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日経アーキテクチュア購読者が読める有料記事の一覧

  • 台風19号 首都水没への警告 地図で見る台風19号被害

    浸水被害は7万棟を超える

     台風19号は10月12日午後7時前に伊豆半島へ上陸後、関東・東北地方を北上。広い範囲に記録的な大雨をもたらし、堤防決壊などによって浸水被害が相次いだ。10月31日時点で住宅の浸水被害は7万棟を超え、非住宅の被害は2000棟を超えた。

  • 台風19号 首都水没への警告 巨大都市の弱点

    多摩川氾濫、タワマン機能不全

     台風19号で多摩川の水位が上昇し、内水氾濫や無堤部からの溢水(いっすい)が発生した。タワーマンションを多く抱える武蔵小杉や、洗練された商業施設が立ち並ぶ二子玉川などが被害を受けた。気候変動の影響で、今後も豪雨や猛烈な台風が増えるとみられる。水害対策の見直しが急務だ。

  • 台風19号 首都水没への警告 被災地ルポ

    被害甚大な阿武隈川流域を歩く

     台風19号がもたらした記録的な大雨で、関東・東北の河川が相次ぎ氾濫した。阿武隈川が流れる宮城県と福島県では、多くの市街地が浸水し、被害の実態把握に時間がかかっている。流域で何が起こったのか。日経アーキテクチュア記者は阿武隈川を下流に向かって北上しながら取材した。

  • 台風19号 首都水没への警告 土砂災害の死角

    「緩い傾斜」の斜面が崩壊

     群馬県富岡市内で発生した斜面崩壊。住宅をなぎ倒し、3人が犠牲になった。土砂災害警戒区域の指定を受けない「緩い傾斜」で発生したため、市は予見が難しかったと説明する。今後は、被災リスクが低いとされる傾斜の緩い斜面でも、土砂災害が増える恐れがある。

  • 台風19号 首都水没への警告 竜巻の猛威

    「JEF2」の竜巻で小屋組み飛散

    台風19号の接近に伴い発生した竜巻が、千葉県市原市の住宅地を襲った。建物被害は10月30日時点で計89棟。住宅8棟と非住宅4棟が全壊した。台風の影響で竜巻が発生することは珍しくないため、注意が必要だ。

  • 台風19号 首都水没への警告 台風19号の教訓

    浸水しても大丈夫な都市に

     台風19号では多摩川が氾濫するなど、人口密集地域が水没の危機にさらされた。気候変動の影響で災害が激甚化し、「首都水没」への包囲網は確実に狭まりつつある。そんななか、東京都葛飾区が打ち出したのが、浸水を「受け流す」市街地構想だ。

  • ニュース 時事

    首里城火災、正殿などが焼失

    未明の出火で復元の主要7棟に被害

     沖縄県の観光名所である首里城(那覇市)で、10月31日午前2時40分ごろに大規模な火災が発生した。出火箇所は首里城正殿。周辺の建物に次々と延焼。約4200m2を焼き、約11時間後の午後1時30分ごろに鎮火した。

  • ニュース 時事

    木造も保証期間は「原則2年」に

    建設工事標準請負契約約款の改正作業が大詰め

     中央建設業審議会(中建審)の約款改正ワーキンググループ(座長:大森文彦弁護士)は10月24日、4回目の会合を開き、2020年4月施行の改正民法に対応する建設工事標準請負契約約款案を明らかにした。契約上のいわゆる「保証期間」について構造の種類による区分をなくし、一律で引き渡しから「2年間」とする方針…

  • ニュース 時事

    建築物省エネ法が一部施行

    戸建て住宅の簡易な評価方法など新基準

     改正建築物省エネ法が11月16日に一部施行される。国土交通省と経済産業省は10月24日、合同会議を開き、建築物エネルギー消費性能基準(省エネ基準)などに関する政省令案などをとりまとめた。

  • ニュース 時事

    大成建設と日本MSが施設運用で協業

    AIやIoTを活用、被災建物の健全性把握など

     大成建設は日本マイクロソフト(MS)と協業し、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を活用した施設運用・保守事業を展開する。第1弾として、地震発生直後の建物健全性把握、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)による施設管理の効率化、生産施設での作業状況の“見える化”の3つの…

  • ニュース 技術

    梁せいを小さくして開放的な室内に

    高強度材料の使用や免震構造との組み合わせで実現

     戸田建設は、梁せいを従来の半分程度に抑える鉄筋コンクリート(RC)扁平梁工法を開発した。開口部を大きく確保したり、建物の高さを低く抑えたりできる。天井付近の設備配管の施工やメンテナンスが容易にできるメリットもある。従来は梁を貫通させたり、迂回するように曲げたりする必要があった。

  • ニュース 技術

    照明検査ロボで人手も時間も8割減

    鹿島が開発、オフィスの全現場への導入目指す

     鹿島は、照明設備の照度測定・調整を無人でできるロボットを開発した。人が作業するのと比べて、人数と時間をそれぞれ8割削減できる。同社が施工したオフィスビルの現場に導入し、効果を確認した。

