コーポラティブハウスの計画では、参加者募集時に実現の可否や方向性がほぼ決まる。各住戸が外壁やテラスを自由にデザインできる「東五反田*桜テラス」の募集に際して、設計者の西田司氏は、生活をイメージさせる模型をつくり込んで計画の魅力を伝えた。

(模型写真:鳥村 鋼一)

 住戸内にはテーブルや書棚が置かれ、その上には食器や本などの小物が載っている〔写真1〕。共用部の入り口には住戸ごとに異なる10種類の郵便受けが並び、緑道の石畳は石の形に切り抜いた紙が1枚1枚張ってある。

〔写真1〕募集時の全体模型
約8mの高低差のある敷地に住戸を10層積み上げた。同じ模型を各階ごとに分解したのが最初の写真(模型写真:鳥村 鋼一)