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日経ホームビルダー

本誌のデジタル版(HTML)

  • 日経ホームビルダー 2019年10月号

     エアコン1、2台で全室の冷暖房を手ごろな設置費用と光熱費でまかなう「全館空調」を提案する住宅会社が続々と登場している。戸建て住宅の冷暖房設備に約4割のユーザーが不満を抱えているという民間の調査結果もあるなか、高断熱住宅の住まい方を変える新技術として注目を浴び、実際に導入した顧客からも高い評価を得て…

  • 日経ホームビルダー 2019年9月号

     手すり壁の笠木回りは、最も雨水が浸入しやすい部位の1つだ。浸入した雨水は壁の天端にとどまり、やがて下地木材や胴縁の腐朽を招く。では、天端の防水層をどう納めれば、高い防水性能を確保できるのか――。日経ホームビルダーは専門家の協力を得て、代表的な納まりの防水性能を実験で確かめた。その結果、これまで常識…

  • 日経ホームビルダー 2019年8月号

     住宅建築の現場では深刻な人手不足が続いている。職人は高齢化が進み、入職者の増加も見込めない。現場監督や営業、設計の人員は1人の業務量が増えて疲れ切っている。国を挙げて働き方改革が叫ばれるなか、工務店が生き残るには、現場の省力化が待ったなしの状態だ。大型パネルによる壁体の工業化やITツールを使った情…

  • 日経ホームビルダー 2019年7月号

     蒸し暑い梅雨や夏季に壁内の室内側が結露する「夏型結露」(逆転結露)。木造住宅の壁内にカビや腐朽を生じさせる夏型結露のトラブルが、近年、各地で顕在化している。従来の研究では想定していなかった工事中の雨掛かりなどに起因するものだ。トラブルの背景でカギとなるのは、もともと冬型結露の防止目的で普及した繊維…

  • 日経ホームビルダー 2019年6月号

     「しまった、つい口が滑った」。住宅実務者なら誰しもそんな経験があるはずだ。軽率な一言が依頼者の怒りを買い、互いの信頼関係が一気に崩壊する。しかし、失言は着火剤に過ぎず、その前に依頼者の不満が蓄積しているケースが多い。失敗の原因は言葉だけではない。情報伝達の在り方を根本から見直すことも必要だ。ここで…

  • 日経ホームビルダー 2019年5月号

     新築住宅の建築依頼先を選択する際に、口コミ情報を使う建て主が増えている。2018年以降に新築した建て主の場合、約7割が口コミ情報を活用。13年以前の建て主の場合と比べると、状況は逆転している。建て主が口コミ情報をどのように利用し、そして自らはどのような動機で発信しているのか。建て主を通じた住宅会社…

  • 日経ホームビルダー 2019年4月号

     屋根勾配に沿って断熱材を配する“屋根断熱”の採用が増えている。住宅金融支援機構が実施した「フラット35住宅仕様実態調査」の推移を見ると、2007年度の21%から17年度には37.4%に上がった。屋根断熱の増加で懸念されるのが、通気不良による結露の発生だ。日経ホームビルダー読者を対象に実施した調査で…

  • 日経ホームビルダー 2019年3月号

     国が進める長期優良住宅は「3世代使える家」を目指している。その実現には、屋根の寿命を延ばすことが欠かせない。しかし、現実には築20年に満たない住宅で、屋根材の飛散事故が起こっている。こうした事故では、建て主が危険性を認識していないことがほとんどだ。今求められているのは、最小限のメンテナンスで長持ち…

  • 日経ホームビルダー 2019年2月号

     住宅の耐震性能の確保で重要な役割を果たす面材耐力壁が性能を発揮するためには、仕様通りに施工しなければならない。だが、「この程度なら」と独自の判断で見過ごされる施工ミスは少なくない。くぎのめり込み量はその1つだ。施工時にくぎがめり込み過ぎると耐力が低下すると言われている。では、どの程度影響が出るのか…

  • 日経ホームビルダー 2019年1月号

     地震や豪雨といった自然災害が頻発している。地震と豪雨が一緒に来襲するケースも出てきた。自然災害が狙うのは、軟弱な盛り土や既存不適格の擁壁、急傾斜地といった危険な宅地だ。災害リスクを無視して宅地販売や住宅建築を手掛けたプロに問われる責任はますます大きくなる。北海道胆振東部地震などが引き起こした宅地の…

