安全ケーブルなどで落下を防ぐ

 樹木にかかる風圧や、その対策としての固定方法については、2種類の風洞実験によって安全性を確かめている。

 1つの実験は、100分の1の模型を使ってミラノ市内で実施。もう1つの実験は、実際の樹木を使って米国のフロリダで行われた。両実験の結果を受けて、3種類の樹木用拘束器具がデザインされた。

 樹木は、土の中に埋め込まれた金属製のメッシュに、伸縮性のあるバンドで固定。培地や高木の幹は安全ケーブルでも結束され、万が一、幹から折れた場合でも落下しない。さらに、風の影響を受けやすい場所に配された高木については、根鉢を安全用のケージの中に収め、根の部分から横転するようなことがないように配慮している。

施工の様子(写真:左はFotogramma、右はLuca Buzzoni_Arup)

高木の固定方法(資料:Arup)