3Dスキャナーと可変スクリードを搭載

 3Dアスファルトフィニッシャーは、路面の凹凸に応じた量のアスファルト合材を路面に供給するというきめ細かい作業を、道路上を走行しながら行う。 路面のどの部分に、どれだけの合材を盛るかのデータ収集を担うのが、車載の3Dスキャナーだ。路面の凹凸を正確に計測したデータを元に、3Dモデルを瞬時に作成する。

3Dスキャナーで計測したわだち掘れなどの分布状態(資料:Advanced Paving Technologies)
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3Dスキャナーのデータを元に作った路面の3Dモデル(資料:Advanced Paving Technologies)
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 そして、路面の3Dモデルに応じて、敷きならすアスファルト合材の厚さを3次元的に調整するのが「可変スクリード」と呼ばれる新開発の部品だ。

 道路の横断方向に多数のスクリード板が並んでおり、アスファルトフィニッシャーを走行させながらこの板を部分的に上下させると、路面の3Dモデルに応じた厚さで縦断・横断方向に合材を配置することができるのだ。

アスファルト合材の厚さを路面の位置ごとに変えられる可変スクリード(資料:Advanced Paving Technologies)
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横断方向から見た可変スクリード(資料:Advanced Paving Technologies)
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開発者のカリフォルニア大学デイビス校舗装研究センター所長のジョン・ハーベイ氏(John Harvey)(左)とアドバンスド・ペービング・テクノロジーズ社のジョン・スミス社長(John Smith)(写真:Advanced Paving Technologies)
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