都営団地跡に「公園つき車両基地」

 京成高砂駅を高架にするには東側で、先に2階部分に移った金町線ホームと整合させることや、高砂検車区(車両基地)への連絡線を新設することなどが必要。また西側では、30‰を超える急勾配を駆け上がり、中川橋梁を渡って隣の青砥駅へと向かう。青砥駅は1986年に3階建ての高架駅に変わっており、京成高砂駅側に留置線がある。高砂駅の高架化事業が具体的に動き出すと、中川橋梁や留置線にも変更があるだろう。

 高砂検車区の移設先は、かつて都営高砂アパートの一部の棟などがあったエリアで、2016年3月現在は更地になっている。開発協議会の将来ビジョンでは車両基地エリアのイメージ画像に、小田急電鉄喜多見検車区の風景を掲出している。移設後の車庫は、喜多見検車区のように線路の上部に防災公園などを設置する計画だ。

 都営高砂アパート建て替えの際には、創出される用地に医療・福祉・商業などの生活サービス拠点を整備する。

 今後、将来像の具体化に向けて、関係者が力を合わせプロジェクトを推進していく。

京成高砂駅のひとつ西側にある青砥駅。2階部分に上野・押上方面ホーム、3階部分に成田空港方面のホームがある。高架駅の青砥と地平部分の京成高砂の間は、30‰を越える急勾配で結ばれている(写真:大野 雅人)
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都営高砂アパートの西境界にある南北の道を拡幅し、「団地西側道路(仮)」として整備する。現在は京成線で南北が分断され、一部には1車線の狭隘部分も残っている(写真:大野 雅人)
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団地の間を行く東西の道路を歩きやすい道路で結び、回遊性を高める(写真:大野 雅人)
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写真の高砂北公園の東側に高砂検車区(車両基地)を移設する(写真:大野 雅人)
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都営高砂アパートを南北に結ぶさくら公園通り。この道の東側は建物が撤去され更地になった。この更地部分に高砂検車区を移設する計画だ(写真:大野 雅人)
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高砂北公園や京成線を背にし、都営高砂アパート54号棟があった付近を見る。この更地部分に高砂検車区を移設する計画(写真:大野 雅人)
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高砂検車区が移設されると、この付近で京成線の線路と分岐し、公園側(手前)に車両基地がつくられる(写真:大野 雅人)
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高砂北公園から北総線・京成線の線路を見る(写真:大野 雅人)
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<訂正>
「まちの将来像」の提供者名を訂正しました。(2016年3月18日15時45分)