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【戦略】ブラックストーン、日本GEの住宅ポートフォリオ2000億円を買収

2014/11/25

ポートフォリオに含まれる大阪・南堀江の賃貸マンション
ポートフォリオに含まれる大阪・南堀江の賃貸マンション

 米投資ファンドのBlackstone Group(ブラックストーン)は11月21日、日本GEが保有する賃貸住宅ポートフォリオの買収を発表した。総額は約2000億円で、ブラックストーンとして過去最大の対日不動産投資となる。

 ポートフォリオは東京、名古屋、大阪、福岡などに所在する約200棟の賃貸マンションで構成され、合計1万戸に上る。米General Electricの不動産部門であるGE Capital Real Estateは世界規模でエクイティ投資を縮小し、融資へと事業をシフトするなかで、今回の売却を決定した。2000億円の内訳はGEの自己勘定保有分が1900億円、SPC(特別目的会社)保有分が100億円。なお、GEは英Aberdeen Asset Managementとのジョイントベンチャーで東京圏での住宅投資を手がけているが、今回の取引には含まれていないもよう。

 ブラックストーンは12月に予定しているBlackstone Real Estate Partners Asiaの最終クローズで、エクイティ総額50億ドル(約5900億円)を達成する見通し。これはアジアファンドとしては他社も含め過去最大規模となる。日本市場にはリーマンショック後に本格参入し、品川三菱ビル(現・品川グランドセントラルタワー)の債権や、米メリルリンチが日本を中心に展開していたアジアの不動産事業を買収している。


<追加情報>
12月19日、トーセイ・アセット・アドバイザーズが上記ポートフォリオのアセットマネジメントを受託した(→トーセイ・アセット・アドバイザーズにおけるアセットマネジメント受託のお知らせ)。

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