コンビニエンスストア各社は、相次いで環境配慮型店舗をオープンしている。省エネ設備を導入することで、店舗の付加価値の向上と電力削減を狙う。

 ファミリーマートは、1月27日に東京都練馬区に環境配慮型フラッグシップ店舗「ファミリーマート豊玉中三丁目店」をオープンした。太陽光発電システム、LED照明、光ダクト採光システム、電気自動車充電器を導入。自家発電した電力で、自動車充電器も含めた店舗全体の電力の約3%を賄う。設備のほかに、店舗の建物にも高気密高断熱工法である木造FP工法を採用して、環境負荷の低減を図った。通常の店舗と比較して、約20%のCO2排出削減効果が期待できるという。

 事務所内には2日間の電気使用量が確認できる電子パネルを設置して、店舗スタッフにも省エネ意識を促す。ファミリーマート広報担当者は「今後も人口の増加が見込める都内に、環境配慮型店舗をオープンすることで、これからのコンビニエンスストア店舗づくりにどう活用できるか確かめたい」と話す。

豊玉中三丁目店に導入した主な環境配慮設備一覧(資料:ファミリーマート)

豊玉中三丁目店に導入した主な環境配慮技術(資料:ファミリーマート)

駐車場に設置された電気自動車充電器(写真:ファミリーマート)

LED照明を使用した看板。LEDは虫が好む領域の光を出さないので、防虫効果にもつながるといわれている(写真:ファミリーマート)

トイレに採用した光ダクト採光システム(写真:ファミリーマート)