4月16日未明に熊本県を襲った地震によって大規模な表層崩壊が起こった阿蘇大橋周辺を航空レーザー測量した結果を、アジア航測が公開。地表における断層の位置を解析した結果を示した。

 下に示す画像のうち、一番上のものが計測によって得られた赤色立体地図と空撮画像とを重ねた画像だ。黄色の線で地表地震断層を示している。中段が赤色立体地図で、下段が空撮画像だ。

南阿蘇村に架かっていた阿蘇大橋周辺を航空レーザー測量した結果。上は赤色立体地図と空撮画像とを重ねた画像、中段は赤色立体地図、下段は空撮画像(資料:アジア航測)
[画像のクリックで拡大表示]

 同社はこのほか、デジタル航空測量カメラを用いて4月15日に撮影した垂直画像も公開。熊本市内を流れる加勢川などで、旧河道とみられる箇所に液状化現象が生じている様子などを報告している。

デジタル航空測量カメラで撮影した位置図(資料:アジア航測)
[画像のクリックで拡大表示]

(1)加勢川上空。液状化により旧河道とみられる箇所が明瞭に見える。熊本市東区画図町下無田付近。4月15日撮影(写真:アジア航測)
[画像のクリックで拡大表示]

(2)木山川につながる矢形川の上空。液状化により旧河道とみられる箇所が明瞭に見える。嘉島町下六嘉付近。4月15日撮影(写真:アジア航測)
[画像のクリックで拡大表示]

(3)液状化による噴砂を確認できる。熊本市東区秋津町沼山津付近。4月15日撮影(写真:アジア航測)
[画像のクリックで拡大表示]

(4)木山川上空。液状化による噴砂が確認できる。嘉島町鯰付近で、4月15日に撮影(写真:アジア航測)
[画像のクリックで拡大表示]

(5)道路の盛り土崩壊が確認できる。益城町島田付近。4月15日撮影(写真:アジア航測)
[画像のクリックで拡大表示]

(6)御船町田代付近でも道路の盛り土崩壊が発生していた。4月15日撮影(写真:アジア航測)
[画像のクリックで拡大表示]

(7)画像中央の農地に、東西方向の亀裂を確認できる。嘉島町井寺付近。4月15日撮影(写真:アジア航測)
[画像のクリックで拡大表示]

(8)益城町で4月16日の本震後に確認された布田川断層とみられる亀裂は、4月15日午後の時点では確認されていなかった。4月15日撮影(写真:アジア航測)
[画像のクリックで拡大表示]