mにわたって道路に積もった。台風24号の影響で3日前から降雨が続いていたが、雨量は少ない。地下水位や地質条件など複数の要因が影響したとみられる。10月5日時点で…

  • 関空水没

    不可抗力か「かさ上げ」不履行か

    損失額100億円の行方

     関西国際空港は、全国各地の空港などで広がりつつあるコンセッション事業として初めて一定期間の閉鎖を伴う試練に見舞われた。空港島の沈下対策を民間に委ねるなか、責任を負うべきは誰なのか、今後の焦点となる。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    スーパー堤防の強度不足問題、再発防止策まとめる

     国土交通省関東地方整備局は、東京都江戸川区で「スーパー堤防」と呼ばれる高規格堤防を整備した際に地盤の強度が不足したことを受け、再発防止のための基本的な事業の進め方をまとめた。9月25日に学識者の検討会で最終案を提示し、確定作業を進めている。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    インフラ被害は1200億円、橋で支承破損や段差

     土木学会は9月21日、北海道地震の調査速報会を開催し、インフラの被害状況などを報告した。橋については支承の破損や段差を多数確認。北海道の集計によると、道路や橋梁といったインフラ全体の被害額は約1200億円。北海道地震は10月1日に激甚災害に指定され、今後、国の財政支援で早期復旧を目指す。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    地震で高さ50mの巨大天然ダム

    決壊防止へ水路整備を検討、水位計とカメラで監視

     国土交通省は10月2日、北海道地震による土砂崩れで発生した高さ50mの天然ダムの対策に着手すると発表した。震度7を記録した厚真町では、日高幌内川に巨大な土塊が流れ込み、河道を約700mにわたって閉塞している。水位計やカメラによる観測で二次災害リスクを見極めるとともに、水路を設けるなどの対策方法を検…

  • NEWS 時事・プロジェクト

    コンクリ品質向上策を試行、全国展開へ改良重ねる

     国土交通省は、チェックシートを活用する現場打ちコンクリートの品質向上策を全国の直轄工事で試行する。昨年度の試行で寄せられた意見を反映してチェックシートの項目を見直した。既に東北地方整備局で先行導入して効果を上げていることから、全国展開を目指す。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    防潮堤の外側で多大な被害、神戸市が対策検討

     9月4日の台風21号による高潮で神戸港が浸水やコンテナ流出などの被害に遭ったことを受け、港を管理する神戸市は9月27日、国土交通省の近畿地方整備局や国土技術政策総合研究所などと会合を開き、高潮対策の検討を始めた。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    知事が平身低頭、防潮堤施工ミスが最終局面へ

     今年3月に発覚してから半年余り、宮城県政を揺るがし続けてきた気仙沼市の防潮堤施工ミスの問題が最終局面を迎えている。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    橋の定期点検に初のロボット活用

    各務原市が「事前準備」に、スクリーニングは認められず

     岐阜県各務原市は木曽川に架かる各務原大橋で、5年に1回の定期点検に全国で初めてドローンなどのロボットを活用する。ロボットによる点検を近接目視の代わりとすることは国土交通省が認めていないため、準備段階で利用して点検を効率化する。

  • 何が足りない?水害対策 情報伝達の不備

    決め手は“切迫感”と“きめ細かさ”

    「空振りを恐れるな」ではどうにもならない現実

     「なぜダムの放流を事前に教えてくれなかったのか」、「被害のイメージが湧けば、もっと早く行動できたはず」──。西日本豪雨で水害に見舞われた住民からは、こんな声が上がっている。

  • NEWS 技術

    ヘルメットか姿勢で人を検知する重機

    接触の恐れがある距離で強制的に停止

     大林組は、複数のカメラとAI(人工知能)を用いて重機の近くにいる作業員を高精度に検知し、接触の恐れがある場合は強制的に重機を停止させる機能を備えた安全装置「クアトロアイズ」を開発した。

