閉じる

日経エレクトロニクス

本誌のデジタル版(HTML)

  • 日経エレクトロニクス 2018年7月号

     電力はためられない──。そんな常識が過去のものとなりつつある。EVや定置型の大容量蓄電池が街中にあふれ、再生可能エネルギーの電力をためて使う時代が近づいているからだ。電力はためて使うのが新常識になれば、電力自体がコモディティー化していき、省エネが死語になる「バッテリーシンギュラリティー」が来るのは…

  • 日経エレクトロニクス 2018年6月号

     いまや、取り組んでいて当然のキーワードになったIoT(Internet of Things)。しかし、思うような効果が出ないと悩む企業は多い。その原因は、IoTの捉え方そのものにある。先行する欧米企業は、単なるデータの収集・分析にとどまらず、データを起点とした業務プロセスの確立を着々と進めている。…

  • 日経エレクトロニクス 2018年5月号

     数人乗りの小型機から100人以上が乗る大型機まで、あらゆるサイズの航空機に電動化の波が押し寄せている。電動化は小型機業界に「空飛ぶクルマ」や「空のライドシェア」といった新市場をもたらす。大型機では燃費の向上に向けてハイブリッド機の開発が電動化技術の需要を高める。エレクトロニクス企業にとって新たなビ…

  • 日経エレクトロニクス 2018年4月号

    スイスなど、2018年内にも実サービスが始まる見通しが出てきた第5世代移動体通信システム(5G)。2018年2月末の展示会「Mobile World Congress 2018(MWC 2018)」とその前後の発表では、5G対応のユーザー端末が続々登場した。さらに、5Gの超広帯域通信と超低遅延性を生…

  • 日経エレクトロニクス 2018年3月号

    カメラ(CMOSイメージセンサー)、LiDAR、ミリ波レーダーの3つは、現在、自動運転車の外界認識に欠かせないセンサーとみられている。それぞれの長所を組み合わせて信頼性を高める。多種センサーの使い分けと言える。こうした状況が急変しつつある。革新的なセンサーが登場し、3大センサーの勢力図を乱す可能性が…

  • 日経エレクトロニクス 2018年2月号

    人型ロボットがさらに人に近づいた。2017年11月末、「2017国際ロボット展」の会場。トヨタ自動車のブースを取り巻く幾重もの人垣は、登壇したロボット「T-HR3」のデモに感嘆した。片足を上げてバランスを保ち、振りかぶったかと思えばサッカーボールを蹴る仕草、「かめはめ波」からウサイン・ボルトのポーズ…

  • 日経エレクトロニクス 2018年1月号

    電解液を固体化したLiイオン2次電池「全固体電池」でEV向けに実用化が見込まれる時期が「2022年ごろ」と急速に具体化してきた。スマートフォンやIoT端末向けはさらに早く1~3年内に量産される。当初のメリットは充電の速さや安全性の高さで普及すれば電池やEV市場の勢力図を塗り替えそうだ。エネルギー密度…

  • 日経エレクトロニクス 2017年12月号

    2020年ごろを境にして、急速に進むとされる自動車の電動化。それに伴い、電動車両の「走る」「曲がる」「止まる」といった足回りの性能やコストを左右する駆動システムも急成長する見込みだ。メガサプライヤーからデバイスメーカーまで、さまざまな立場の企業が、激しい主導権争いを始めた。

  • 日経エレクトロニクス 2017年11月号

    2017年秋、人工知能(AI)を用いたAIスピーカーが日本で製品化ラッシュのときを迎えた。米Google社が「Google Home」を日本で発売したほか、米Amazon.com社が第2世代の「Amazon Echo」を2017年末に日本で発売すると発表。ソニーやパナソニック、東芝の子会社、NTTド…

  • 日経エレクトロニクス 2017年10月号

    太陽光やマイクロ波といった電磁波を使って材料を量産する。そんな時代がすぐそこまで来ている。従来の製造技術では超えられなかった技術面やコスト面でのハードルを、太陽光を利用する人工光合成技術やマイクロ波技術で超越していく。これまで作れなかった電子材料を低い消費電力で安価に製造できるようになる。