  • ニュース 世界

    廃棄物発電施設の屋根を滑走

    屋上にスキーコース、デンマークのコペンハーゲンに誕生

     芝のスロープをスキーヤーが滑走する。その奥には、もくもくと煙を吐く煙突が──。デンマークの首都コペンハーゲンで10月にオープンした「CopenHill(コペンヒル)」は、焼却した廃棄物をエネルギーに変換して利用する発電施設だ。この街を拠点とするビャルケ・インゲルス・グループ(BIG)などが設計した…

  • ニュース講座 建築訴訟「ここが知りたい」(23)

    木造戸建てでも「杭が必要」

    軟弱地盤での不同沈下で住宅供給者の責任認める

     同じ造成地に立つ複数の戸建て分譲住宅が不同沈下し、集団訴訟に発展した。売り主の不動産会社は「近隣工事の影響だ」と主張したが、裁判所は基礎選定に問題があったとして慰謝料を含む高額賠償を命じた。

  • ちょい読み 建築単価ウオッチ/日経BP総研社会インフラ ラボリポート

    マンションのコスト上昇主因は躯体

    2019年8月期

     2019年8月調査では、鉄筋コンクリート造(RC造)マンションのコストの動向を紹介する。前月比で0.1%上昇した。躯体が0.3%上昇する一方、電気が0.3%下落している。東京では生コンが8カ月ぶりに値上がりした。

  • フォーカス建築 The Okura Tokyo(オークラ東京)(東京都港区)

    保存を超えた再現ロビー

    伝統美と広場のゆとりで都心に新たな高級感
    発注:ホテルオークラ 設計:虎ノ門2-10計画設計共同体 施工:大成建設

     国内外で保存を求める声が上がった「ホテルオークラ東京 本館」の閉館から4年がたつ。名作ロビーを引き継ぎながら、2つの高層ビルと広場を持つ「オークラ東京」として9月にオープンを迎えた。

  • フォーカス建築 谷口吉郎・吉生記念金沢建築館(金沢市)

    ガラスと石の「箱」で街に刺激

    谷口吉郎・住まい跡の記念館に「游心亭」を再現
    発注:金沢市 設計:谷口建築設計研究所 施工:清水建設・豊蔵組・双建JV

     建築家の故・谷口吉郎が生まれた金沢市に、その子息である谷口吉生氏が設計した建築博物館がオープンした。この街が育んできた建築文化を守ると同時に、新しい息吹を吹き込む役割が期待されている。

  • トピックス

    谷口吉生、普遍性の先

    “正道”が問い掛ける建築の課題と光

     その空間は平滑な面とベーシックな素材で構成され、3次元曲面も新素材も使われていない。それでも、訪れた者の胸を深く、確実に刺激する。建築家の“正道”ともいえるその姿勢は、時代遅れなのか、変化が一巡して最先端なのか─。第三者の声を交えつつ、谷口吉生氏の本質を浮き彫りにする。

  • フォーカス住宅 滝山の住居(兵庫県川西市)

    3層をずらし崖地を生かす

    片持ちと吊り構造で多方向に視界
    設計・監理:タトアーキテクツ/島田陽建築設計事務所 施工:コハツ

     急斜面に立つ3階建ての住宅だ。平地面積が限られる中、崖側に大きく跳ね出す形状によって駐車スペースを確保。3層のボリュームをずらして重ねることで広いデッキを設け、階ごとの眺望にも変化をつけた。

  • 新製品 屋根工法

    通気断熱屋根改修

    断熱向上で結露を抑える屋根改修

     横ふき金属屋根に特化した、断熱性能を付加する屋根の改修工法。断熱材ブロックを既存の屋根面全体に敷き詰め、その上に新しい金属屋根を施工する。断熱材の底面はフラット。既存の屋根の最も高い部分に接地するのでメーカーを問わず、どんな仕様の横ふき金属屋根にも水平に敷くことができる。

  • 新製品 襖紙

    Plune.×友安製作所 オリジナルふすま紙

    北欧風デザインの襖紙

     テキスタイルブランドPlune.(プルーン)とコラボレーションした襖紙。ブルーの地に点描の鹿を配した「しかしか」、アーモンドを並べたような線画の「アーモンド」など、17種類をラインアップした。サイズは、幅が約110cm×高さ約200cm。価格(税別)は2600円。

  • 新製品 ソフトウエア

    3Dオフィスデザイナー11

    高画質の3Dでオフィス空間を作成

     床や壁を描き、建て具や備品などを配置するだけで、オフィス空間のプランニングが高画質の3次元(3D)でできるソフト。3D作成用の素材が5万点以上用意されており、パーツの色や柄、サイズの変更も可能だ。価格(税別)は「スターターキット」のパッケージ版が7万円。

  • 新製品 ボード

    防音フェルトボード(+吸音)

    既存の壁に取り付けるだけの防音材

     既存の壁に貼るだけで施工が完了し、防音効果が得られるボード。外部の騒音を軽減するだけでなく、楽器の演奏やペットの鳴き声といった部屋の外に漏れる音も抑える。厚さは1cm。販売価格(税別)は、幅40×高さ40cmが1980円、幅80×高さ60cmが3980円。

  • 新製品 パネル

    デザインパネルII

    意匠性の高い彫り模様のパネル

     壁面のアクセントや空間を仕切るスクリーンとして使用するパネル。発泡ポリエチレンをアルミ板で挟んだパネルで、厚さは3mm。軽量で耐久性、耐候性に優れている。サイズは幅1140×高さ760mmと幅600×1265mmの2種類。参考価格(税別)は1枚4万2800~8万4000円。

