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【開発】大手町フィナンシャルシティが完成、総延べ床約24万m2

2012/10/09

大手町フィナンシャルシティ(写真:三菱地所)
大手町フィナンシャルシティ(写真:三菱地所)
ノースタワーのオフィス基準階(写真:三菱地所)
ノースタワーのオフィス基準階(写真:三菱地所)

 千代田区大手町1丁目で開発が進められていた複合施設「大手町フィナンシャルシティ」が、2012年10月1日に完成した。かつて日経ビル、経団連会館、JAビルが立っていた土地約1万4100m2の再開発で、大手町連鎖型都市再生プロジェクトの第2次事業にあたる。

 施設は地下鉄大手町駅に直結し、地上31階地下4階建てのノースタワーと、地上35階地下4階建てのサウスタワーの2棟で構成される。総延べ床面積は24万2500m2だ。独立行政法人都市再生機構を代表施行者として、ノースタワーはNTT都市開発、三菱地所、東京建物、サンケイビルの4社が、サウスタワーは共同施行者として三菱地所が建設した。

 ノースタワーの2階~29階、サウスタワーの6階~34階がオフィスフロアとなる。基準階床面積は700坪超で、賃貸フロアはノースタワーの19階~29階、サウスタワーの6階~26階だ。ノースタワーには、地権者の日本政策金融公庫が本社を置く。サウスタワーには、地権者の日本政策投資銀行のほか、モルガン・スタンレーグループ、あずさ監査法人が本社を移転することが明らかになっている。

 サウスタワーの低層部には、英語対応が可能な聖路加国際病院の分院「聖路加メディローカス」、高度な金融ノウハウを習得するための人材育成拠点「東京金融ビレッジ」、複数の通信事業者を利用できるデータセンターを備える。

 データセンターは三菱地所と丸紅が出資する丸の内ダイレクトアクセスが運営する施設で、同社が2001年に開設した丸の内データセンターに続く2件目。東日本大震災を機に、企業の本社から徒歩圏内にある都心部のデータセンター需要が高まっており、既存施設がフル稼働していることから、新たに開設した。

 このほか、1階外構には、最新の環境情報を発信する「エコミュージアム」を設ける。地下1階と1階には飲食店舗など27店が出店し、11月1日にグランドオープンする。


[全体概要]
開発名:大手町フィナンシャルシティ
所在地:千代田区大手町1-9-4~7(住居表示)
最寄り駅:地下鉄大手町駅直結
面積:土地約1万4100m2、総延べ床約24万2500m2
事業主:独立行政法人都市再生機構(代表施行者)、三菱地所(共同施行者兼特定建築者)、NTT都市開発(特定建築者)、東京建物(特定建築者)、サンケイビル(特定建築者)
用途:事務所、店舗、医療機関、金融教育・交流センター、駐車場など
工期:2010年4月~2012年10月

[ノースタワー概要]
所在地:千代田区大手町1-9-4、5(住居表示)
面積:延べ床約11万m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC・RC造、31/4
設計者:NTTファシリティーズ、三菱地所設計
施工者:清水建設

[サウスタワー概要]
所在地:千代田区大手町1-9-6、7(住居表示)
面積:延べ床約13万2500m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC・RC造、35/4
設計者:日建設計、三菱地所設計
施工者:戸田建設ほか

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