東西ドイツの統合から早いもので20年が経過し、昨年は節目を祝う多くのイベントでメディアが賑わった。ベルリンの壁の崩壊直後、娘を連れてバルト海をカーフェリーで渡り、塀の一部を土産にとベルリンまで行った。しかし、打ち砕くのに十分なハンマーを持ち合わせていなかったため、狙ったほどのビックサイズのコンクリート片はスウェーデンまで持ち帰れなかった。ほろ苦さを今でも思い出す。以来、世界中の建築家たちが競演し合い、変身していく街の景観には、他の成熟都市には見られないアトラクションがあった。2001年に竣工し話題をまいたソニーセンターのあるポツダム広場付近も、最近ではすっかり落ち着きを取り戻している。

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