  • 読者から/編集部から 読者から

    若手育成に役立つ記事を望む

     自動車販売会社の店舗設計などを手掛けている。人手不足で忙しく、若手を教育する時間をなかなか確保できない。日経アーキテクチュアで若者の育成に役立つ「設計のイロハ」のような記事を掲載してもらえないだろうか。テーマは建築基準法や製図基準、設計工程などが望ましい。

  • 読者から/編集部から 読者から

    メーカーは構造図も引き渡しを

     設計事務所で戸建て住宅の設計に携わっている。ハウスメーカーが建てた戸建ての増改築を依頼されることがあるが、対応は難しい。こうした住宅の場合、依頼者が持っている建築確認申請書に添付された図面の構造部分が略されていることが多いからだ。木造戸建てなら耐力壁の位置が載っていないといった具合だ。

  • 読者から/編集部から

    「大丈夫だろう」は通用せず

     台風19号の影響で亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

  • 新・エコハウスのウソ 第10回

    最新家電ならどれでも省エネ?

     家中の「家電」を最新機種に買い替えれば家庭の省エネが一気に進み、普通の住宅がエコハウスに――そんな展開は期待薄だ。前真之東京大学准教授は、建物側での対応の重要性を改めて指摘する。

  • ニュース クローズアップ

    外壁よみがえる熊本城大天守

    足場を分割し工事を効率化、一般公開にこぎ着ける

     日本有数の名城として知られる熊本城。2016年の熊本地震で大天守をはじめ多くの建物が損傷した。熊本市は大天守を優先的に復旧。復旧工事の足場や見学者が使う通路の安全対策を工夫して、一般公開にこぎ着けた。

  • ニュース 時事

    NIPPOが確認検査機関を提訴

    建築確認取り消し確定で107億円の損害賠償請求

     建築確認取り消しが確定した東京都文京区の分譲マンション「ル・サンク小石川後楽園」を巡り、建築主の1社であるNIPPOが9月3日、指定確認検査機関の都市居住評価センター(UHEC)を相手取り、約107億円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に起こした。

  • ニュース 時事

    山口情報芸術センターの屋根がめくれる

    台風17号で被害、15年前にも飛散

     山口市の山口情報芸術センター(YCAM)で9月22日、台風17号の強風で金属製の屋根ふき材がめくれ、断熱材が周囲に飛散する被害が発生した。この建物では2004年9月にも屋根材が台風によって飛散し、市は同年に補修工事を実施していた。

  • ニュース 時事

    大東建託子会社が増税分30億円未払い

    サブリース事業巡って初の公取委勧告

     住宅会社の不祥事が続いている。公正取引委員会は9月24日、大東建託と子会社の大東建託パートナーズ(東京都港区)に消費税転嫁対策特別措置法違反、いわゆる買いたたきがあったとし、差額分約30億円の支払いと再発防止を勧告した。両社は、14年4月以降の消費税増税分を不動産オーナーなどへの賃料に上乗せしてい…

  • ニュース 時事

    宮崎市の建設会社が確認済み証を偽造

    住宅の欠陥や詐欺被害を訴える声も

     宮崎市内にある建設会社Block-Style(ブロック スタイル)合同会社が設計・施工を手掛けた市内4棟の建物で、確認申請をせずに着工していたことが発覚した。そのうち1棟では確認済み証を偽造し、建て主に渡していた。同社は2019年8月末に破産手続きを開始、現在は営業を停止している。市は同社を公文書…

  • ニュース 技術

    ゲリラ豪雨の洪水被害を実大住宅で実験

    防災科研と一条工務店が木造2階建て住宅の被害を検証

     防災科学技術研究所(以下、防災科研)と一条工務店は10月2日、ゲリラ豪雨で洪水が発生した際の木造2階建て住宅の被害を、実大実験で検証した。

  • ニュース 技術

    建設現場の通信環境を無線で改善

    西松建設が無線LANのメッシュネットワークを本格導入

     建設現場でIoT(モノのインターネット)の活用が始まっているが、高層ビルは携帯電話の電波が入りにくいのがネックだ。そこで、西松建設は無線LANのメッシュネットワークを採用。LANケーブルを敷設することなく、実用的な通信環境を整えた。

  • ニュース 世界

    世界最大規模の北京「ヒトデ形」空港

    ザハ氏が生前に設計、年間旅客数1億人に対応

     中国・北京市に新たな国際空港「北京大興国際空港」が誕生した。設計を手掛けたのは英国のザハ・ハディド・アーキテクツとフランスのエンジニアリング会社ADPアンジェニエリ。ターミナルビルから5方向に延びるコンコースと交通センターで構成されるヒトデのような外観が特徴だ。9月25日に運用を開始した。

  • ニュース 世界

    坂茂氏設計のオメガ・スウォッチ新本社

    長さ240mの木造グリッドシェルが公道をまたいで横たわる

     世界的な時計メーカーであるスウォッチグループの新たな拠点が10月3日、スイス西部のビールにオープンした。同社の従業員だけでなく、地域住民にも歓迎ムードが広がっている。設計したのは2011年の国際指名コンペに勝利した坂茂氏だ。