  • 日経エレクトロニクス 2017年9月号

    空前の好景気に沸く半導体業界だが、製造技術の進化は停滞し将来展望を見失っていた。ごく最近になって、10年以上も期待されていたEUVリソグラフィーの量産化に現実味が出てきたことで、各半導体メーカーが、一斉に微細化のロードマップを更新した。ムーアの法則が少なくとも今後10数年、“1.4nm世代”まで続く…

  • 日経エレクトロニクス 2017年8月号

     「GoogleもUberもいらない未来」。トヨタ自動車傘下で最先端の研究開発を手掛ける米Toyota Research Institute(TRI)社の将来ビジョンを一言で表すとこうなる。同社は2017年5月、自動運転車の開発に使う走行データの取引市場やカーシェアリングの運用などに、「ブロックチェ…

  • 日経エレクトロニクス 2017年7月号

    メガネ型端末の登場で、市場拡大が期待されるAR(Augmented Reality)。そこに、最近の技術進展が著しいプロジェクターが加わり、さらに応用先が広がりそうだ。今後、家電や業務用エンターテインメント(娯楽)機器、自動車、産業分野などに裾野を広げていく見込みである。

  • 日経エレクトロニクス 2017年6月号

    かつて人々のライフスタイルを変えたソニーの「Walkman」。それに勝るとも劣らない衝撃をもたらし得る「ヒアラブル端末」と呼ばれるイヤホン型コンピューターが続々と製品化されている。同時通訳機能や音声インターフェースを用いた“秘書”機能などが実装され始めており、伸び悩むウエアラブル端末の閉塞感を破る製…

  • 日経エレクトロニクス 2017年5月号

    イメージセンサーや画像処理技術、画像認識技術といったカメラ技術は、これまで人間の眼(視覚)を超えることを目標に進化してきた。今後は、撮影シーンや周囲の状況までを瞬時に把握できる、知性を備えたカメラ技術が開発の主戦場になる。けん引するのは、市場成長が著しい自動車やドローン、監視カメラ、産業用ロボットと…

  • 日経エレクトロニクス 2017年4月号

    人間の皮膚にある受容器を刺激して、触覚や力覚、圧覚といった感覚(触感)を与える「触覚フィードバック」機能。現在は一部のスマートフォンやゲーム機での採用にとどまるが、今後さまざまなエレクトロニクス機器にその裾野を広げていきそうだ。触覚フィードバックが、電子機器のユーザーインターフェース(UI)に革新を…

  • 日経エレクトロニクス 2017年3月号

    発生から約5カ月、韓国Samsung Electronics 社が明かした「Galaxy Note7」発火問題の調査結果から深層が見えてきた。直接の問題は電池だが、本質的な課題は調達部品の管理体制などにあったとみられる。同社を含むエレクトロニクス業界の対策になるのは、調達先の設計・製造工程に適切に介…

  • 日経エレクトロニクス 2017年2月号

    現行のリチウムイオン2次電池(LIB)の数倍~10倍超の容量を持つポストLIBの存在感が急速に高まってきた。これまで実現は遠い将来と考えられていたが、技術の開発が大きく進展し始めたことに加え、既存のLIBの安全面、技術面、価格面での限界がハッキリと見えてきたからだ。

  • 日経エレクトロニクス 2017年1月号

    人工知能(AI)の処理を高速化する専用チップの開発が世界中で始まった。エッジ向けは人の五感を超えた知覚の実現、クラウド向けはビッグデータに潜んだ知られざる英知を掘り起こすエンジンになるのが当面の目標だ。ただしそのアーキテクチャーは、研究開発の進捗次第で大きく変わり得る。

  • 日経エレクトロニクス 2016年12月号

    IoTを実現する無線通信技術として、Bluetooth Low Energy(BLE)が急速に台頭してきた。身の周りのモノにビーコン発信機能を持つBLEタグを付け、探し物や落し物の探索に使う用途である。米国を中心に既に1000万個超のBLEタグが出荷済み。各個人が数個~10個のIoT 端末を持つ世界…