ICTの最新キーワードが2020年には当たり前に

桔梗原 ICT(情報通信技術)のシンクタンクであり、調査やコンサルティングの受託、セミナーやカンファレンスの開催、コンテンツの企画などを中心に活動しています。都道府県のICT責任者が集まり、ICTを活用した地方創生などについて議論する都道府県CIOフォーラムを開催したりもしています。

安達 建設系のシンクタンクとして、官公庁が手掛ける異分野融合の政策立案をお手伝いしてきました。最近は民間の新規事業立案のサポートに軸足を移してきています。今年は地方創生に関連して、地方版総合戦略の立案支援も始めます。新規事業創出のプラットフォームづくりを目指します。

 さて、日本再生に向けた処方箋を語り合う前に、前提になる時代の変化を共通認識として整理しておきたいと思います。

 図は、1950年から2050年までの人口推移を示したものです。1995年までは人口増とともに自然発生的に需要が生まれていました。ところがそれ以降、まず生産年齢人口が、次に人口全体が減り始めます。もうすぐ世帯数も減少に転じます。これからはストックされたモノをいかにつなげて新たな価値を生み出すかが重要になっていくとみています。

●人口減少で産業構造が変わる

桔梗原 最近の技術のトレンドとしては、「クラウド」「ビッグデータ」「モバイル」「ソーシャル」「IoT(モノのインターネット)」の大きく5つが挙げられます。「ビッグデータ」は必ずしも新しいものではありませんが、クラウド環境の整備もあって必要なデータを安く手軽に手に入れ分析できるようになり、注目されています。これらの技術が2020年には当たり前になるはずです。それに対応できるように、準備しておく必要があります。

●ICT分野の注目技術