  • ニュース プロジェクト

    Park-PFIで須磨海浜水族園を民営化

    イルカと触れ合えるホテルも併設、サンケイビルなど選定

     神戸市は9月12日、「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」の優先交渉権者に、サンケイビルを代表とするグループを選定したと発表した。サンケイビルなどは、老朽化が進む水族館の建て替えなどに約370億円を投じる。全面開業は2024年3月末の予定だ。

  • フォーカス建築 新青森県総合運動公園陸上競技場(青森市)

    風雪受け流す翼形の大屋根

    細い柱が「てんびん」で支える26mの跳ね出し
    発注:青森県 設計:伊東豊雄建築設計事務所 施工:大林組・丸喜齋藤組・西村組JV

     青森市北東部にある県の運動公園で9月、伊東豊雄氏が設計した陸上競技場がオープンした。GRCパネルで覆った翼のような大屋根は、海から吹く強風や雪からフィールドを守る。

  • フォーカス建築 IGOONE ARAI (イグーネ荒井)(仙台市)

    斜めの柱と植栽で“緑の浮島”

    現代版の屋敷林を街のアイコンに
    発注:福互 設計:UID 施工:市村工務店

     斜めの柱や曲面屋根、植栽で目を引く複合施設が仙台の新市街地に6月、誕生した。伝統的な屋敷林「居久根(いぐね)」を再構築して、「緑の浮島」と呼ばれたかつての景観をよみがえらせた。

  • 開き・交わる学校建築 PART 1 学内交流 1

    フリーアドレス空間で「教職協働」を推進

    梅光学院大学 The Learning Station CROSSLIGHT

     「The Learning Station CROSSLIGHT」には教室と廊下の区別がない。授業が行われている傍らを、他の学生や教員が突っ切っていく。教員と職員のオフィスをフリーアドレス制としているのも特徴だ。

  • 開き・交わる学校建築 PART 1 学内交流 2

    吹き抜けの小部屋が身近な出会いを促す

    神奈川大学 栗田谷アカデメイア

     イベント型の交流よりも、日常生活の中での出会いから生まれるコミュニケーションが大切──。神奈川大学の新しい寮では、多国籍の学生たちが出会って交流できる様々な場を、建物の各所に用意した。

  • 開き・交わる学校建築 PART 1 学内交流 3

    緩やかな階段を軸に都市型の高層モデル

    北区立田端中学校

     敷地面積に制約のある都市部に、学年間で交流できる教育効果の高い環境をどう実現するか。緩やかな中央階段を軸とする、立体的な空間構成によってプロトタイプを目指す校舎が東京都北区の住宅街に現れた。

  • 開き・交わる学校建築 PART 2 地域交流 1

    複数の中庭型広場で広い敷地に性格付け

    広島県立広島叡智学園中学校・高等学校

     中高一貫校の新設に当たり、様々な活動の中心となる大型の広場を整備し、さらに学校生活に見合うサイズの複数の中庭と諸機能をセットにして配置。広大な敷地における場所の性格付けと、交流機会の創出を図った。

  • 開き・交わる学校建築 PART 2 地域交流 2

    既存樹を中心に配置 合築施設で世代交流

    杉並たかいどいちご保育園・グループホームたかいどの里

     元気な子どもたちの姿を高齢者が日常的に目にすることができるのは、合築施設ならではの魅力だ。世代交流の実現を願う長崎の社会福祉法人が、東京に完成させた。施設内の各所に出会いを誘発する動線を設けている。

  • 開き・交わる学校建築 進化する教育施設

    多様な利用者つなぐ仕掛けが鍵

     教育施設はその地域にとって重要な拠点だ。世代を越える交流の場の、核となり得るポテンシャルがある。多様な人々、多様な諸機能を受け入れながら、今後ますます発展する可能性がある。そのポイントを整理してみよう。

  • 建築巡礼 昭和モダン編1970年代

    ビッグネスとしての建築

    中野サンプラザ(旧・全国勤労青少年会館)(1973年)

     JR中央線の中野駅から、交差点を挟んですぐ斜め前にそびえる高層建築が中野サンプラザだ。

  • ちょい読み 建築デジカツ最前線 川又Dが行く!

    曲面施工にBIMを多重活用

     設計・施工・維持管理におけるデジタル活用(デジカツ)を伝える連載が日経xTECH(クロステック)でスタートした。リポーターは日経アーキテクチュア・川又英紀デスク。第4、5回は、竹中工務店が設計・施工を手掛ける“ぐにゃぐにゃなオフィスビル”の工事現場を取り上げた。

  • リノベーションの法規Q&A 第10回

    容積率緩和を上手に活用

    容積率超過の既存不適格建築物でEV増築は可能?

