中央自動車道の笹子トンネルの事故を機に、インフラの老朽化に対する社会の関心が高まってきた。高度経済成長期に建設した構造物の老朽化が指摘されているが、これまでの建設投資のトレンドを眺めると、1990年前後に整備したインフラも膨大な量に上る。「国土強靭化」に向けて維持・補修関連の予算も増えつつあるとはいえ、すべてを維持し続けることは難しい。この連載では、インフラをめぐる老朽化のトレンドを主に定量的な側面から俯瞰。維持・更新投資額や社会資本ストックの将来推計を通して、人口減少社会におけるインフラの維持可能性や対処法について考える。

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