  • カウントダウン2020

    再開発の効果広げる 期待の歩道橋

    渋谷駅東口歩道橋架け替え工事

     長さ22.3m、重さ41.4tある歩道橋の箱桁をJR渋谷駅東口の明治通り上空に架ける。自走式多軸台車で架設地点まで運んだ後、橋軸方向に張り出す仮設のセッティングビーム(青色の部材)を取り付け、クレーンで吊り上げた。この桁を含む区間の完成時の支間長は約52mに及ぶ。9月24日撮影

  • ねっとわーく

    催し物案内

    土研新技術ショーケース2018 in 新潟

  • ズームアップ

    新工法で通行止め期間を半減

    玉出入路床版撤去工事(大阪府)

     大規模更新・修繕が各地で本格化して、床版の取り換えが進む。阪神高速道路会社は、車を通しながら床版と桁の接合部を削る新工法を民間企業と共同開発。玉出入路でお披露目した。通行止めの期間が従来工法の半分になる。

  • 土木のチカラ

    圧巻の渓谷美がもてなす「トンネルの旅」

    清津峡渓谷トンネル(新潟県十日町市)

     ひんやりとしたトンネルを750mほど進み、終点にたどり着くと、眼前に幻想的な空間が広がった。半円状の開口部とそこから見える渓谷美が水盤に映って、大きな円に納まった風景をつくり出す。トンネル内壁のステンレスに反射する景色も相まって、しばし時を忘れるほど見入った──。新潟県十日町市を流れる清津川沿いに…

  • 新製品・新サービス

    1台で遠望から多点計測 橋などの微小変位捉える

    DSMC-100A

     共和電業は、橋などの構造物を対象に縦、横、奥行きの3方向の微小変位を遠望から測定できるサンプリングモアレカメラ「DSMC-100A」を発売した。構造物の固有振動数の変化や、高速で車両が通過する時の床版のたわみ量を捉えることで、構造物の健全性などを評価できる。

  • インタビュー 国土交通事務次官 森 昌文氏

    新技術の開発・導入にスピード感を

    IT企業やスタートアップと連携し新しい仕組みを作る

     建設×ICT(情報通信技術)、建設×ロボットなど、異分野との融合が始まった建設産業。一方で、そうした“外部”のシーズを十分に生かすには、技術力に加えて新たな仕組みも必要だ。国土交通省の施策や考え方について、この7月、国土交通事務次官に就任した森昌文氏に聞いた。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    横浜北西線のシールド掘削完了、五輪前に開通へ

     2020年の東京五輪までの開通を目標に建設が進む「横浜環状北西線」で9月13日、約4kmのシールドトンネル2本の掘削が完了した。高架区間も今年度中に橋桁の架設を終える予定だ。

  • NEWS 技術

    鋼床版鈑桁に初の新ステンレス鋼

    SUS316と同等の耐食性で強度は2倍

     新日鉄住金ステンレスの高強度かつ高耐食の新しいステンレス鋼が、国内で初めて橋梁の主部材に適用された。一般ステンレス鋼SUS316と同程度の耐食性を有しながら、一般構造用鋼SS400の約2倍の強度を持つ省合金二相ステンレス鋼厚板SUS323Lだ。支間長約18mのSS400の鋼床版鈑桁橋を、SUS32…

  • 新製品・新サービス

    2m3のバケット容量 優れた作業性能

    Cat 918M

     キャタピラージャパンは、道路工事や除雪など幅広い現場で活躍できるホイールローダー「Cat 918M」を発売した。

  • ねっとわーく

    編集部から

     日本学術会議の防災減災学術連携委員会などが9月10日に催した西日本豪雨災害の緊急報告会は、事前の案内では5部構成だったのに対し、実際は6部構成になった。発生直後の台風21号と北海道胆振東部地震の被害の報告を追加したためだ。大きな災害の報告会は過去にも傍聴しているが、別の災害の報告者が飛び入り参加し…

  • 何が足りない?水害対策 きめ細かな情報への挑戦

    数百メートル単位で危険性予測

     河川の氾濫の危険性を従来よりもきめ細かく予測する試みが、今年7月から国管理の3河川で始まっている。国土交通省が荒川(東京都など)、山国川(大分県など)、川内川(鹿児島県など)に導入した「水害リスクライン」だ。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    リニア談合で大林組に罰金2億円求刑

