熊本地震に関して、50の学術団体で構成する防災学術連携体(事務局長:米田雅子・慶応義塾大学特任教授)は4月18日、所属団体の専門家有志による緊急共同記者会見を開催した。同連携体は、東日本大震災を契機に日本学術会議の加盟学会間で始まった連携活動に端を発し、防災・減災や災害復興に関する学会ネットワークとしてこの1月に発足した組織だ。

 会見に臨んだのは、地震、地盤、土木、建築、医療など各分野の学術団体から集まった7人の専門家有志。会見冒頭、同連携体の依田照彦副代表幹事(早稲田大学教授)の音頭で被災者へ哀悼の意を込めて黙祷を捧げたのち、代表幹事を務める廣瀬典昭・土木学会会長(日本工営会長)が挨拶。「様々な関連団体が集まって互いの情報を集約したうえで、社会に公表する。それが連携体の役割であり、各団体の調査や活動の進捗をみて、必要に応じて開催していきたい」と述べた。

会見冒頭で熊本地震の被災者に哀悼の意を込めて黙祷を捧げる専門家たち(写真:日経コンストラクション)
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