     近年、古い団地などのバリアフリー化に伴ってエレベーターを増築する事例が増えてきている。床面積の増加を伴うエレベーター棟の増築は原則、確認申請が必要となる。

  • 「会計的思考」のススメ 第3回

    資金のコントロールで脱・自転車操業

    手元の資金に常に余裕がなく、所長が自らの役員報酬の支払いや立て替え経費の精算を留保する。そうした、いわゆる自転車操業の状態を招きそうな場合、いかに脱するか。「資金繰り表」を使って考えてみよう。

  • 新製品 ブラインド

    ローリーESSクワトロタコスII

    上部と下部のスラットを分割制御

     スラット(羽根)を上部と下部で異なる角度に設定できる、電動ヨコ型ブラインド。上下を分割してスラットを制御し、季節や天候、時間帯に応じた採光、遮蔽、視線のコントロールを可能にした。「昼光利用冬モード」「視界優先モード」など4つの設定を使い分けると、省エネや明るさ、快適性の向上を自由に選択できる。

  • 新製品 コンセントプレート

    ホテル用コンセントプレート「PXP-ES01M型」

    小型デザインの1口電源プレート

     ホテル用としてニーズが高い、コンセントが1口の壁付け用ミニプレート。余計な装飾をそぎ落としたデザインが特徴だ。金属の表面に単一方向で細かい筋をつけ、つや消し効果を出すヘアライン仕上げとヘアライン仕上げブラック、同ホワイトの3種類をそろえる。価格(税別)は2700円。

  • 新製品 蓄電池

    POWER YIILE HEYA S

    小型の移動式非常用蓄電システム

  • 新製品 火災警報器

    火無安全(かないあんぜん)

    薄型フラットな住宅用火災警報器

     煙や熱の感知部を内蔵し、フラットでスッキリとしたデザインにした火災警報器。煙感知式と、台所など火を用いる場所に設置する熱感知式がある。感度異常や電池切れの警報も、音声と表示灯の点滅で知らせてくれる。リチウム電池式で、電池寿命は約10年。価格はオープン。

  • 新製品 サイクルスタンド

    D-NA DELTA(ディーナ デルタ)

    壁付けの小型サイクルスタンド

     三角形に曲げたステンレスバー2本で構成する、ミニマルデザインの自転車スタンド。壁に取り付けるタイプで、前輪をしっかりと固定して自転車を支える。床面からの高さは310mm。推奨タイヤサイズは、20~28インチ。推奨タイヤ幅は55mm以下。価格(税別)は7000円。

  • 読者から/編集部から 読者から

    無視される下請けの働き方改革

     小さな設計事務所を経営している。数人のスタッフと共に、建設コンサルタントやデベロッパーなどから請け負った仕事をこなす日々だ。

  • 読者から/編集部から 読者から

    確認検査の在り方を見直せ

     大手企業による違法建築の事案の発覚が相次いでいる。中小規模の組織に所属する多くの設計者や監理者、施工者は愚直に法律を守り、まじめに建築確認検査を受検。指摘を受ければ、手直しをするなど、誠実に対応して検査済み証を受領。建て主には丁寧に説明し、引き渡しをしている。大手はこうした当たり前の段取りを踏んで…

  • 読者から/編集部から 編集部から

    学校の共用部は交流の道具に

     学校の事例に共通するのは閉じる空間を小さくまとめ、共用部に余裕を持たせて階段など建築的な仕掛けに注力している点です。それらを象徴的に扱う計画は珍しくありませんが、近年は交流の「道具」として積極的に使う傾向が目立ちます。

  • ニュース クローズアップ 現地報告

    千葉暴風被害

    台風15号直撃、住宅損壊2万棟超

     9月8日から9日にかけて、首都圏を襲った令和元年の台風15号。その記録的な暴風は、千葉県を中心に建築物やインフラに甚大な被害をもたらした。被災地では住宅の屋根や外壁の被害が多発。停電も長期化し、復旧の遅れにつながった。9月30日判明分で住宅損壊は2万5000棟を超す。日経アーキテクチュアは千葉県南…

  • ニュース 時事

    可動床式プール損害賠償訴訟で市が敗訴

    利用人数超過で不具合、設計者の説明義務違反認めず

     新潟県三条市の小中一体校に設置した可動床式プールの不具合を巡り、市が設計者の石本建築事務所(東京都千代田区)を相手取り、改修工事費など約3967万円を損害賠償として求めていた裁判で、東京高等裁判所が9月4日に市側の請求を棄却する判決を下した。市は9月13日、上告しない方針を示した。

  • ニュース 時事

    空調故障で五浦美術館の企画展が中止

    設備老朽化で湿度制御が不能に

     茨城県天心記念五浦美術館は9月2日、空調機器の故障を受けて2020年4月までに予定していた4つの企画展を中止すると発表した。建物全体の空調を担っていた冷温水チラーが老朽化のため故障し、作品の展示に求められる湿度を保てなくなった。常設展は続ける。

  • ニュース 時事

    解体時の石綿飛散防止、規制建材を拡大

    環境省素案、全工事で事前調査を義務化へ

     環境省は、建築物の解体・改修工事におけるアスベスト(石綿)の飛散防止対策の強化に乗り出す。規制対象の建材の種類を拡大し、全ての解体工事などで事前調査を義務付ける。9月2日に開いた中央環境審議会の石綿飛散防止小委員会(委員長:大塚直・早稲田大学大学院教授)で素案を示した。同省は、年内にも取りまとめる…

