新国立競技場の国際デザインコンペの1次審査通過者が決定した。全応募作品46点の中から11点が通過した。コンペを主催する日本スポーツ振興センターが10月30日、発表した。建築家の安藤忠雄氏が委員長を務める審査委員会が11月7日に実施する最終審査で、最優秀賞1点、優秀賞1点、入賞1点を決定する。審査結果は11月中旬に発表、表彰式は11月下旬に行う予定だ。

最終審査対象作品(資料:日本スポーツ振興センター)

 コンペは、東京都新宿区霞ケ丘町にある現在の国立競技場の建て替え案を募るもの。東京都が招致を目指す2020年夏季五輪でのメーンスタジアムと位置付け、8万人収容の全天候型競技場という条件で基本構想を公募していた。

 応募作品の提出を締め切った9月25日時点では、国内から12点、海外から34点の計46点が集まった。同センターは10月16日に1次審査を実施。最優秀賞を決める最終審査に進む作品として、国内から4点、海外から7点の計11点に絞り込んだ。

 安藤委員長は、「新しい時代の幕開けを告げる、ビジョンとメッセージを発信する11案を1次審査で選びました。地球の時代の、ひとつの見本となる建築が生まれることを期待しています」とするコメントを出した。