1~2週間で評価書を発行

 申請の流れは戸建て住宅と同じで、下図になる。ただ、戸建てに比べると評価項目が多い。共同住宅は住戸ごとに審査することもあり、評価書が発行されるまでに1~2週間を要する。「特にタワーマンションはプラン数が多く、窓面積も住戸によって異なるため、審査に手間が掛かる。複合用途の建築物も同様だ」と齋藤さんは説明する。申請に際しては、審査を行なうBELS実施機関に事前に相談したい。

BELSの申請手続きの流れ(資料:ベターリビング)
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 BELSの審査に必要な図書の構成は、下表の通り。戸建て住宅と変わらない。

BELSの申請図書の構成(資料:ベターリビング)
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 BELSの申請に必要となる「建築物の構造等に関する図書」も戸建てと同様だ。

BELSの申請に必要となる「建築物の構造等に関する図書」(資料:ベターリビング)
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 ただし、「建築物のエネルギー消費性能に関する図書」の内訳は大きく異なる。中規模以上の共同住宅や非住宅は設備の種類や数が格段に増えるため、下表のようにそれらを評価するための図書が大量に必要になる。

BELSの申請に必要となる「建築物のエネルギー消費性能に関する図書(非住宅)」(資料:ベターリビング)
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