  • ニュース 技術

    報知機より早く火種を発見するAI

    IoTセンサーの情報を総合判断、清水建設が物流施設で

     清水建設が開発中の人工知能(AI)による「早期火災検知システム」が実装段階に入った。

  • ニュース プロジェクト

    巨大バスターミナル付き商業施設が開業

    熊本のど真ん中で再開発、地震からの復興を後押し

     9月14日、熊本市の新たなランドマークとなる「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチクマモト)」が市中心部で開業した〔写真1〕。熊本交通センター跡地を活用した大規模再開発事業の中核となる複合商業施設で、日本最大級のバスターミナルを擁する。再開発エリアには3000人を収容可能な「熊本…

  • ニュース 世界

    ロシア最大手銀行のコンペは日建設計に

    ザハ事務所などに勝利、公共交通指向型開発のモデルに

     ロシア・モスクワに建設するホールを核としたTOD(公共交通指向型開発)の国際指名設計コンペで、日建設計の案が最優秀に選ばれた。

  • ニュース講座 建築訴訟「ここが知りたい」(22)

    緑化率不足を告げず契約取り消し

    消費者契約法の解釈に異説、名古屋高裁

     分譲住宅売買を巡り、消費者契約法に基づいて買い主側からの契約取り消しを認めた、異例の判決が下った。問題となった事象は緑化率不足という条例違反で、容易に是正可能なものだった。

  • ちょい読み 建築単価ウオッチ/日経BP総研社会インフラ ラボリポート

    事務所のコスト下落は躯体が主因

    2019年7月期

     2019年7月調査では、鉄骨造(S造)事務所のコストの動向を紹介する。6月の上昇から一転、前月比0.2%下落となった。躯体の0.6%下落が主な要因だ。H形鋼が主要3都市で値下がりしており、コスト下落に影響している。

  • 「想定外」の教訓 第4回

    建築士が戸惑う「あずまや」の設計

    あずまやが倒れる!

     公園などにある「あずまや」の倒壊が後を絶たない。取材を進める中で見えてきたのは、不特定多数の人が利用する公共性の高い建物であるにもかかわらず、安全性の確保を設計者任せにしている実態だ。

  • 木造ビッグバン 1 どうする? CLTの活用 2方向の構造特性生かせ、活路は屋根にあり

    CLTで梁・桁のない折板構造の屋根

    香南市総合子育て支援センター「にこなん」(高知県香南市)

     CLT(直交集成板)を用いた事例が急増している。ポイントは、いかにCLTの特性を引き出すかだ。2方向の力を負担しながら大きな面として屋根に活用、同じ部材を繰り返し利用するなど、方向性が見えてきた。

  • 木造ビッグバン 1 どうする? CLTの活用 2方向の構造特性生かせ、活路は屋根にあり

    格子状にCLT組み全長60mの大屋根

    ROOFLAG賃貸住宅未来展示場(東京都江東区)

     100枚以上のCLTパネルで大屋根を構成。最大60mのスパンを飛ばす豪快な建物が2020年春の開業に向けて東京の臨海部で建設中だ。パネルの接合部は、「CLTだからこそ設計しやすかった」と構造設計者は語る。

  • 木造ビッグバン 1 どうする? CLTの活用 2方向の構造特性生かせ、活路は屋根にあり

    鉄骨架構+CLT耐震壁でプロトタイプ

    兵庫県林業会館(神戸市)

     鉄骨ラーメン構造とCLT耐震壁を組み合わせた5階建てオフィスビル。耐火建築物のプロトタイプとして建てられた。この組み合わせは汎用性が高く、すでに次の6階建てが着工。技術的には14階建てまで建設が可能だ。

  • 木造ビッグバン 1 どうする? CLTの活用 2方向の構造特性生かせ、活路は屋根にあり

    CLTの利用は設計前に工場の確認を

    ポイント解説

     兵庫県林業会館で、竹中工務店は基本スパンを2.4mとして設計した。この寸法は、敷地条件やガラスの製作サイズなどに加え、CLTならではの特性を踏まえて弾き出した数字だ。

  • 木造ビッグバン 2 流通材、どう生かす? 純木造にこだわらず 鉄骨造と組み合わせ

    ヒノキ製材を「ずらし」の手法で見せる

    日本平夢テラス(静岡市)

     一般に流通する地元の製材を用いた建築をつくる──。長く親しまれる施設にするためにも、有効な手段だ。だが、木造だけで実現しようとするとハードルは上がる。鉄骨造を併用し、適材適所で設計すればゴールは近づく。

  • 木造ビッグバン 2 流通材、どう生かす? 純木造にこだわらず 鉄骨造と組み合わせ

    製材メインに鋼材を加え70mの大スパン

    昭和電工(大分県立)武道スポーツセンター(大分市)

     最大約5000人の観客を収容する多目的競技場は、県産のスギ製材中心のトラスを持つ大空間だ。設計期間が短いことから、設計プロポーザルでは鉄骨トラスで耐火建築とする案。発注者の理解を得て木造で実現した。

  • 木造ビッグバン 3 高層化はどこまで可能? 北欧に18階建て純木造 国内は12階の計画も

    高さ85m、世界一高い木造ビルが開業

    現地ルポ ミョーストーネット(ノルウェー・ブルムンダル)

     今春、ノルウェーに世界一高い木造建築が完成した。国内では、高さ50mを超える計画も明らかになった。CSR(企業の社会的責任)による環境配慮、木質空間の持つ効果などから、都市部の計画は増えそうだ。