  • 日経ホームビルダー 2018年12月号

     「壁を剥がすと柱が蟻害で無くなっていた」「部屋を増築したら床が傾いた」リフォーム工事はトラブルの連続だ。限られた予算や工期で、難題を解決しなくてはならない。対応を誤ると居住者の怒りに火が付き、新築時の欠陥責任まで背負わされることもある。施工トラブルだけではない。訪問販売など従来型の営業手法に、司法…

  • 日経ホームビルダー 2018年11月号

     2018年は住宅瑕疵担保責任保険の制度がスタートして10年目に当たる。この節目に国土交通省が瑕疵保険の見直しに動き出した。日経ホームビルダーでは、瑕疵保険を引き受ける保険法人5社に着目。独自調査からは、13年以降に瑕疵保険の契約先を変えたという回答が、約2割に上ることが明らかになった。さらに保険法…

  • 日経ホームビルダー 2018年10月号

     住宅の高断熱高気密化が進むなか、床下や壁内など見えない場所でカビ汚染が広がっている。医師や国内外の研究者たちは、カビやカビの発生する高湿度の環境が原因のアレルギー性疾患などが増えている状況に危機感を募らせている。日経アーキテクチュア読者に過去3年以内に引き渡した住宅のカビ対応についてアンケート調査…

  • 日経ホームビルダー 2018年9月号

     住宅の完成時、建て主から補修工事を要望されることがある。いわゆる「ダメ工事」だ。無償での対応が中心となるだけに、どこまで要望に応じるか悩ましい。建て主の中には、内装材の傷の写真をウェブ上で公開し、住宅会社の非を訴える人がいる。対応が後手に回れば情報が拡散し、住宅会社に大きなダメージをもたらす。かと…

  • 日経ホームビルダー 2018年8月号

    今や一般的な手法となった外壁の通気工法。その要となる透湿防水シートで、思いも寄らぬトラブルが生じている。主な原因は透湿防水シートの誤った使い方だ。木材の劣化を促進したり、水分の浸入を招いたりして、再施工に至るケースもある。トラブル事例を参考に、知らないままでは危ない透湿防水シートの使い方を伝える。資…

  • 2018年7月号

     住宅の省エネルギー性能が高まり、24時間換気設備の担う役割が大きくなってきた。簡易なプロペラファンでは済まなくなり、熱交換型換気設備やダクト式第3種換気設備の採用が拡大。それに伴って、設計・施工ミスやメンテナンス不良などのトラブルが増えている。さらに、高気密住宅では換気設備の影響で室内が負圧になり…

  • 2018年6月号

     スパルタ教育からゆとり教育へ――。住宅会社の若手育成法が変わり始めた。すぐに成果を求めず、本人の成長を気長に待ち、教育にかかる投資を惜しまない。残業時間を極力減らし、建て主との折衝は先輩社員が引き受ける。まさに至れり尽くせりだ。そんな若手の姿を見て「俺達が若い頃は」と愚痴を言っても始まらない。徒弟…

  • 2018年5月号

     建築過程をインターネットにつづる、“家ブログ”が広がっている。同時に、建て主と住宅会社のもめ事を目にする機会も増えてきた。建て主の約7割は、住宅会社からの要請に対してブログを「やめない」、もしくは、やめるのは「理由や条件次第」と考えている。ネット上の情報が下手に広がれば、会社の信用を傷つけ、大きな…

  • 2018年4月号

     過去5年以内に引き渡した住宅で、住宅設備のトラブルに遭遇した実務者は約8割に及ぶ。トラブルが発生した住宅設備はエコキュート、水栓金具、排水管など多様だ。この日経ホームビルダーの独自調査からも分かるように、身近な住宅設備のトラブルは頻発している。故障だけでなく火災や騒音、やけど、けがにつながる、知ら…

  • 2018年3月号

     基礎のひび割れには「許容されるもの」と「されないもの」がある。建て主に丁寧に説明すれば、それを分かってもらえるはず。これが従来の住宅業界の常識だった。しかし、最近はヘアクラック(微細なひび割れ)さえ許さない建て主が増えている。このため従来の説明路線から転換、多くの企業がヘアクラック対策に取り組み始…