フランス・パリで建設が進む美術館「ルイ・ヴィトン・ファウンデーション」は、設計から施工までBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)が大活躍している。曲面ガラスで覆われた外観のデザインだけでなく、コンピューター制御(CNC)の型枠を使ったコンクリートパネルやガラス部材の工場製作までも、BIMモデルデータを活用しているのだ。このプロジェクトは、2012年のアメリカ建築家協会(AIA)のBIMアワード最優秀賞に選ばれた。


 5月16日の夕方、AIA全米大会の会場となったワシントンDCのコンベンションセンターでは、AIAのTAP委員会(Technology in Architectural Practice)が主催するBIMアワードの授賞式が開催された。

 最優秀賞(BIM Award Citation)を受賞したプロジェクトは、「ルイ・ヴィトン・ファウンデーション(Foundation Louis Vuitton)」だ。受賞者のゲーリー・パートナーズとゲーリー・テクノロジーズの共同企業体(建築設計)、LVMHモエ・ヘネシー(発注者)を代表して、ゲーリー・テクノロジーズのマット・レイド氏(Matt Reid)氏が壇上で賞状を受け取った。


AIA全米大会の会場となったウォルター・E・ワシントンコンベンションセンター(左)とBIMアワード授賞式会場(右)(写真:家入龍太)

最優秀賞を受賞したゲーリー・テクノロジーズのマット・レイド氏(前列左から2人目)(写真:家入龍太)