  • 木造ビッグバン 3 高層化はどこまで可能? 北欧に18階建て純木造 国内は12階の計画も

    ハイブリッドと純木造が競い合い

    動向 都市部で進む高層ビルの木造化

     東京や横浜で、耐火木造による高層建築の計画が相次いで立ち上がっている。純木造、鉄骨造とのハイブリッドなど選択肢は1つではない。純木造で他の構造と同様のスパンを実現するには、柱や梁の接合部が鍵となる。

  • 木造ビッグバン 展望 木造ビッグバンを迎え撃て

    「適材適所」が市場拡大の鍵

     純木造にこだわり過ぎると、施工コストや材料調達の面から木造が実現しない場合がある。木造重視の追い風が吹くなか、市場をより拡大するには「適材適所」の考えが必要だ。防耐火をはじめ最新の事例に詳しい桜設計集団代表の安井昇氏の話を参考にまとめた。

  • フォーカス住宅 御杖(みつえ)村 体験住宅(奈良県御杖村)

    木材不足のタイに売り込め

    日本の在来木造を伝え、村の林業再生狙う
    発注:御杖村 設計:太平洋設計事務所 施工:太平洋設計事務所

     東南アジアに日本の木造住宅を輸出するプロジェクトが本格スタートを切った。林業で栄えた奈良県の山村から、スギ材をタイの住宅市場に供給。日本の在来木造工法をタイ人に伝え、熱帯の気候に合った家づくりを目指す。

  • 新製品 デッキ面材

    選べるデッキ プラス

    人工芝や天然石をデッキ面材に

     アルミベースの上に、好みのデッキ面材を並べて固定するデッキ材。従来の3素材、10種類のデッキ面材のラインアップに、人工芝と天然石を加えた。

  • 新製品

    彩園 煌(きらめき)

    銀糸がきらめくインテリア畳

     樹脂コーティングをした機械すき和紙を、い草の代わりに畳表に使ったインテリア畳。光を反射する銀糸を経糸(たていと)に織り交ぜ、見る角度によって糸がきらめき、畳面の表情が変化する。カラーは銀白色と黒染色、灰桜色の3つ。価格(税別)は2枚入り1梱が1万9000円から。

  • 新製品 壁紙

    ウルトラスエード壁紙

    スエード調の人工皮革を使用

     超極細繊維を使用した不織布の壁紙。上質のスエード(皮革)のような、滑らかな表面構造の仕上げが特徴だ。耐久性が高く、通気性や透湿性も備える。それを壁紙に適用した。色は全20色。規格サイズは92cm×30m、厚さは0.7mm。最小1mから発注できる。

  • 新製品 家具

    病室家具HCシリーズ ソファベッド

    狭い病室に置けるソファベッド

     付き添いやお見舞いの人たちが病室で快適に過ごせるように配慮した家具シリーズの新作ベッド。奥行きが620mmとコンパクトで、病室にあるベッド周りの空いたスペースに置きやすい大きさ。2人がけソファの状態から、簡単にベッドに変えられる。本体価格(税別)は23万8800円。

  • 新製品 住宅基礎保護材

    インサルキソッシュ ONE

    1回塗りで仕上げる住宅基礎保護材

     コンクリートの表面に塗ることでヘアクラックから水分や空気が入るのを防ぎ、ひび割れの進行を抑える保護材。プライマーが不要で、塗布が1回で済む。砂骨ローラーを使えば、簡単な施工で仕上がる。設計価格(税別)は、1袋12kg入りが2万6000円。

  • 読者から/編集部から 読者から

    集約型都市より公共交通充実

     近年、コンパクトシティー構想がもてはやされているが、2つの視点が欠けていると思う。1つは、郊外の切り捨てが社会全体の経済を縮小させること。もう1つは、公共交通機関の貧弱さが経済成長を妨げることだ。

  • 読者から/編集部から 読者から

    建築確認制度の見直しが必要

     建築確認業務が民間に開放され、今年で20年目を迎える。全体の案件数の約9割を民間の検査機関が担うようになった。現在は全国で100を超える民間検査機関が自由競争の下、しのぎを削っている。

  • 読者から/編集部から 編集部から

    木材利用の陰に設計者の熱量

     昨年の木造特集からわずか1年の間に、中高層木造やCLTを屋根に使った事例が多数出てきました。

  • 新・エコハウスのウソ 第9回

    全館空調は浪エネだから広まらない?

     効率良く「快適冷房」を実現できる選択肢の1つとされる全館空調。だが空調システムを入れればOKというものではなく、住宅の設計時点での対策いかんでその効果の成否は分かれる──。前真之准教授はそう指摘する。

  • 新・エコハウスのウソ 第8回

    エアコンを買い替えれば節電に?