    弁護側は“自首”の功績を主張

     東京地裁で9月13日に開かれたリニア中央新幹線を巡る談合事件の裁判で、検察は大林組に2億円の罰金を求刑した。大林組は独占禁止法の違反を認める一方で、捜査に全面協力したことなどの情状を加味するよう求めた。判決は10月22日に下される。

  • NEWS 技術

    AIがトンネル覆工の空洞を素早く暴く

    人による画像確認を7割減

     三井E&Sマシナリーとアダコテック(東京都品川区)は共同で、トンネル内のレーダー探査で得られる解析画像から覆工コンクリートの内部にある欠陥を自動で判定する技術を実用化した。人工知能(AI)を活用し、技術者が目視で確認しなければならない画像の数を従来の3割に削減。計測の翌日には速報結果を出力できる。

  • ねっとわーく

    読者から

     台風や地震などの災害が続いている。ニュースを見るたびに被害の大きさに胸を痛めている。

  • 新製品・新サービス

    ペン先にライト搭載 暗い現場でも書ける

    ライトライト

     ゼブラは、暗い場所でも手元を光で照らして書くことができるライト付き油性ボールペン「ライトライト」を発売した。

  • 何が足りない?水害対策 批判されたダム放流

    国交省は「操作規則に問題なし」

    今後の治水対策の進捗に応じて見直し

     西日本豪雨への対応を巡り、住民らの厳しい目にさらされているのがダムだ。愛媛県を流れる肱川の野村ダムや鹿野川ダムでは、放流の影響で下流域が氾濫し、大規模な浸水被害が発生した。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    海外コンサル受注が3年ぶり減少、1件当たりは過去最高

     国際建設技術協会が9月6日に公表した調査結果によると、日本の建設コンサルタント会社の2017年度海外受注額は前年度比10.5%減の1232億8000万円と3年ぶりに減少した。受注件数が714件と前年度より150件減っているので、1件当たりの受注額は1億7300万円と前年度を8.8%上回って過去最高…

  • 何が足りない?水害対策 またも内水氾濫

    堤防整備で浮上した新たな課題

    後回しになった対策、専門部会を設置へ

     堤防の整備が済んで河川の氾濫が抑えられるようになっても、それで水害が無くなるわけではない──。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    深さ90cmの側溝に女性転落

    福島市に4500万円賠償命令、道路管理の瑕疵認定

     福島市の市道を日没後に自転車を押して歩いていた女性(当時78歳)が、深さ最大約90cmの側溝に転落してけがを負った事故を巡り、市に慰謝料や介護費用など約1億4000万円の損害賠償を求めた訴訟で、福島地裁は9月11日、市に約4500万円の支払いを命じた。

  • 何が足りない?水害対策 河川整備の死角

    決壊の遠因は“縦割り管理”か

    小田川と支流3河川、緊急対策が積み残した課題

     岡山県倉敷市の真備町を流れる高梁川水系小田川と支流の3河川の堤防は、西日本豪雨によって計8カ所で決壊した。浸水の範囲は東京ドーム約260個分の1200haに及んだ。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    品川の道路上空に巨大広場、自動運転車のターミナルも

     東京・品川の西口駅前を通る国道15号の上空に大規模な広場を造る計画が具体化してきた。国土交通省は9月14日、事業計画の中間取りまとめを実施。国道上空に広場や自動運転車用の交通ターミナルなどを配置する計画案を明らかにした。

  • 何が足りない?水害対策 水害対策の再構築

    断ち切れるか、施策後追いの連鎖

    国交省の小委員会で審議開始、来年度予算で増額要求

     国土交通省は西日本豪雨を受けて、社会資本整備審議会で新たに水害対策の審議を開始する。河川分科会の小池俊雄分科会長(土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センターセンター長)を委員長とする「大規模広域豪雨を踏まえた水災害対策検討小委員会」を設置した。9月28日に審議を開始し、年内に提言をまとめる予…

  • NEWS 時事・プロジェクト

    JR日高線の橋桁が27cm横ずれ

    北海道地震で被災、復旧のめど立たず

     JR北海道は9月12日、北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震で、厚真(あづま)川に架かるJR日高線の橋桁に最大27cmの横ずれが生じたことを明らかにした。被災した橋を含む苫小牧─鵡川(むかわ)間では軌道のゆがみも見つかっており、復旧のめどは立っていない。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    ドローンで空から堰堤を点検、要領を来年度改定

