今回の建設IT注目情報 ~マテリアライズ社「SketchUp住宅コンテスト」~

 建物の3次元データから立体模型を作成する3Dプリンター用のソフトなどを販売するベルギーのマテリアライズ社では、4月19日から5月24日の間、住宅のデザインを競うコンテストを開催しました。

 3次元デザインソフト「Google SketchUp」を使って住宅を設計し、そのモデルデータの出来栄えを競うものです。

 上位入賞者の賞品として、
 
ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、3Dプリンターで作った
 
応募作品の模型
 
が授与されました。

 入賞作品は、ジノ・ロメリ氏の「Vハウス」(V Haus by Gino Lomeli )、オズボズ氏の「曲線の間に住む」(Living between curves by OzBoz)、シロージャ氏の「カフェ・アルファ」(Café Alpha by Shirroza)でした。

 3人の審査員は「どの作品も甲乙つけがたく、選考は難航を極めた」と語っています。それだけ、応募作品全体のレベルが高かったのです。

 その模型の写真がこのほど公開されました。いったい、どんな作品だったのでしょうか。見てみましょう。

 まず、ジノ・ロメリ氏の「Vハウス」。模型単体では分かりにくいですが、緑の斜面に溶け込むようにデザインされた住宅です。緑色の不規則な形状の格子と、石垣が特徴的ですね。

ジノ・ロメリ氏の「Vハウス」(V Haus by Gino Lomeli )の模型(写真:マテリアライズ社)

 次の作品は、オズボズ氏の「曲線の間に住む」です。まさに文字通り、縦横に曲がった曲線の壁に包まれた住宅です。3Dプリンターがないと、模型作りも難しそうです。

オズボズ氏の「曲線の間に住む」(Living between curves by OzBoz)の模型(写真:マテリアライズ社)

 3番目は、シロージャ氏の「カフェ・アルファ」(Café Alpha by Shirroza)です。オーソドックスな外観ながら、プランターやテーブルなど、細かいところまで作り込んでいます。

シロージャ氏の「カフェ・アルファ」(Café Alpha by Shirroza)の模型(写真:マテリアライズ社)

 

 上記の作品以外にも、受賞に準ずるとして審査員が3Dプリンターの模型を贈った作品がありました。いったい、なにが審査員の心をとらえたのでしょうか。