かなりの難施工だった索道

 登山道に着くと、山の上の現場に資材などを運ぶ生命線となる索道が目に入る。片貝所長は「索道設備の設置は非常に大変だった」と振り返る。

 特に700m3のコンクリートを打設する必要があった支柱の工事は、難施工となった。ヘリコプターで生コンを運ぶのだが、有視界飛行が原則のため、荷下ろし付近にもやがかかれば飛行できないからだ。

 飛島建設はこの索道設備の工事に4年を費やした。

標高2000mの現場に資材を届ける索道の山麓停留所(写真:日経コンストラクション)

山の上の掘削現場から出たずりは、山麓停留所に到着後、自動で落とされる仕組みだ(写真:日経コンストラクション)

索道の1号支柱の施工の様子。尾根付近に設置する1号支柱に必要な資材は全てヘリコプターで運んだ(写真:飛島建設)

ヘリコプターから見た支柱工事の現場(写真:飛島建設)