インターネットやSNS(交流サイト)の普及によって、ある出来事について誰もが、ああだこうだと言えるようになった。脊髄反射のような意見も、まとめられてワイドショーで話題になれば、専門家が熟考した結果さえ、ひっくり返せるかもしれない。「こうした状況では、どんなに悪い建物でも少しの工夫があれば正当化できるし、どんなによい建物ももっともらしく批判できるのである」。だから、大衆の意見を忖度(そんたく)して、あとで色々言われないように書類で「正当化」しておくのが、建築のプロなのだよ。100年前ならいざ知らず…。

この先は有料会員の登録が必要です。「日経アーキテクチュア」定期購読者もログインしてお読みいただけます。有料会員(月額プラン)は申し込み初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら