イエイリはここに注目した! ~3Dモデルで継ぎ手の組み立て手順を表現~

 来年の春、SketchUpの使い方をマスターした大工さんは、頭の中にある3次元的な継ぎ手や構造などを3Dモデルとして自由自在に表現できるようになるでしょう。

 さらに、3Dモデルに動きを与えることで、
 
部材の組み立て手順
 
も表現できます。

SketchUpで表現した三方継ぎ手の組み立て手順と透視図。高知工業高校の授業で使っていた図面を田上氏が3Dモデル化した(資料:田上圭一)

 図面をもとに継ぎ手の3Dモデルを作り、部材ごとにばらばらに切り離して、図面に作り直すと完全に整合性のとれたものになります。その結果、もとの図面に潜んでいた不整合による間違いを発見することもあるそうです。

 大工さんがSketchUpを使いこなし、3Dモデルで自分の技やノウハウを表現できると、後継者に対する技術や技能の伝承もスムーズにいきそうですね。

家入龍太(いえいり・りょうた)
1985年、京都大学大学院を修了し日本鋼管(現・JFE)入社。1989年、日経BP社に入社。日経コンストラクション副編集長やケンプラッツ初代編集長などを務め、2006年、ケンプラッツ上にブログサイト「イエイリ建設ITラボ」を開設。2010年、フリーランスの建設ITジャーナリストに。IT活用による建設産業の成長戦略を追求している。
家入龍太の公式ブログは、http://www.ieiri-labo.jp/。ツイッターは、http://twitter.com/ieiri_lab