     国土交通省は来年度、砂防堰堤(えんてい)などの点検にドローン(小型無人航空機、UAV)を活用できるように、点検手順などをまとめた要領を改定する。長寿命化を目的に2014年9月に点検要領を制定して以来、改定は初めて。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    施工契約後に5100万円減額、設計で数量ミス

     佐賀県玄海町が発注した橋の上部工事で、設計図書に鋼材の数量ミスがあり、施工者と契約した工事費が過大になっていたことが分かった。町は約5100万円減額するよう施工者との契約を変更した。資材を発注する前だったので、施工者に損失は生じていないという。町が9月10日、町議会で明らかにした。

  • NEWS 焦点

    関西空港、台風21号でもろさ露呈

    連絡橋の箱桁4mずれ、滑走路は“水没”

     9月4日に日本列島を襲った台風21号の影響で、関西国際空港は一時、機能まひに陥った。空港島と陸地を結ぶ唯一の橋にタンカーが衝突し、橋桁が最大4m横ずれ。護岸を乗り越えた高潮で、1期島の滑走路や駐機場がほぼ全て冠水した。9月7日から空港の暫定運用が始まっているが、完全復旧の見通しは立っていない。

  • 北海道地震

    粘性化した黄褐色層で滑る?

    厚真町の斜面崩壊

     地震発生の当日、夜明けとともに本格化した被災地からのテレビ報道は、斜面が広範囲に崩壊し、山肌が露出した異様な光景を次々と映し出した。被害が特に大きかったのが、震源に近い北海道厚真町だ。9月11日時点の死者41人のうち、36人が同町の土砂崩れで亡くなった。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    「無降雨時崩壊」の危険斜面を抽出へ

    大分・耶馬渓の土砂災害受け国交省が研究会設置

     国土交通省国土技術政策総合研究所と九州地方整備局は共同で、降雨がない中で斜面が突然崩壊する「無降雨時崩壊」の発生メカニズムや危険な斜面を抽出する研究に乗り出す。両者が事務局となって「無降雨時等の崩壊研究会」を立ち上げ、8月21日に第1回の会合を開いた。

  • NEWS 技術

    配筋検査の時間を半減

    タブレットで撮影した画像と設計データを自動比較

     大林組は米国のSRIインターナショナルと共同で、配筋検査の時間を従来よりも25~50%削減する次世代型の自動品質検査システムを開発した。2019年度に現場への導入を目指す。

  • 灼熱現場

    加速する高温化に現場は適応できるか

    暑さはもはや「災害」

     「これが無くちゃ暑くて仕事にならない」──。

  • 原動力は「新・高・外」 主要建設会社

    「官公庁」制した清水建設が首位

    熊谷組と安藤ハザマはリニア大深度トンネルで受注急増

     上場建設会社(専門工事会社を除く)の2019年3月期(18年度)第1四半期単体決算では、土木売上高の順位に変動が生じた。

  • 新製品・新サービス

    機能とファッションを両立 動きやすさも追求

    ワークウェアスーツ

     オアシススタイルウェアは、機能性とファッション性を両立させたスーツ型作業着「ワークウェアスーツ」を発売した。

  • ねっとわーく

    催し物案内

     「鋼・合成構造標準示方書 耐震設計編」講習会*

  • ドボク塾 考える力養成プロジェクト

    再劣化しやすい劣化を見抜く

    第9講義(3) やればできる耐久性確保(1)/講師:佐藤 和徳 日本大学工学部研究特命教授

     佐藤氏の3講義目では、品質確保から耐久性確保にテーマを移す。設計時点で構造物に劣化外力に対する抵抗性能を付与するには、発注者の果たすべき役割が大きい。劣化に関する正しい知識に基づき果敢に対策を練り、将来、補修で余計な負担が増えないようにすべきなのに、その認識があまりにも希薄になっているという。まず…

