平面形状は蝶の形

 展示館自体は約3500m2で、うち、メーンの蝶(ちょう)園は2100m2、昆虫館は550m2、自治体のホールや事務所、カフェなどが800m2。展示館の平面形状は蝶の形をしているが、これは発注者であるコンヤ・セルジュクロ行政区の要望だそうだ。

 蝶の形を覆うドームは二次曲面のラチスシェル構造の屋根。ガラスのドームの外側には、耐候性、難燃性に優れたPTFE(四フッ化エチレン樹脂)のシェードを設置し、日射による冷房負荷を抑えている。PTFEは、フライパンの表面などに使われるフッ素樹脂と言えば想像がつくだろうか。

展示館の内部(写真:Arup)
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