明治通りバイパスで駅前の混雑緩和

 また、サンシャインの南東側隣地にある造幣局が16年に、さいたま新都心(さいたま市)に移転し、跡地が再整備される。3.2ヘクタールある敷地の東側約半分は、防災公園とする。西側半分のうちの約3分の2は教育・研究機関の用地で、残り3分の1は、木造密集地域の建て替えを進めるための種地となる見込みだ。

「東京大改造マップ2020 最新版」に掲載した「池袋」エリアの地図の一部。同書では同エリアのほか、「大手町・日本橋」「銀座・有楽町」「虎ノ門・六本木」「品川」「晴海・豊洲」「有明・辰巳」「渋谷」「新宿・神宮外苑」「横浜」の計10エリアについて地図を交えながら将来像を解説している(資料:日経アーキテクチュア)

 池袋駅東口は、車の流れも大きく変わる。エコミューゼタウンの東側では明治通りのバイパス(環状5の1号線)が整備中。現在の明治通りは池袋駅東口の目の前を通っているが、19年度完成を目指すこのバイパスは、新庁舎の南側辺りで地下に潜り、目白通りを超えた辺りで地上に出て明治通りと合流する。

としまエコミューゼタウンの東側には明治通りバイパスが整備中。写真の手前辺りで地下に潜る(写真:日経アーキテクチュア)

 バイパスが完成すると、駅東口の交通量が大きく減る。豊島区はバイパス開通後、駅前の道路を廃止して歩行者広場を整備し、地下通路に光を採り込むサンクンガーデンを設ける構想を持っている 。

豊島区は明治通りのバイパスが開通した後、駅前を歩行者広場にする構想を持っている。現在、駅前を通っている明治通りは広場の南北でUターンする形だ。これは地下に光を入れるサンクンガーデンを設けるため。“ 駅袋”と呼ばれ、駅から外に人が出てこない状況を打開することが狙いだ(資料:豊島区)