     温暖化の進行を肌で感じる昨今の夏。エアコンの買い替えを考えた人も多いだろう。前真之・東京大学准教授は、エアコンの性能表示は実使用と合致しておらず、間違った機器選びを誘導しかねないと警鐘を鳴らす。

  • ニュース クローズアップ

    京アニ放火、生死分けた30秒

    京大防災研が火災メカニズムを分析

     7月18日に発生した京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火事件。専門家による現場調査やシミュレーションから火災メカニズムが次第に見えてきた。出火後30秒で建物内に高温の煙が充満したとみられる。

  • ニュース 時事

    国宝・重文の防火対策でガイドライン

    文化庁、世界遺産や国宝の実地調査を要請

     文化庁は「国宝・重要文化財(建造物)の防火対策ガイドライン」をまとめ、9月2日に公表した。フランス・パリの世界遺産ノートルダム大聖堂で発生した火災を受けたものだ。チェックリスト形式のガイドラインを活用し、整備が必要な防火設備などの把握を促す。

  • ニュース 時事

    新庁舎建設工事中止で前市長らが提訴

    近江八幡市の現市長に設計費など4億円を賠償請求

     滋賀県近江八幡市の新庁舎建設工事中止を巡り、前市長の冨士谷英正市議や現市議、市民ら50人が9月6日、現市長の小西理氏を相手取り、大津地方裁判所に提訴した。原告らは、工事請負契約の解除は違法だと主張。設計料や一部支払い済みの工事費などが無駄になったとして、計約4億円の損害を市に賠償するよう求めている…

  • ニュース 時事

    奈良公園のホテル開発、住民が再び提訴

    「都市公園法の目的に反する」と設置許可取り消しを求める

     奈良県が進める奈良公園南端の県有地(奈良市)に高級ホテルを整備する「高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業」を巡り、近隣住民8人が8月6日、県を相手取り、「都市公園法上の『公園施設』を装わせて高級ホテルの建設を進めようとしている」として、ホテル設置許可の取り消しを求める訴えを奈良地方裁判所に起こした。…

  • ニュース 技術

    3Dプリンター、中層住宅の製造にめど

    2種のモルタルを組み合わせて強度を確保、大林組が開発

     大林組は8月29日、産業用ロボットアームによる大型3Dプリンターと、2種類のセメント系材料を用いて、圧縮強度と引張強度を兼ね備えた構造物を製造する技術を開発した。曲面型枠や鉄筋を使わず、自由な形状を実現できる。

  • ニュース プロジェクト

    炭素繊維の「あやとり」で耐震補強

    築100年以上の富岡倉庫を再生、隈研吾氏が設計

     群馬県富岡市で9月5日、市の景観重要建造物に指定された「富岡倉庫」を耐震改修して再生した店舗が開業した。3棟のうち県道沿いに立つ「3号倉庫」の小屋組み部分に、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)をあやとり状に張り巡らせて耐震化した。改修設計は、隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)が担当した。

  • ニュース プロジェクト

    駅と郵便局の二刀流、JR東と日本郵便

    郵便局内に駅窓口を設ける日本初の試み、千葉の無人駅で

     これは駅か、郵便局か──。JR東日本と日本郵便は8月23日、千葉県鴨川市内にあるJR内房線江見駅の既存駅舎を取り壊し、駅窓口業務を担う郵便局を建設すると発表した。郵便局内に駅窓口を設置するのは日本初だ。郵便局と駅を一体化して、利用者の利便性を高める。完成は2020年8月の予定だ。

  • フォーカス建築 多賀町中央公民館 多賀結いの森(滋賀県多賀町)

    片流れ屋根連ね多様な居場所

    近江地方の商家をプランのヒントに
    発注:多賀町 設計:大西麻貴+百田有希/o+h 施工:桑原組

     人口約7000人の滋賀県多賀町に、24の片流れ屋根が集落のように連なる中央公民館が開館した。家族以外の奉公人も同居する近江地方の商家を参考に、公民館の複数の機能を各屋根の下に収めた。

  • 「挑戦の家」その後 ヨコハマアパートメント(横浜市)│2009

    アトリエ広場が10年経て地域交流にシフト

    クリエーター×半屋外空間

     竣工から10年。庭のような開放感を持つ共用の土間空間は、アーティストの拠点となる“アトリエ広場”から、地域交流の場へと移行してきた。入居者の想像力から生まれる多様性を、大らかな共用部が受け止めている。

  • 「挑戦の家」その後 シェア矢来町(東京都新宿区)│2012

    家族規模の安心感で高稼働率を維持

    単身者×コモンスペース

     既存住宅を改修したシェアハウスが主流だったなか、2012年に竣工した「シェア矢来町(やらいちょう)」は、新築シェアハウスの先駆けだ。個室7室という規模が、家族のようなつながりを育む。課題は近隣との関係づくりだ。

  • 「挑戦の家」その後 遠野市仮設住宅 希望の郷「絆」(岩手県遠野市)│2011

    サポセンが活性化した木造仮設

    高齢被災者×屋根付きデッキ

     岩手県遠野市に残る仮設住宅だ。東日本大震災後につくられた仮設の中でも、コミュ二ティー形成の点で評価が高い。サポートセンターを核に、屋根付きデッキで住戸をつなげることにより、高齢者を中心に交流の輪が生まれた。

  • 「挑戦の家」その後 tetto(川崎市)│2015

    里山活用は限定的も“自然体”が競争力に

    郊外派×広場

     オーナー所有の里山や住居も含めて、使い方は入居者の自主性に委ねる。作り手側の想定した交流を押し付けるのではなく、あくまでも自然体を目指した。活気の浮き沈みを受け入れながら緩やかな継続性を見据える。

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