ドイツのニュルンベルクで窓・扉・ファサード専門の国際見本市「フェンスターバウ・フロンターレ2016」が開催された。省エネ先進国のドイツでは、どのような窓が開発され、販売されているのか。ドイツの設計事務所に勤務する設計者の金田真聡氏が、窓の最新動向をリポートする。(編集部)

シューコ(SCHÜCO)社の展示ブース。巨大なサッシ模型や美しい展示で見学者を楽しませてくれる(写真:金田真聡)
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 2016年3月16日から同19日まで、ドイツのニュルンベルクで窓・扉・ファサード専門の国際見本市「フェンスターバウ・フロンターレ2016(FENSTERBAU FRONTALE 2016)」が開催された。ドイツ国内で開催される建築関連の見本市では、総合見本市であるバウ(BAU)が有名。だが、建築物の外皮性能への関心が強まる中、窓やファサードに特化したフェンスターバウの注目度も高い。また大型建築物向けではなく、戸建てを含む住宅中心に使われる建材を中心に展示している点も特徴だ。

 近年ではドイツ以外からの出展、来場も増えている。今回は、約10万m2の展示スペースに1296社(うち約36%がドイツ国外企業)、来場者数約11万人(うち約33%がドイツ国外)という規模だった。

窓だけではなく、外壁全体の模型も展示されている。各社共に、ユニークな展示や、ゆったりとしたラウンジスペースなどを設けている(写真:金田真聡)
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