雑誌の最新号から
-
令和を担う若手技術者 やりたい仕事に突き進む
念願かない自動化施工で新たな挑戦
菅井 貴洋氏(36歳) 鹿島機械部自動化施工推進室課長代理
「この年齢になって初心者向けの解説書を会社で読むのは、少し恥ずかしいかな」。こう照れながら話すのは、鹿島機械部自動化施工推進室の菅井貴洋氏だ。
-
令和を担う若手技術者 やりたい仕事に突き進む
途上国の想定外を乗り切り楽しむ
山田 修栄氏(29歳) 日本工営コンサルタント海外事業本部交通・都市事業部
日本工営コンサルタント海外事業本部の山田修栄氏が大切にしている1本のボールペン。軸には中米ニカラグアの首都マナグアのロゴが入っている。入社3年目で担当した都市マスタープラン策定業務の完了時に、同市の市長と副市長からチーム全員が食事に招かれ、直接手渡された。
-
令和を担う若手技術者 やりたい仕事に突き進む
自身の手でごみに触れデータ集める
米田 将基氏(34歳) 八千代エンジニヤリング環境施設部主任
紙類、プラスチック包装、生ごみ、紙おむつ──。ごみ収集車が集めてきたごみ袋を開け、中身を1つひとつ仕分けて重さを量る。廃棄物処理施設の整備方針などの策定に必要な、ごみの組成調査だ。
-
令和を担う若手技術者 企画力で社会に発信
「若手の会」で地域の未来像を探究
山本 佳和氏(33歳) 建設コンサルタンツ協会東北支部若手の会委員長
建設コンサルタンツ協会(建コン協)東北支部に「若手の会」を創設した山本佳和氏は、復建技術コンサルタントで道路設計の技術者として働きながら会の委員長を務める。
-
令和を担う若手技術者 企画力で社会に発信
NEXCO東の“顔”担った渋滞予報士
外山 敬祐氏(34歳) 東日本高速道路会社関東支社5代目渋滞予報士
東日本高速道路会社の外山敬祐氏は2019年5月末までの3年間、関東支社「渋滞予報士」の肩書でマスメディアやインターネットの動画などにたびたび登場した。まだ30代前半の一般社員でありながら、同社の“顔”の1人として活躍した。
-
令和を担う若手技術者 企画力で社会に発信
土木のとりこにするゲームを生む
光安 皓氏(33歳) パシフィックコンサルタンツ社会イノベーション事業本部交通政策部
「しまった、土砂崩れで高速道路が壊れた」「堤防で対策したから洪水が来ても平気だ!」
-
TOPICS 土砂災害対策
技術と体制で初動の失敗防ぐ
2019年10月の台風19号による土砂災害の件数は、国土交通省が集計を始めた04年以降で最多となった。全国の土砂災害警戒区域は推計で約67万カ所に及ぶ。予防と同様に重要な災害への初動対応。最新の取り組みを追った。
-
カウントダウン2020
五輪待つ巨大団地 BRTアクセス整備へ
晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業
2020年東京五輪を約半年後に控え、東京都中央区晴海に次々と建ち上がった選手村の宿泊棟。日没後、内装工事が進む部屋から明かりが漏れる。写真手前は晴海埠頭のバスターミナル。東京駅から銀座を経由して到着する路線バスもあるが、終点の晴海埠頭までの乗客は少ない。
-
記者の眼
1%の「当たり」より99%の「はずれ」を直視せよ
2019年10月の台風19号では、実際の浸水範囲が浸水想定区域図とほぼ一致したケースが数多く見られた。この結果から、浸水は予測されたものだとして、避難せずに被害に遭った人に対し、自己責任だと断じる声も聞かれる。
-
Automotive Report
三菱電機の運転者監視システム、脈拍や体表温度なども計測
三菱電機は2019年10月、自動運転車のコンセプトキャビン(乗員室)「EMIRAI S」を開発した。「MaaS(Mobility as a Service)」時代のクルマの室内を想定したもので、安全・安心な移動と、車内外との快適なコミュニケーションの実現を提案した。
-
Automotive Report
マツダ「スカイアクティブX」、エンジンは“疑似”可変圧縮比
マツダが希薄燃焼を実現した新型ガソリンエンジン「スカイアクティブX」。二酸化炭素(CO2)排出量の性能で2モーターハイブリッド車(HEV)に近づき、トルクで上回る。
-
Automotive Report
ウーバーが次世代スマホアプリ、「日常生活」全体を取り込む
モビリティーサービスを中核に、日常生活を支える企業になる─。米ウーバーテクノロジーズ(Uber Technologies)が2019年9月末に開催したイベントで、そんな意気込みが伝わってきた。
-
乱反射
DCSがマルチクラウドストレージ AWS、Azure、GCPから利用可能
「パブリッククラウドの普及促進のために従量課金によるマルチクラウドストレージサービス(MCSサービス)を始める」。こう語るのは三菱総研DCSの合田敬常務執行役員である。同社は2020年4月から一般企業に向けてマルチテナント型MCSサービス「Dibertas(ディバタス)」を開始する。
-
動かないコンピュータ
大型台風でNTT東の13万回線と携帯3社の4900基地局が停止、復旧が遅れた真相
NTT東日本、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク
2019年9月に台風15号が日本を襲い、続く10月には台風19号が上陸した。猛威により関東地方などで固定と携帯の通信サービスが止まった。15号では電柱の倒壊や道路の寸断、19号では堤防の決壊による設備の浸水など、通信事業者にとって厳しい事態が続いた。復旧まで最長20日間かかるなど、一般的な台風より…
-
ネットワークトラブル プロに学ぶ対応術
マルチキャスト通信の落とし穴 冗長構成を考慮せずトラブルに
[第29回]
映像配信ではマルチキャスト通信が多用される。既存環境への影響を考慮しないとトラブルに発展する。ネットワーク構成を事前に把握して問題を回避しよう。
-
社長の疑問に答えるIT専門家の対話術
電子計算機が輝いていた50年前 当時生まれた知恵は今でも有効
[第151回]
1970年前後、電子計算機の導入に先達は取り組んだ。設計や管理に関して今日でも役立つ知恵が生まれた。50年たち、経営者やIT専門家の間に知恵は定着しただろうか。