筆者は、今まで様々なMVNO SIMを自腹で試し、使い勝手のレビューをこのコラムで紹介してきた。一般的なMVNOのデータ通信プランは、月に使える高速データ通信容量に限りがある。常用の限りある通信とは別口、別会計で、しかもパソコンでもダラダラ使える「使い放題」のサービスがあれば、筆者は常々思っている。

「LTE通信使い放題」のサービスを使いたい!

 今までもそうした使い放題のMVNOサービスをいくつか試してきた。日本通信の「b-mobile SIM 高速定額」、NTTぷららの「定額無制限」、U-NEXTの「U-mobile LTE 使い放題」など、今でも存在するサービスだ。

 これらのサービスを試したのは、2014年の終わりから2015年の初めあたりである。日本通信とU-mobileのサービスは、速度制限なしのLTE高速通信が使えるという、夢のようなサービスだった。

 しかし、思ったような速度が得られなかったり、「○日間で○GB」などの短期の利用制限に引っかかって思うように使えなかったりなどで使い勝手が気に入らず、継続して使えなかった。とはいえ、それは試用した当時の話で、現在は改善されている可能性もある。

 そんな中で、上下最大3Mbpsと速度が絞られているものの、安定して使えて使い放題サービスとして好感が持てたのがNTTぷららの「定額無制限」プランだった。これは筆者も気に入って、何カ月か使い続けた。

 ところが、MVNOのデータ通信プランがどんどん値下がりしてサービスが向上する流れの中、2980円という月額が高額に思えて、これもやめてしまったのである。

LTE通信の容量制限無しで公衆Wi-Fiサービス付き

 最近、ワイヤレスゲートが新しく使い放題プラン(「ワイヤレスゲート Fonプレミアムプラン」)を始めると聞いて、筆者は心を踊らせた。以前いいなと感じたNTTぷららの使い放題と同じく、上下3Mbpsで使い放題、しかもぷららの約半額の月1680円という話だった(データ通信のみのプランの場合)。

 ワイヤレスゲートはもともと、公衆Wi-Fiの有料サービスで知られた会社である。ワイヤレスゲートのSIMサービスを契約すると、公衆Wi-Fiサービスも付いてくるのが特徴だ。しかも、「BBモバイルポイント」「Wi2 300」「eoモバイル」「fon」など、複数の有力なWi-Fiサービスが利用できる。これはなかなかうれしい。

この先は会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら