大規模な再開発が進む渋谷駅周辺で、地下に駐車場や駐輪場を整備する計画が動き出した。国道246号の南側には、JR渋谷駅の南口を設置する計画があり、新たな交通結節点となる。これに合わせて狭い駅前の地下を有効に使い、利便性の向上や交通渋滞の解消などを目指す。6月頃の都市計画決定・告示を目指す。

 地下駐車場については、駅西口の現・東急プラザ渋谷などを高さ約120mのビルに建て替える際に、設置することが決まっている。2013年6月に道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業として都市計画決定しており、地下2階に公益駐車場と荷さばき施設を整備する。

 このうち都市計画駐車場(第51号渋谷駅駐車場)として、移動制約者用の駐車場を10台分、設ける。荷さばき施設は7台分。東急プラザ周辺の渋谷中央街などの荷さばき需要に対応する。都市計画駐車場は駅周辺で開発計画を進めている駅街区の西口側ともつながり、こちらは移動制約者用に30台分確保する。

渋谷駅西口に加えて桜丘側にも地下2階に駐車場を設置して両者をつなぐ。桜丘側については2014年6月ごろの都市計画決定・告示を目指している(資料:渋谷区)

現在の東急プラザ渋谷。道玄坂街区として開発し、地上17階・地下5階のビルを建てる(写真:赤坂 麻実)

JR山手線渋谷駅の国道246号・首都高速3号渋谷線より南側を見る。JR駅の南口はこの辺りに設置される(写真:赤坂 麻実)

国道246号をJR線の東側から見る。写真左上のビルの向こう側の線路上にJR線の南口ができる(写真:赤坂 麻実)