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ケンセツ的視点

ケンプラッツ

目次

  • 被災者から問われた報道の立場

    阪神大震災発生から4日後の土曜日。入社2年目だった私は休みを利用して、早朝の新幹線に飛び乗った。編集部からのアサインはなかったが、一記者として何かを伝えなければという使命感が先立った。多くの人が支援物資を荷物とするなか、重い一眼レフカメラと大量のフィルムを担いでいることに若干の引け目を感じつつ、神戸…

  • メディアは自然の猛威の前に無力で無意味なのか

    ジャーナリズムの現場には、良きにつけ悪しきにつけ、高邁な理想を抱えてこの世界に飛び込んでくる硬骨の士が少なくない。その中にあって、原稿を書く「作業」そのものが単純に好きで編集の世界を選んだ自分自身が、目の前にしている現実の重さの前に、何を書いて何を伝えれば良いのか、筆が止まって何も書けなくなるプロの…

  • まっすぐ見ること、忘れないこと、考えること

    阪神大震災は私の仕事や生き方にも少なからぬ影響を及ぼしました。例えば日経ホームビルダーという雑誌は、阪神大震災の経験がなければ今の形では誕生していなかったかもしれません。

  • 「立ち上がる力」で大切なもの、阪神大震災を振り返って

    「娘も、もう大学生なんですよ」。ほんの数日前、東京への出張がてらにひょっこり訪ねてくれた旧知のO氏は、目を細めて言った。私と同い年のO氏は、首都圏育ちながら関西の鉄道会社に車両デザイナーとして就職し、以来ずっと在阪。娘さんは1995年、阪神大震災が起こった年に生まれた。

  • アメ横の高架橋で耐震補強が始まる

    多くの人でにぎわう東京・上野のアメ横。公式サイトによれば、平日でも1日10数万人、年末には1日50万人の人出がある。休日の路上は身動きができないほど混雑する。

  • 同じ地震災害はない、阪神から20年の先へ

    同じ地震災害はないと実感した20年間だった。1995年1月17日、阪神大震災が発生。当時大学生だった筆者は地震工学の大学院に進学し、のちに記者になって地震が起こるたびに被災地を取材した。

  • 阪神大震災を知らない子どもたちへ

    あの日、JR芦屋駅から東に10分ほどの木造2階建てアパートの1階に、身重の妻と2人で住んでいた。国道2号線と阪急電車に挟まれた、西宮との市境。震度7の激震地だ。

  • デザインビルド時代(4)自称「建築家」は不要

    建築家ってなんだろう。設計者のうち、人をびっくりさせるのがとても上手な人が建築家を名乗るのだろうか。そうだったら設計事務所でなくてもいいような気がする。

  • デザインビルド時代(3)設計は建設会社で十分?

    デザインビルド人気は、2020年東京五輪までの一過性の出来事かもしれない。しかし、設計事務所に求められる職能が変わりつつある現実から目をそらしてはいけない。

  • デザインビルド時代(2)設計事務所vs建設会社

    デザインビルドは、工事費高騰や職人不足が取りざたされるようになってきた近年、特に増加傾向が顕著になっている。建築設計界では、デザインビルドに対する反発が根深いようだ。

  • デザインビルド時代(1)揺らぐ設計・監理専業

    設計と施工を一括で発注する「デザインビルド」が増えている。これまで国内における公共工事では、設計と施工を分離して発注するのが一般的だった。デザインビルドの新風が巻き起こるなか、設計・監理専業の設計事務所はどう対処すべきだろうか。果たすべき役割は?存在価値は?

  • 未耐震化住宅の被災の根本的原因について

    11月22日に長野県北部で最大震度が6弱の地震が起こり、白馬村を中心に、12月1日時点で全壊36棟、半壊65棟などの住宅被害が生じた。日経ホームビルダーや日経アーキテクチュアが現地取材で撮影した写真を何点か見て、「またなのか…」という感想を抱いた。かつて両誌の記者として地震による住宅被害を取材したこ…

  • 近隣交渉で設計者は表に出ない方がいい?

    建築設計者や施工者を対象に、「近隣トラブル」に関するアンケートを実施している。調査期間は9月12日までだが、これまでに寄せられた意見を一部、ご紹介しよう。住宅の建設時に発生した近隣トラブルの理由として、最も多いのは日影の問題だ。日影規制や北側斜線を順守していても、近隣住宅の住民から「うちの庭には日が…

  • 管理組合から“ノー”、リノベで想定外のクレーム

    リノベーションを得意とするある企業の役員から、「リノベーションに新規参入した建築設計者や施工者が、想定外のクレームを受ける例が増えている」という話を耳にした。特に区分所有のマンションの住戸をリノベーションする際に、トラブルに巻き込まれる例が多いという。

  • 変質する近隣トラブルに四苦八苦

    「近隣トラブルの質が変わってきたように感じる」。以前、取材の際にある建築設計者からこんな話を聞いた。都内で数多くの住宅設計を手掛けていたその建築設計者は度々、近隣交渉の矢面に立たされた。その経験から、交渉相手となる近隣住民に変化を感じたようだ。

  • 手づくりメカで床下を点検、蟻道や漏水はあったか?

    試行錯誤をして2万円程度でつくり上げた、お手製の住まいの床下点検メカ。実際に床下に解き放ち、その実力を試してみた。

  • 2万円で住宅向けの床下点検メカをつくってみた

    2万円程度の費用で、住まいの床下点検ができるメカをつくることはできないか――。そんな思いつきから、実際に自分でつくってみることにした。高価なプロ仕様には勝てないが、色々と試行錯誤をして奮闘してみた。

  • 土木界は「このままでよいのか、いけないのか」

    日経コンストラクションの読者投稿欄「ねっとわーく」には毎号、土木技術者を中心とする読者から熱い内容の投稿が寄せられている。土木界に対して体質の古さを憂い、変革を叫ぶ声もあれば、逆に変わろうとしていることに疑念を表明し、現状維持や伝統への回帰を主張する声もある。

  • 3Dプリンターが建築物をぶった切る

    注目を集めている3Dプリンター。建築業界にも活用の波が押し寄せているようだ。東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催していた「3D&バーチャルリアリティ展」や「設計・製造ソリューション展」などの展示会を集めた「日本ものづくりワールド」(2013年6月19日~21日)で、最新の3Dプリンターとその活用事…

  • 「茶畑崩壊」を予測したニッポンの防災力

    4月23日午前4時20分、浜松市天竜区の茶畑斜面で大規模な崩壊が発生した。静岡県はその約28時間前の21日午後11時50分、住民6世帯24人に対して避難勧告を出し、人的被害を免れた。崩壊を予測していたのだ。

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