駅前棟の商業施設は増床

 地上26階地下3階の駅前棟は、地下2階から地上10階までを商業施設とし、地上12階から26階までをオフィスとする。地上11階と地下3階には機械室を設けるほか、地下3階の下に大雨に備えた雨水の貯留槽を設ける。

駅前棟や鶴屋町棟を線路側から見たイメージ(資料:JR東日本)

駅前棟の線路側に設ける歩行者の回遊デッキ(資料:JR東日本)

 縮小したのはオフィスフロアで、商業施設は当初計画になかったフロアをアトリウムの上部に設けて増やしている。変更案の商業施設の延べ面積は約6万6000m2で、当初計画より4000m2増やした。オフィスの延べ面積は約2万8000m2となっている。

 アトリウムは、西口駅前広場と中央北・南両改札がある中央通路を結ぶ位置に設ける。1階から4階までの吹き抜けとし、各階には通路を設けて隣接する「相鉄ジョイナス」と接続する。

西口駅前広場側から見た駅前棟のアトリウム(資料:JR東日本)

アトリウムのイメージ。左側が西口駅前広場で、右側が中央北改札と同南改札(資料:JR東日本)

線路側を望むアトリウムの内観(資料:JR東日本)

駅前棟のアトリウムの内観。手前が西口駅前広場で幅約19m、奥行き約24m。高さは約18m(資料:JR東日本)

 JR東日本は「アトリウムを象徴的に際立たせたファサードデザインにする」としており、イメージ図を見ると4階の木目調の天井が10階に向けて曲線状に伸びている。この曲線を描いて伸びる壁が、ガラス越しに駅前広場から望める形になっている。

 駅前棟には、横浜駅周辺エリアの地域総合防災拠点を設置する。横浜市と連携して災害対策会議を開催できるようにするほか、大規模災害時に滞留者約1万人、帰宅困難者約3000人を受け入れる空間を確保する。