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2014年の大型不動産取引トップ10

2014/12/26

日経不動産マーケット情報が2014年に伝えた、大型不動産取引を金額順に紹介する。1000億円超えの取引は6件と昨年比で倍増。一般の話題になったパシフィックセンチュリープレイス丸の内、目黒雅叙園以外にも大型バルクセールや開発用地の取引が目立った。

【戦略】ブラックストーン、日本GEの住宅ポートフォリオ2000億円を買収
1位 【約2000億円】

ブラックストーン、日本GEの住宅ポートフォリオ2000億円を買収

米投資ファンドのBlackstone Group(ブラックストーン)は11月21日、日本GEが保有する賃貸住宅ポートフォリオの買収を発表した。総額は約2000億円で、ブラックストーンとして過去最大の対日不動産投資となる。[全文]


大手町タワーのオフィス持分、みずほが1782億円で取得
2位 【1782億円】

[限] 大手町タワーのオフィス持分、みずほが1782億円で取得

みずほ銀行は3月26日、大手町タワーの持分を取得する。オフィスフロア約11万4000m2をすべて同行グループが利用しており、その共有持分30%とそれに対応する地上権が取引対象。価格は1782億円だ。[全文]


PCP丸の内の取得を完了、GICがセキュアードから<追加情報あり>
3位 【約1700億円】

[限] PCP丸の内の取得を完了、GICがセキュアードから

シンガポール政府投資公社(GIC)は千代田区丸の内にあるパシフィックセンチュリープレイス(PCP)丸の内のオフィスフロアの取得を完了した。売り主はセキュアード・キャピタル・インベストメント・マネジメント(本社:港区)。10月21日、両社が発表した。価格は公表されていないが、約1700億円とみられる。[全文]


みずほ銀行旧本店を1590億円で売却、三菱地所が再開発へ
4位 【1590億円】

[限] みずほ銀行旧本店を1590億円で売却、三菱地所が再開発へ

三菱地所、みずほフィナンシャルグループ、全国銀行協会の3者は、千代田区丸の内1-3街区の敷地1万1236m2を共同で再開発することに合意した。これに伴い、三菱地所はみずほ銀行旧本店ビルをみずほフィナンシャルグループへ売却する。価格は1590億円だ。11月27日に発表した。[全文]


目黒雅叙園、森トラストがローンスターから取得
5位 【約1300億円】

[限] 目黒雅叙園、森トラストがローンスターから取得

森トラストは8月29日、目黒雅叙園を取得した。10年以上にわたり所有してきた米ローンスターが今春、入札を実施。いったんはシンガポール政府投資公社(GIC)が1300億円強で取得する公算が強まったものの、決済に至らなかった。売却プロセスのデッドラインが迫るなか、森トラストが新たな価格を提示して交渉に乗り出し、取得することになったもようだ。[全文]


池袋と船橋の東武デパートを1030億円で取得、東武鉄道
6位 【計1030億円】

[限] 池袋と船橋の東武デパートを1030億円で取得、東武鉄道

東武鉄道は5月30日、池袋駅と船橋駅にある東武デパートおよび関連施設を取得する。売り主は同社などが匿名組合出資する池袋ファンディング有限会社。価格は1030億円だ。東武鉄道は両物件を有限会社から一括賃借し、店舗部分を東武百貨店へ転貸していた。両地区の拠点性向上に伴う店舗改装などを機動的に実施するため、自社所有に切り替える。[全文]


浜松町駅西口の再開発用地7000m2を取得、日本生命と大林組
7位 【約800億円】

[限] 浜松町駅西口の再開発用地7000m2を取得、日本生命と大林組

日本生命保険と大林組は、JR浜松町駅西口で計画されている再開発事業のB街区敷地7640m2のうち、7205m2を国際興業から取得した。取得地には、延べ床面積約9万9000m2、高さ約160mの複合オフィスビルを建設する。ロイター報道によると、取得価格は約800億円。[全文]


国際赤坂ビルを取得、積水ハウス
8位 【約740億円】

[限] 国際赤坂ビルを取得、積水ハウス

積水ハウスは2014年4月、溜池交差点近くにある国際赤坂ビルの取得を完了した。地上20階地下4階建て、延べ床面積約6万m2の大型オフィスビルで、NTTドコモやそのグループ企業が入居している。 [全文]


JTが東品川の14万m2を再入札、イデラなど3社が取得
9位 【600億円台】

[限] JTが東品川の14万m2を再入札、イデラなど3社が取得

日本たばこ産業(JT)は2014年10月から12月にかけて、品川区にあるオフィスビル3棟を相次いで売却した。いずれも延べ床面積が4万m2を超える大型物件で、合計では約14万m2に上る。価格は非公表だが、合計600億円台で取引されたとの情報もある。[全文]


川崎市の物流施設3棟・39万m2を取得、ラサール<追加情報:8月22日>
10位 【計約550億円】

[限] 川崎市の物流施設3棟・39万m2を取得、ラサール

米LaSalle Investment Management(ラサール インベストメント マネージメント)が国内投資家の資金で組成したファンドは7月25日、川崎市川崎区東扇島にある物流施設3棟を取得した。3棟の総延べ床面積は約39万m2。売り主は米Fortress Investment Group(フォートレス・インベストメント・グループ)のファンドだ。価格は...[全文]




※参考 11位~20位


6銘柄が上場、公募増資も盛んに

REITによる物件の一括取得を下の表にまとめた。2014年は投資口価格の上昇を背景に6法人が新たに上場、公募増資を伴う資産取得も目立った。下の表には入らなかったが、日本初のヘルスケア特化型REITが上場するなど関連の話題も豊富だった。

REITによる一括取得
銘柄 取得総額 主な物件 物件数 時期
1 積水ハウス・リート投資法人(IPO) 1143億円 ガーデンシティ品川御殿山 3 2014.10(契約)
2 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(IPO) 786億4900万円 恵比寿プライムスクエア 5 2014.6(引渡)
3 日本リート投資法人(IPO) 703億8000万円 ダヴィンチ新宿 20 2014.4(引渡)
4 GLP投資法人 538億3000万円 GLP東京II 9 2014.9(引渡)
5 オリックス不動産投資法人 468億2500万円 ウエストパークタワー池袋 8 2014.3(契約)
6 ヒューリックリート投資法人 467億4400万円 御茶ノ水ソラシティ 7 2014.10(引渡)
7 日本プロロジスリート投資法人 455億3000万円 プロロジスパーク川西 5 2014.8(契約)
8 日本リテールファンド投資法人 414億3000万円 DFS T ギャラリア沖縄 4 2014.10(引渡)
9 アクティビア・プロパティーズ投資法人 409億7000万円 汐留ビルディング 3 2014.11(契約)
10 インヴィンシブル投資法人 399億2900万円 ホテルマイステイズ京都四条 18 2014.6(契約)

【注】上記はいずれも2014年12月26日時点。価格が判明している事例のみを紹介した。発表時点を基準に集計したため、冒頭の一覧には2013年12月引渡の浜松町駅西口の再開発用地を含む。一方、下段の表には2014年2月上場のヒューリックリート投資法人の上場時資産(837億円)は含まない

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