定価:本体3,000円+税
日経アーキテクチュア 編
B5判 304ページ
ISBN:978-4-8222-6683-7
商品番号:190570
2011年1月29日発行

時に耐える建築―すべては「海の博物館」から始まった

新作「旭川駅」も収録。
初の作品・インタビュー集

現代を代表する建築家の建築物と思考の変遷をたどるシリーズ書籍の第3弾。
内藤廣氏は建築・土木分野を横断的に活動する建築家。
本書は日経アーキテクチュア創刊以来の内藤氏に関する記事を厳選し、
書き下ろし記事を加えました。「海の博物館」から最新の「旭川駅」まで、
内藤氏の主要作をすべて収録したほか、インタビューや特別対談も掲載した
同氏初の作品・インタビュー集です。
東京大学副学長としても活躍する同氏が初めて明かした
「東京大学での内藤式教育法」など、読みどころ十分な一冊です。

■ 「海博」まで(1950-1995年)

・インタビュー
「37歳の時、建築を続けてもいいかなと初めて思った」
「建築システムという窓から社会や経済が見えてくる」

・プロジェクト 
海の博物館・収蔵庫(1990年)/

・海の博物館、発注者と建築家の25年

■ 「牧野」まで(1996-2000年)

・インタビュー
「今の時代の困難は仕事のあるなしと関係ない」
「本当に百年持たせるならば構造形式から見直すべき」―柏木浩一氏との対談

・プロジェクト
安曇野ちひろ美術館(1997年)/茨城県天心記念五浦美術館(1997年)/古河総合公園管理棟(1998年)/牧野富太郎記念館(1999年)/

■ 「益田」まで(2001-2005年)

・プロジェクト
倫理研究所富士高原研修所(2001年)/最上川ふるさと総合公園センターハウス(2001年)/ちひろ美術館・東京(2002年)/フォレスト益子(2002年)/みなとみらい線馬車道駅(2003年)/リバーリトリート雅樂倶ANNEX(2005年)/島根県芸術文化センター(2005年)/

■ 特別対談

・施工を語る―加賀田正実氏+大川郁夫氏(ともに現場所長)
「『建築は人間がつくる』という一番大切なこと」

・構造を語る―岡村仁(構造家)
「解析だけではない構造家の本当の役割」

・住宅を語る―太田理加(元所員)
「人と人がぶつかり合う住宅設計は『試練の場』」

■ 「土木」へ(2006年-)

・インタビュー
「皮膜だけに頼った建築デザインは限界に」―藤森照信氏との対談
「土木を知って改めて感じた建築のゆがみ、個人主義」

・プロジェクト
日向市駅(2008年)/高知駅(2009年)/虎屋京都店(2009年)/旭川駅(2010年)

■ 設計手法・教育観

・インタビュー
「新たな技術と向き合って論理的に形を生む」―遠藤勝勧氏との対談

・内藤事務所のコスト管理術

・図面の上に描く内藤流スケッチ

・東大の10年間に見る教育観