日経不動産マーケット情報トップバックナンバー編集長が語る最新号の見どころ > 記事(前のページ)

天神ビッグバンが加速、沸騰する福岡

2019年1月号

2018/12/18

 全国の主要都市はどこも不動産市況が過熱気味ですが、なかでも福岡は沸騰しています。注目を集めるのは市が進める「天神ビッグバン」。古いビルが多い天神エリアにおいて、2024年までに民間ビル30棟の建て替えを規制緩和で誘導し、延べ床を現在の1.7倍に、雇用を2.4倍にしようという意欲的なものです。日経不動産マーケット情報2019年1月号は、そんな福岡の不動産市場を特集しました。

 現在、天神と博多の間には地下鉄空港線がありますが、2022年度には地下鉄七隈線でも結ばれ、天神の利便性がさらに向上します。注目は高まるばかりですが、投資の勢いは天神にとどまりません。これまで大きな動きがなかったJR博多駅東側エリアでも売買が活発化しており、地価が急上昇しています。特集ではどこでどのような取引が発生し、開発が計画されているかを地図と表でまとめました。アジアの玄関口として期待が高まる福岡の今をぜひご確認ください。

 東京では、好調なオフィス市況が続いています。かつて懸念されたビルの大量供給による2018年問題は杞憂に終わり、二次空室は順調に消化。企業のオフィスニーズはとどまることを知らず、需給の逼迫は相変わらずです。小誌は不動産市場分析のプロフェッショナルを対象に、ビル市況予測のアンケート調査を半年ごとに実施していますが、ここに来て強気に転じる意見が目立ちます。何がその背景にあるのか。2019年1月号で予測結果を詳しく紹介していますので、今後の市況を読み解く材料としてご活用ください。

 売買レポートはヒューリックが取得した赤坂スターゲートプラザや、東急不動産が米ファンドから取得し傘下REITに198億円で譲渡したEDGE心斎橋、三越伊勢丹が譲渡益294億円を手にしたサウスゲート新宿など20物件を収録。これらを含む取引事例117件を一覧表にまとめました。

 年の瀬が迫って参りました。読者の皆様におかれましては今年1年、小誌をご愛読いただき、どうもありがとうございました。2019年はさらに充実した情報をお届けしていく所存ですので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

三上 一大日経不動産マーケット情報

ページの先頭へ

日経不動産マーケット情報トップバックナンバー編集長が語る最新号の見どころ > 記事(前のページ)