イエイリはここに注目した! ~おしゃれな雰囲気でBIMを語る~

 そのイベントとは、BIMソフトベンダーのエーアンドエーが6月25日の夜、東京・青山のカフェ「FIAT SPACE」で開催した「Vectorworks Designer's Night」です。

 デザイナーたちがカクテルを片手に、プロジェクターに映し出されたBIMや3Dデザインの作品を見ながら、語り合うおしゃれでムード満点のイベントでした。

 ミラーボールが輝く会場は、100人以上の建築設計者やデザイナーで超満員。講演の順番はその都度、くじ引きで決めたり、入場料を来場者が持つVectorworksのバージョンで変えたりと、遊び心が満載のイベントでした。

 一般的なBIM関連イベントとの大きな違いは、
 
女性の参加が多い
 
ということでした。3~4割は女性だったような感じです。

6月25日に東京・青山でエーアンドエーが開催した「Vectorworks Designer's Night」(写真:家入龍太)

 参加者の服装はおしゃれで、年齢層も20~30代と若めでした。発売直後のタブレット型コンピューター「iPad」をテーブルに置いて作品を披露する設計者の周りには、多くの女性が集まっていました。「iPadを持っているともてる」という仮説は、この会場では実証されていたようです。

 これまでのBIMのイベントは、「生産性向上」など業務効率を軸にするものが多かったですが、夜のイベントでは、学生への教育や、デザイナーの出会いの場など、バリエーションが広がってきたようですね。

家入龍太(いえいり・りょうた)
1985年、京都大学大学院を修了し日本鋼管(現・JFE)入社。1989年、日経BP社に入社。日経コンストラクション副編集長やケンプラッツ初代編集長などを務め、2006年、ケンプラッツ上にブログサイト「イエイリ建設ITラボ」を開設。2010年、フリーランスの建設ITジャーナリストに。IT活用による建設産業の成長戦略を追求している。
家入龍太の公式ブログは、http://www.ieiri-labo.jp/。ツイッターは、http://twitter.com/ieiri_lab