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【開発】丸の内で三井住友銀行本店ビルが完成、JFEビルを建て替え

2010/07/02

三井住友銀行本店ビルディング(写真:三井不動産)
三井住友銀行本店ビルディング(写真:三井不動産)

 三井不動産が千代田区丸の内1丁目で開発を進めてきた「三井住友銀行本店ビルディング」が、7月1日に完成した。旧JFEビルディングの建て替えプロジェクトで、三井不動産にとっては、丸の内地区における3棟目のオフィスビルとなる。三井住友銀行が一棟借りし、本店ビルとして利用する。

 三井住友銀行本店ビルディングは地下鉄大手町駅に直結している。日比谷通りと永代通りの交差点に面しており、日本生命保険が2009年に取得したAIG大手町ビルに隣接している。ビルは地上23階地下4階建て、延べ床面積8万m2の規模だ。オフィスのほか、店舗、ホールも設けた。オフィスフロアは天井高2.8m、面積650坪の無柱空間となっている。

 同ビルでは、三井不動産としては初めて「光ダクト」を採用した。アルミ材高反射パネルで構成したダクトによって自然光をビル内部で反射させて、窓のない室内にまで自然光を取り込むしくみだ。屋上から13階までのダクト内部に高反射パネルを設置しており、13階~14階、21階~22階のエレベーターホールに自然光を取り込む。

 人感センサー制御の室内照明、太陽光発電、屋上緑化などの環境対策も実施しており、東京都のテナントビルの平均値に比べてCO2排出量を30%削減する見込みだ。外装部では、方位と日射の関係を計算して垂直柱と水平ルーバーを配置した。これによって、室内への直射日光の進入を緩和し、空調負荷も低減できるという。


[開発の概要]
開発名:三井住友銀行本店ビルディング(JFEビルディングの建て替え)
所在地:千代田区丸の内1-1-2(住居表示)
最寄り駅:地下鉄大手町駅直結
面積:土地5430.03m、延べ床8万47.25m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC・RC造、23/4
用途:オフィス、店舗、ホール
駐車台数:173
事業主:三井不動産
設計・監理者:日建設計
施工者:丸の内一丁目計画建設共同企業体(鹿島、三井住友建設、熊谷組)
工期:2008年1月~2010年7月

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