  • 北海道地震

    谷埋め盛り土が低地へ流動

    札幌市清田区の液状化

     北海道厚真町から北西に約45km。札幌市清田区里塚1条地区の住宅街では、地震によって大規模な液状化が生じた。道路の陥没や沈下、大きく傾いた家屋などが、およそ2haの範囲に集中する。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    北陸新幹線もフリーゲージ断念、残るは在来線同士

     国土交通省は8月27日、在来線と直通運転できるフリーゲージトレイン(FGT、軌間可変電車)を北陸新幹線に導入するのは困難とする検討結果を与党の委員会に報告した。今年7月には九州新幹線長崎ルートへの導入も断念しており、新幹線への採用の可能性が全て途絶えた。ただし、軌道の間隔が異なる在来線同士をつなぐ…

  • NEWS 技術

    スパン長18mでトンネル覆工を高速打設

    覆工で月進200m超を目指す

     奥村組はテクノプロ(兵庫県明石市)、北陸鋼産(富山県滑川市)と共同で、山岳トンネルの覆工コンクリートの打設に従来の2倍近いスパン長の移動式型枠(セントル)を使って高速打設するシステムを開発した。覆工の施工速度を月進200m以上に押し上げる。

  • 原動力は「新・高・外」 専門工事会社

    「高速道」で伸びるピーエス三菱

    不動テトラはリニアと海外で受注倍増

     舗装やプレストレスト・コンクリート(PC)橋など、専門工事を主力とする上場建設会社の間でも、2019年3月期(18年度)第1四半期決算がまとまった。

  • 灼熱現場

    8原則を守れば熱中症は怖くない

    猛暑に負けない現場

     熱中症対策に近道は無い。発症のメカニズムを正しく理解して、様々な対策を組み合わせることが重要だ。2つの大きな現場で建設会社が実践している対策を例に挙げ、熱中症を防ぐ8つの守るべき原則を見ていこう。

  • 新製品・新サービス

    桁の下64.5mまでアクセス 安全機構も備える

    GC-240

     日本ビソーは、大型車ベースの橋梁点検車にゴンドラ機能を付けた「GC-240」を開発し、レンタルサービスを開始した。

  • ねっとわーく

    編集部から

     今年6月、気候変動適応法が成立した。全国の自治体に対して、地球温暖化への具体的な適応策の作成を求める法律だ。特集でも触れたように、建設業も地球環境の変化に適応しなければならない。「暑さの災害」はもちろん、水害への適応も喫緊の課題だろう。温暖化は台風の大型化や豪雨の頻度増大にも影響を及ぼしている可能…

  • 北海道地震

    極短周期で1505ガルの強い揺れ

    地震の特徴

     今回の地震の震源は北海道厚真町とむかわ町の境界付近で深さは37km、地震の規模を表すマグニチュードは6.7だった。東西方向に圧縮軸を持つ逆断層型で、地震発生時に断層が1.2mほどずれたとみられる。政府の地震調査委員会は9月11日、震源付近を南北に延びる活断層「石狩低地東縁断層帯」が動いた可能性は否…

  • NEWS 時事・プロジェクト

    発注図面を3次元モデルに

    19年度から試行、基準類も改定

     国土交通省は工事の発注図面に3次元モデルを使う電子契約を2019年度から試行する。工事の入札公告から契約、設計変更、完成図書の納品まで受発注者が3次元モデルでデータをやり取りする。3次元に対応した契約書や仕様書の様式を検討したうえで、18年度中に試行要領案をまとめる。

  • 灼熱現場

    簡単!身に付けるだけで体調管理

    最新センサーまる分かり

     自分では気付きにくい体調の変化や疲労の蓄積を、腕やシャツに装着したセンサーで読み取って、現場での体調管理に活用する動きが広がり始めている。熱中症リスクを検知するだけにとどまらず、現場の安全性向上にも期待できる。

