建設中の超高層マンション「グランドメゾン白金の杜 ザ・タワー」(東京都港区)で、鉄筋が足りないまま鉄筋コンクリート(RC)柱が打設されていたことが分かった。発注は積水ハウスで、設計・施工を大成建設が担当している。

「グランドメゾン白金の杜 ザ・タワー」の工事現場。3月25日時点で地下躯体工事の最中で、午前中からミキサー車が出入りしていた(写真:日経アーキテクチュア)

工事現場の内部を外苑西通りから見る。タワークレーン2本が立つ(写真:日経アーキテクチュア)

 同マンションはRC造の地下1階、地上30階建てで、総戸数は334戸。2013年1月に着工し、現在は地下躯体工事の最中だ。不具合は地下に設置したRC柱で見つかった。積水ハウス広報部によれば、計34本あるRC柱のうち19本で、主筋を固定する補強筋(拘束筋)の一部が設置されないままコンクリートが打設されていた。

 2月に大成建設が不具合に気付き、その翌日に積水ハウスに報告した。大成建設は2月下旬から柱のコンクリートをはつって補強筋を設置し、再打設する作業に入った。積水ハウス広報部によれば、手直しの工事は4月上旬に完了予定だ。