樹齢3000年の大楠が見られるコースも

 このほか韓国・済州島を発祥とするウォーキングコース「九州オルレ」は、新しい観光メニューとして注目を浴びている。なかでも武雄コースは、武雄温泉はもとより市内の樹齢3000年の大楠や古い街並みが残る長崎街道をルートに取り込み、変化に富む。観光客の人気が高いという。

 武雄コースは、2012年3月に設定・整備されたばかり。武雄市観光課によると、昨年度の1年間で、韓国人が約2800人、国内より約2400人が観光案内所にオルレで訪れた(パンフレットを配布)ことを把握している。実際には、さらに多くの入り込みがあったと考えているという。新たな観光需要の掘り起こしに成功した。

オルレは馬をかたどったサインをコース上の要所要所に配する。頭が向いている方向がコースの向きを示している(写真:村島 正彦)

九州オルレ「武雄コース」の目玉のひとつ、樹齢3000年の「武雄の大楠」。地域の小さな観光資源をネットワーク化して、ウオーキングによるヒューマンスケール、健康志向の観光が人気を呼んでいる(写真:村島 正彦)