五輪に間に合わせる暫定駅も

 JR東日本では概略の工程として、設計や手続きに3年、工事に7年、完成までに10年かかると想定している。アクセス新線は地下ルートであり、大がかりな工事になることが予想される。また、東山手ルートには大汐短絡線、西山手ルートには東品川短絡線の新設が必要になる。6年後に迫った2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に間に合わせるのは難しい。

 そこで暫定開業の可能性を検討している。臨海部ルートは既存設備を活用できる。国内線ターミナル北側に暫定駅を設置し、空港ターミナルとバスなどで連絡することを検討する。この計画の実工期は4年と想定している。

東京五輪開催までの暫定計画イメージ。暫定駅を空港島内に設置した場合(資料:JR東日本)

首都高速中央環状品川線の整備がすすむ品川区八潮エリア。写真奥の鉄橋が新幹線回送線と東海道貨物線(大汐線)(写真:大野 雅人)

港区芝浦の高輪ガード西側出口付近から見た東海道貨物線(大汐線)。錆びた架線柱も残っている(写真:大野 雅人)

大崎駅南側で行き交う東海道新幹線、横須賀線、山手線、りんかい線(埼京線)の電車(写真:大野 雅人)

羽田空港国際線ビル駅を出た浜松町行き東京モノレール。JR東日本のアクセス線はこの国際線ターミナルまで延伸する予定だ(写真:大野 雅人)

夜の東京貨物ターミナル。写真右手にJR東日本の在来線電車が走る日はいつか(写真:大野 雅人)

<訂正>
2ページ目に掲載した東京貨物ターミナルの写真のキャプションを訂正しました。りんかい線の回送線の位置について、初出時に写真の左側と記述しましたが、正しくは右側です。(2014年8月20日13時31分)