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【開発】三菱地所などの丸の内永楽ビルが竣工、延べ床約14万m2

2012/02/07

丸の内永楽ビルディング(写真:三菱地所)
丸の内永楽ビルディング(写真:三菱地所)

 三菱地所などが千代田区丸の内1丁目で建設を進めてきた「丸の内永楽ビルディング」が2012年1月19日に竣工した。地上27階地下4階建て、延べ床面積は約14万m2の規模で、地下2階~地上2階が店舗フロア、地上3階~27階がオフィスフロアとなっている。オフィスフロアのうち11階~27階が賃貸フロアで、1フロアあたりのオフィス床面積は3000m2以上だ。

 丸の内永楽ビルディングは永楽通り、丸の内中通り、大名小路と3方向で道路と面した場所に立つ。大手町駅と直結し、東京駅とは新丸の内ビルや三菱UFJ信託銀行本店ビルなどを介してつながっている。

 ビルの防災面では、震度7クラスの地震が起きてもテナント企業が地震後に継続使用できるようにするため、建築基準法による超高層ビルに求められる基準の約1.5倍の耐震性を確保した。停電に対する非常用発電設備や断水に対する井戸も設置している。

 環境面では、都内の高層ビルとしては最大級となる最大出力100kWの太陽光発電システムを屋上に設置し、壁面緑化も実施している。オフィス照明にはLED照明を標準配備、自然光を有効活用するために太陽光追従型ブラインドを設置した。空調負荷を緩和するため、金属膜付きのエアフローウインドーなどを採用している。

 2月時点のオフィス部分の稼働率は、共同事業者でもある住友信託銀行や三菱東京UFJ銀行の入居フロアも含めて80%程度を確保した。残りのフロアも一括賃借を前提に大口テナントとの交渉を進めているという。賃料は1坪あたり4万円台半ばとみられる。商業施設部分には26店舗を誘致した。


開発名:丸の内永楽ビルディング
所在地:千代田区丸の内1-4-1(住居表示)、1-2-1ほか(地番)
最寄り駅:地下鉄大手町駅直結
面積:土地8033.94m、延べ床約13万9800m2、オフィス賃貸床約5万700m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC造、27/4
用途:事務所、金融店舗、店舗、駐車場、保育園
駐車台数:136台
事業主:三菱地所、住友信託銀行、三菱東京UFJ銀行
設計・監理者:三菱地所設計
施工者:清水建設
工期:2009年9月~2012年1月

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