土かぶり20mで大断面を掘削中に出水

 現場では、隣接する中間駅(仮称)東工区のシールド機を地下でUターンさせるために、NATMで大空間を構築していた。断面は高さ9m、幅10.5mの馬蹄形。土かぶりは約20mだった。

 午前5時頃、大成建設JVが吹き付け作業をしていたところ、坑内で出水を確認。規制を張った直後の午前5時15分に道路が陥没した。負傷者などはいなかった。

  「どこから出水したかは、まだわかっていない。現場では1m掘進するごとに鋼製支保工を組み、金網を設置して吹き付けていた。吹き付けは鏡面にも施工していた。これまでは特に問題なく工事が進んでいた」(福岡市交通局建設課)。

 午前10時時点で、博多口交差点から博多区役所南口交差点の区間が全面通行止めとなっている。福岡市は二次災害防止のため、周辺地域に避難勧告を出した。復旧は未定だ。

福岡市地下鉄七隈線博多駅(仮称)工区の位置(資料:福岡市交通局)
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