今回の建設IT注目情報 ~同済大学「模擬地震振動台」~

 上海で開催された環境建築イベント「Better Building, Better World」を米スタンフォード大学とともに主催した上海の同済大学は、中国では建設分野に強い大学です。

 いったい、どんな大学なのかと訪ねてみました。芝生や樹木が豊富なキャンパスには、カーテンウオールに囲まれたピカピカのビルもあります。ビルの中に入ると、パーティションで区切られたスペースにおしゃれなデスクやパソコンが置いてあり、外資系企業のオフィスのようでした。

 キャンパスの奥深くまで入っていくと、なにやら街の風景シルエットのようなものがが目に入ってきました。

 近寄って確認してみると、ナ、ナ、ナ、ナ、ナント
 
巨大なビル模型群
 
だったのです。

上海・同済大学構内で発見した巨大なビル模型群。2階建て校舎と同じくらいの高さがある(写真:家入龍太)

 ビルを一つひとつ見ていくと、見たことがあるものもありました。上海で一番高いビルとして知られる上海環球金融中心でした。上部に四角い穴まで開いています。

 また、ビル群から離れた樹木の中に、オブジェのようにたたずんでいたのは、上海万博会場で最も目立つ中国パビリオンの模型でした。

上海で最も高いビル、上海環球金融中心の模型(右)と実物(左)(写真:家入龍太)

樹木の中にたたずむ中国パビリオンの模型(右)と実物(左)(写真:家入龍太)

 いったい、これらの模型はどんな目的で作られたのでしょうか。たまたま、巨大ビル模型群の脇で行っていた作業から、その謎が解けました。