  • NEWS 技術

    「ヘルメットをかぶるだけ」の熱中症対策

    額につかない非接触型で最大1カ月稼働するセンサー

     戸田建設と村田製作所は、ヘルメットに装着する非接触型センサーで、建設作業者の健康状態を把握するモニタリングシステムを共同で開発した。

  • 新製品・新サービス

    各ポケットにワイヤ内蔵 工具を落とさない

    3M DBI-サラ デュアルツール ホルスター ベルト用

     スリーエム ジャパンは、高所からの工具の落下事故を防止する「3M DBI-サラ デュアルツールホルスター ベルト用」を発売した。

  • ねっとわーく

    読者から

     建設会社で、地質調査や土砂災害の復旧計画など建設コンサルタント会社と同様の業務を担う部署に勤めている。この部署はお盆休みも仕事をした。7月の豪雨で被災した地元自治体が、復旧事業の査定を国から受けるための書類を作成する業務があったからだ。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    採掘現場に遺跡、建設会社「調査費高すぎ」と一部負担拒否

     宮城県山元町の犬塚遺跡で土砂を採取する建設会社が、事前の発掘調査で町から計1億円近い費用を求められたことに対し、一部の支払いを「高すぎる」として拒否している。文化財保護法などで調査費用の負担が事実上、義務付けられているが、発掘調査には費用の算定基準のない業務が含まれる。

  • 灼熱現場

    35℃超過で「打設禁止」に待った

    どうする? 暑中コンクリート

     現場で暑さ対策が欠かせないのは人だけでない。コンクリートにも必要だ。示方書で認めているにもかかわらず、打ち込み温度が35℃を超えると、前例がないのを理由に打設を禁止する発注者が多い。関西から、そんな状況に「待った」をかける動きが出てきた。

  • 灼熱現場

    舗装のブリスタリング現象に警戒

    供用中の構造物に悪影響

     今年の記録的猛暑は、供用中の構造物にも悪影響を及ぼした。富山県では鉄道のレールがゆがみ、路面電車が脱線。羽田空港では滑走路の舗装が剥離した。今後も気温上昇は避けられないなか、インフラの管理者にとって夏は鬼門となるか。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    架設中の橋桁がバランス崩し落下、接触した2人負傷

     長崎県諫早市の橋の建設現場で8月29日午前9時ごろ、クレーンで吊った橋桁がバランスを崩し、橋脚上にいた作業員2人に接触して落下した。2人はともに負傷。橋桁は約6m下の道路上で中央付近が折れた状態で見つかったが、吊っている間に折れたのか、落下した際に折れたのかは、9月6日時点で分かっていない。

  • 灼熱現場

    熱放射抑制が「東京2020」を救う

    道路空間が凶器に

     熱中症で怖いのは直射日光だけでない。光を吸収したインフラからの熱放射も無視できない問題だ。2020年の夏季に開催する東京オリンピック・パラリンピックで、体調の異常を訴える競技者や観客を続出させないよう、遮熱性舗装や日よけの事業が本格化している。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    老朽橋の修繕着手に大幅な遅れ

    点検は予定通り、国交省の道路メンテナンス年報

     定期点検は予定通りだが、修繕に大幅な遅れ─。全国の道路構造物の維持管理状況をまとめた「道路メンテナンス年報」によると、2014年度の定期点検で「早期に措置が必要」などと判定された橋のうち、19年度末時点で修繕に着手した橋が2割程度にとどまることが分かった。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    建設業の4割「下請けいじめ」経験、製造業上回る

     総務省の調査で、建設業では下請け会社の43.4%が発注元から代金を不当に減額されるなど「下請けいじめ」を受けていることが分かった。製造業の26.9%を大幅に上回っている。調査結果を受け、総務省は8月10日、国土交通省などに改善を求める勧告を出した。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    「重要物流道路」は国際標準の大型車対応、構造令改正へ

     国土交通省は、今年3月の道路法改正で新設した「重要物流道路」制度を始めるに当たり、国際標準の大型トレーラーに対応できる高さを求めるなど道路構造令や道路法施行令を改正する。8月22日に改正案を公表した。制度を開始する9月下旬に合わせて改正する予定だ。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    水害対策に予算33%増、国交省概算要求

     国土交通省は8月29日、公共事業関係費を18年度当初予算比で19%増などとする2019年度予算の概算要求を発表した。7月の西日本豪雨に伴う水害対策や物流ネットワーク強化などの予算を大幅に増やすよう求めている。

