南砂町駅で折り返し運転可能に

 東京メトロによると、東西線では南砂町より中野寄りの区間で遅れが拡大する傾向があるため、南砂町─茅場町間で遅延対策を行う必要があったが、用地や構造の問題で他駅は拡幅が困難なことから、南砂町駅を2面3線に改築することになった。また、2面3線化に伴い上下線の間に渡り線を設置するため、西船橋方面でトラブルなどが発生した際、現在は東陽町で行っている折り返し運転を南砂町まで延長するといった活用も考えているという。

南砂町駅の構内図。出入口はホームの両端のみだ(写真:小佐野カゲトシ)

南砂町駅の東方面改札。改良工事では駅中央部に広い改札口を新設し、既存の改札は廃止する(写真:小佐野カゲトシ)

南砂町駅の地上出口(出口1)。この出口は道路を挟んだ反対側に移設される(写真:小佐野カゲトシ)

 改良工事では、改札口の位置も変更する。現在の改札口は駅東側と西側の両端にあるが、ホームと改札を結ぶ階段はホーム両端にしかなく、混雑の要因になっている。既存の改札口は廃止して駅中央に広い改札を新設し、ホームとを結ぶ階段・エスカレーターもホーム中央寄りに複数配置し直すことで混雑の集中を防ぐほか、地上出入り口も4カ所を新設し、周辺から駅へのアクセスも便利になる。