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【MIPIM特派報告】仏カンヌに2万人が集結、投資のプロが生き残り策を議論

2009/03/12

会場のパレ・デ・フェスティバル
会場のパレ・デ・フェスティバル

 世界最大級の不動産トレードショー、MIPIM(ミピム)が仏カンヌ市で3月10日に開幕した。欧州を中心に米国、オーストラリアなど世界各国から不動産・建築分野のプロが一同に集う毎年恒例のイベントで、11月に香港で開催されるMIPIM Asiaの本家にあたる。日経不動産マーケット情報は今回、このイベントに現地取材を実施。グローバルな投資市場で活動するプレーヤーの声を伝える。

 映画祭の会場としても知られる、市内中心部のコンファレンス会場パレ・デ・フェスティバルにはファンドマネジャーや機関投資家、デベロッパーを中心に2万人弱が顔をそろえた。1年前には約3万人の参加者を集めたそうだが、金融危機が各国の実体経済を直撃するなかで、今回は大幅な規模縮小となった。

 4日間のイベント期間中、都市開発や建築設計といったテーマを含めて約80ものパネル・ディスカッションや記者会見が開催され、欧米の様々なファンドや金融機関、政策担当者が登壇する。2日目まで取材した印象では、これら多くの会議の話題は、未曽有の危機のなかで業界全体がどう生き残るかという点に行き着くようだ。会場には英国、フランス、ロシアなど各国の都市開発をアピールするブースがひしめいているが、前回目立っていたドバイなどの中東諸国はほとんど展示から撤退したそうだ。

 とはいえ、欧州一のリゾートで開かれるイベントには、派手な演出の展示やパーティーも盛りだくさんだ。数回にわたり、さまざまな話題を硬軟取り混ぜてお伝えしよう。開催期間は現地時間の13日正午まで。時差により、若干掲載タイミングがずれる点はご容赦いただきたい。

(本間 純=仏カンヌ)

(本間 純=仏カンヌ)日経不動産マーケット情報

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