  • ドボク模型

    「地盤が滑り出すのはなぜ?」、模型の実演を動画で紹介

     身近な材料で作れるドボク模型で、土木技術の仕組みを理解する――。今回は地滑りなどの土砂災害が起こるメカニズムを、積み木ブロックによる実験で確かめる。まず、木枠にブロックを並べる。砂や泥などが水中で水平に降り積もってできた堆積岩を表したものだ。

  • TOPICS

    “背水の陣”で巨大橋桁再架設

    1本の支柱に阻まれ工事中断、2度目の失敗許されず

     1300tの橋桁を多軸台車で一括架設しようとしたものの、道路脇の1本の支柱に阻まれ、架設を断念した施工者。2度目の失敗は許されない。様々なリスクに備え、再架設に挑んだ。

  • 好況、地方に届かず 決算を読み解く

    営業利益率、トヨタ超え

    大手「絶好調」の陰で地方は6割が収益悪化

     2017年4月から18年3月までに期末を迎えた決算(単体)は、大手や準大手の建設会社を中心に、利益が拡大した。

  • カウントダウン2020

    ジャケットに載せる海の新玄関口

    東京国際クルーズターミナル建設工事

     海中に打設した鋼管杭の上に、起重機船で吊り降ろされる長さ60m、奥行き41mの鋼製ジャケット。対岸の大井ふ頭には多くのコンテナが並ぶ。2018年7月中旬撮影

  • ねっとわーく

    催し物案内

     「軟弱地盤の改良」技術講習会

  • 新製品・新サービス

    大けがに至る事故を疑似体験 5K映像でリアルさ追求

    Safety Training System VR of AKTIO

     アクティオは、建設現場における安全教育や安全訓練のためのVR(仮想現実)システム「Safety Training System VR of AKTIO」のレンタルを開始した。

  • 成績80点の取り方

    実績少ない新工法でも迷わず導入

    高い調整力と絶妙な切り回しで住民の日常を守る

     高知県の南西部、黒潮町を走る国道56号の大方バイパス整備事業の一環として実施した道路工事だ。本線(施工延長600m)と、それに接続する取り合い道路(施工延長156m)を整備した。

  • ドボク模型 プレゼン講座II

    地盤が滑り出すのはなぜ?

    第12回

     地滑りなどの土砂災害が起こるメカニズムを、積み木ブロックによる実験で確かめる。ブロックは堆積岩を模したものだ。地殻変動による褶曲(しゅうきょく)などで斜めになった地層は、傾斜の大きさや川の水による浸食、地盤中の滑り面、地震、縦亀裂に入った雨水などが原因となって滑り出す。インスタントコーヒーの粉末で…

  • NEWS 焦点

    異例のPC斜材が橋崩落の一因か

    伊ジェノバで43人死亡、維持管理が困難な構造

     イタリアのジェノバで起こった橋の崩落で、構造上の問題や維持管理の不備が指摘されている。43人が死亡した事故の原因は8月14日の発生から2週間以上たっても明らかになっていないが、斜材にプレストレスト・コンクリート(PC)を用いた特殊な構造形式が一因だった可能性が高い。

  • NEWS 時事・プロジェクト

    高知道の橋桁流失、復旧に1年以上

    堆積した流木に土砂が押し寄せ谷底へ

     西日本豪雨で大きな被害を受けた高知自動車道。斜面崩壊の影響で橋桁が流失した立川(たぢかわ)橋の被災メカニズムが明らかになってきた。今後の焦点は復旧方法。残った橋脚や橋台を再利用するのが効率的だが、土砂に埋もれた橋脚の調査は終わっていない。西日本高速道路会社は、完全復旧までに1年以上を要するとみる。

  • NEWS 技術

    7倍速でコンクリートを仕上げるロボット

    西日本高速の現場打ち仮設ヤードで実証

     鹿島は、床版やスラブの現場打ちコンクリートの表面を自動で仕上げるロボット「NEWコテキング」を開発した。人力に比べて最大7倍の速度で作業できる。西日本高速道路会社が発注した橋梁工事の仮設ヤードの整備に適用して、効果を実証した。

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