建造物の被害、詳細は不明

 そのほか、国の重要文化財に指定された「長塀」の東半分が約100mにわたって倒壊したほか、宇土櫓などの外壁の漆喰が一部剥落した。

 天守は大天守と小天守の連結式で、1960年に往時の外観だけを復元し、内部は博物館とした鉄筋コンクリート造の建物だ。市熊本城総合事務所によると耐震改修を検討中で、まだ着手していなかった。今のところ屋根瓦の落下以外の被害は見つかっていない。付近の石垣の崩落で同事務所の職員もまだ近づくことができず、被災状況の詳細は今後の調査を待つことになる。

熊本城天守入り口付近の被災状況。石垣の崩落で天守に近付けない(写真:熊本市)
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