地域ネットワークで中古住宅の流通活性化も

池田 浩和氏 岡庭建設専務取締役TARGET2020(写真:小林靖)

東京都西東京市の岡庭建設は、小規模な工務店ながら、不動産売買から設計・施工、リフォームまでをグループ内で行う体制を築いてきた。その取り組みを発展させた「地域ワンストップ」も本格的にスタート。ワンストップ化に乗り出した狙いなどを、同社の池田浩和氏が講演した。

 当社は、東京都のほぼ真ん中に位置する西東京市を拠点とし、今年で創立44年目を迎えた。役員を含めた社員19人と、パート4人で活動している。スタッフの約半分は近所に住み、お昼になると食事をしに自宅に帰るような、地域に根ざした工務店だ。

 西東京市は今も人口が増え続けており、現時点で約20万人。約9万2000世帯が暮らす。住宅産業が活発なところで、工務店や住宅展示場も多い。農家で相続があると、農地が建売住宅に変わるなどして、街並みがどんどん変わっている。

 創業時は大工による施工だけを手掛けていたが、今は設計にも力を入れている。また、不動産部門 (子会社)やリフォーム部門も立ち上げ、小規模な会社ながら地域におけるワンストップサービスを標榜して活動している。

 不動産やリフォームの部門には、意図的に「岡庭不動産」「おかにわリフォーム工房」というストレートな名前を付けた。地域工務店にとっては、地元で認知されることが重要なので、決してカッコいい名前ではないが、何の会社なのかがすぐに分かるような名前にしている。