原宿駅 明治神宮側に出入口を新設

神宮橋から原宿駅を見る。原宿駅の木造駅舎の前に重機が入る。山手貨物線を行く成田エクスプレスの姿も(写真:大野 雅人)
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 東京オリンピック・パラリンピックでハンドボールなどの競技会場になる国立代々木競技場。その最寄り駅となる原宿駅も、千駄ケ谷駅と同じく臨時ホームを新たな新宿方面ホームに変える工事が進む。

 原宿駅は、駅舎も大きく変わる。現在の山手線ホームは、明治通り側を向く駅舎(竹下口・表参道口)と跨線橋を介して結ばれている。今回の改良工事では、山手線・埼京線(山手貨物線)の線路上に2層の駅舎と「明治神宮口」を新設し、コンコース・改札口・トイレを拡張し、エレベーターを増設する。

原宿駅の改良工事計画図(資料:JR東日本)
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臨時ホームと明治神宮・神宮橋を結ぶ改札内コンコースの基礎工事現場(写真:大野 雅人)
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 明治神宮側にある臨時ホーム付近では、ホームと神宮橋を結ぶ改札内コンコースの設置準備工事が始まっている。この工事が終わると、明治神宮や代々木公園の方向へ駅舎が向き、利用者の流れも変わる見込みだ。

2番ホームにつける山手線の新宿・池袋方面(外回り)電車。臨時ホームは明治神宮へと続く出入口があった(写真:大野 雅人)
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明治神宮を背にし、原宿駅を見る。この付近に新たな「原宿駅 明治神宮口」ができる(写真:大野 雅人)
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 現在の駅舎は、都内最古の木造駅舎(大正13年築)で、「神宮の森とマッチしている西洋風の駅舎」として関東の駅百選にも選ばれた。今回の改良工事で取り壊すのか、保存するのか。その後の行方が気になるが、JR東日本から具体的な発表はまだない。